🌺Dr.keiの研究室【開設18周年】🌺 ただただ書き続けた18年の日々を振り返り、ブロガーの未来を考える

本日、1月28日をもって、

BLOG「Dr.keiの研究室」
🌺創設18周年🌺

をなんとか迎えることができました👏👏👏

2005年1月28日に始めたブログ（当時は269gブログ）でありますが…

18年もの長い間、ずっと書き続けることができました。

これも、日々読んでくださる皆様のおかげであります。

改めて心から感謝申し上げますm(__)m。

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Today, January 28th, my blog, "Dr.kei's Laboratory", celebrates its 18th anniversary.

I started this blog on January 28, 2005 (at that time, the provider was 269g blog), and I have been able to continue writing for 18 years. I would like to thank all of you who read my blog every day.

I thank you all once again from the bottom of my heart.

Danke!!

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毎年、一応「記念日」ということで、記念記事を書いていますが…

今年の1月はとてもとても忙しいので、あまり力の入った記事は書けそうにありません💦

＞昨年の「17周年」の記事はこちら！
＞昨年の記念記事【読み物系記事BEST25】はこちら！

でも、二つ、明日と明後日で「メモリアル記事」を出したいと思います！

18年書き続けてきたブロガーにしか書けない「スペシャル記事」です💖（多分…）

で、今日のこの記事は「18周年」ということで、「これまでのブロガー人生」と「ブロガーの未来」について真面目に語りたいと思います。

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僕がブログを書き始めたのは、忘れもしない2005年のこと。

今の大学1年生が生まれた頃に、僕は「ブログ」を書き始めました。

それから、18年。つまりは、一人の人間が生まれて「成人」になるくらいの時間。

YouTubeが生まれる前、ニコニコ動画も生まれる前、TwitterもFacebookも生まれる前。（mixiが生まれたのはまさにこの頃の2004年）。

今じゃ手放すことができない「スマホ」もなく、「ガラケー」が世に広まった頃。

まだ、インターネットもそれほど多くの人に波及しておらず、その情報通信も脆弱で、「動画」ではなく、「文字」だけで成り立っていた時代。

2004年頃から日本で急速に広まった「ブログ」は、当時の日本の若者（僕もか…）が気軽に情報発信できるツールとして、大ブームとなりました。惡麺友らんちばさんも同じ2005年にブログを始めています👆

今でこそ、「ユーチューバー」だ「インスタグラマー」だ「ティックトッカー」だって騒がれていますが、そういう（今でいう）「ネット上のインフルエンサー」の元祖は、やっぱり「ブロガー」だと思うんですよね。（その前だと、（意味は違いますが）「ホームページビルダー」が時代を創っていましたよね😊）。

ブロガーとして最も人気を博したのが、ココだけの話、「真鍋かをりさん」でありましょう（笑）。彼女は「ブログの女王」と呼ばれていました。横国大出身の美人タレントさんということもあり、「写真」と「文章」で世の人たちを魅了しました。

2005年1月というと、僕が29歳の時。まだ20代だったんですね。

その頃はまだ、父方の祖母、母方の祖父と祖母が元気で、我が父も元気でした。

　当時まだ生きていたおじいちゃん🎵

このブログでは、当時まだ元気だった祖父母たちとのエピソードもいっぱい書いてきました。

この当時のブログ（269gブログ）は消滅してなくなっていますが、その当時に「ガラケー」で撮ったラーメンの写真は幸い残っているんです。

今のスマホのクオリティーと違い過ぎて、あれですけど、、、。

このつけ麺は、作草部にあった【らーめん幸】のつけ麺です。2005年当時、よくこのらーめん幸にみんなで行ってましたね～。千葉のラーメン好きの人でも、もう覚えていないんじゃないかな？！

あと、この画像が、当時のガラケーの画像クオリティーだったんですね💦

この18年で、ガラケー～スマホの画質が劇的によくなりました。

…

あれから、18年毎日毎日、雨の日も風の日も台風の日も大震災の日も書き続けました。

たまに、更新しない日も多々ありましたが、ほぼ18年、毎日書き続けました。

このブログには、20代末から40代の僕の言葉が無数に残されています。

主にラーメン記事ばかりですが、それ以外にも色んなことを書いてきました。

中身のある重たい話も、また中身のないふわふわした話も…

旅行に行ったときは、旅日記のブログになりましたね～。

先生としての「ぼやき」や「愚痴」や「不満」なんかもいっぱい書きました(;^ω^)。

ブログは過去ログをすぐに見つけられるので、何年の何月何日に何を書いたのかがすぐに分かるんです。だから、すごく便利というか、膨大な量の文章を瞬時に探し出せるというか…。

僕自身が一番、ブログに助けられ、励まされ、鼓舞してもらってきたかなって。

そんなDr.keiの研究室も昨年末に、「総アクセス数5000万突破」を果たすことができました。

＞その時の記念記事はこちら！

5000万アクセスを突破した今、もう目標は「数字」ではなくなりました。次に祝うのは「✨一億PV✨」ですが…、もう実際、それまで自分がもつかどうかも…。一億PVに達する前に、死んじゃうんだろうなって思う部分もあって。18年後？にブログをやっているかどうかも分からないですし。

だから、もう僕の目標は「数字」ではないんです。もう数字はどうでもいい💦　数字に振り回されるのもまっぴらごめんだ。数字に振り回されるのは、「お仕事」だけでいい。ブログは「最高の遊びの実践」です。

そんな「数字」よりも、「言葉の力」をもっと大事にして、「言葉」を残すことに力を入れたいなって思うようになってきました。生きた「言葉」を。

今の時代、もう「映像」が圧倒的に強くて、「言葉」「文字」ではどうあがくこともできないんです。どれだけ「よい記事」を書いても、「おもしろい動画」には勝てないんです。「新聞」が「テレビ」に負けたのと同じことが、インターネットでも起こったんですね。

それに、文字ベースの媒体でも、「ブログ」よりも「Twitter」や「note」の方が圧倒的に強いんです。Twitterで多くのフォロアーを獲得した人の「言葉」なら、まだ世の中にパンチを与えることができるかもしれませんが…、ブロガーの言葉はもう今や、「ないもの」に等しいわけです。

何をどうやっても、「ブログ」ではこの激しく流動するインターネットの世界で勝ち上がることはできないんです。どんなに丁寧に深く素敵な記事を書いても、インフルエンサー？の「美味しかった」「うまかった」の一言に勝てないんです。勝てないだけじゃない。どれだけあがいても、読んでももらえないんです。

でも、勝つか負けるか、じゃなくて…。

一つでも「よい記事」を、一つでも「優れた記事」を、一つでも「生きた言葉」を、ブログを通じて発信していけたらって思うんです。願うんです。

僕も一応、「言葉」「文字」を大事にする古典的？な文系の学者の端くれです。「言葉」「文字」「言語」をどこまでも愛している人間です。「美味しかった」「うまかった」では語り切れない部分を語りたいんです。言葉にしたいんです。「数字を稼ぎたい」よりも「言葉にしたい」の方が強いんです。

そんな人間が、学問の中でではなく、学問の外で、こうやってネット上で文字にして語ることで、世の中に何かを伝えることができる。そこにこそ、僕がブログを続ける理由がある気がするんです。

今でも、ときおり（稀に）ラーメン店主さんに「ブログ、見てますよ」って声をかけてもらえます。先日も、身バレしてないと思われるお店で、こっそりとそう言われました（苦笑）。一般大衆向けのメディアとしては「力及ばず」ですが、あれやこれやと日々好き勝手に言われるラーメン店主さんのお力になれる記事（忖度はしないけど、ちゃんと心を込めて書く記事）はまだまだ書けるなって。

…

昨年の記念記事でも書いたように、僕の届けるべき相手は、「mass（大衆）」ではなく「meso（中間・中間層）」なんだろうなって思います。つまり、ユーチューバーやインスタグラマーやティックトッカーを支持する層ではなく、それ以外の層。

とはいえ、学者や研究者や一部のインテリや権力者たち（ハイソな方々）でもない層。

真面目にラーメンづくりに取り組んでいるラーメン店主さんや、ちゃんと考えて食べ歩きをしているラーメン好きの人たち、更には、日々色んな事を考えていて、ツイッターやインスタじゃ物足りないっていう人たちや、学問の世界に入りたいけど、敷居が高くて入れない人たち…。赤ちゃんやお母さんのために何かしたいって考えている人たちや、教育や保育に日々励みつつも、悩み苦しんでいる人たち…。

この世界の中で、mass（大衆カルチャー）から距離を置きつつ、一部の特権的（？）な地位や立場にあるわけでもない、「善良な市民」「善き人々」がこのブログの対象なんだなって。宮台先生風に言えば、「損得」ではなく「正義」「真理」「愛」で動くことのできる人たち。そういうmesoの領域を生きている人たちとつながりたいんですね。

そこを目指してきたのが、そして、今後も目指していくのが、僕の「ブロガー像」かなって。言い方は悪いけど、ただただ情報が欲しい人、ただ情報に飢えている人、知名度があるから読もうと思う人、見たいと思う人は、別にこのブログを見る必要はないんです。他に「情報」なら死ぬほど溢れているわけで…。

そうではなく、どんなトピックスであれ、まともに考えている人（考えられる人）や損得で動くことが嫌いな人に「いい記事だね」って思ってもらえるよう、尽力したいんです。

実は、ラーメン記事もどんどんその傾向を強めています。

気づいている人もいるかと思いますが、今、僕は「家系ラーメン」を断っています。最後に「家系」のラーメンを食べたのは、昨年の6月の「杉田家」です。

僕は「家系ラーメン」がホントに大好きで、「末広家」「千葉家」「杉田家」のラーメンには心から愛情をもっています。でも、2年くらい前に「柏王道家」の清水さんがYouTubeに登場し始めた頃から、空前の「家系ブーム」が起こっていまして、2022年はもう「家系ラーメン一色」になっていった気がします。そこに自分も便乗したら、massになってしまう…、と距離を取ったんです。

本当に美味しい家系ラーメンは好き。でも、そんな家系ラーメンに群がる人々（mass）に迎合したくないし、同じ土俵にも立ちたくない。その結果、「大好きだけど、食べません」という、わけのわからない（初期の新海映画のような）結論を出して、今に至っています。

「大好きだけど、さようなら」（新海誠さん風でしょ？！　でも、このわけのわからない家系ブームが過ぎ去って、またmass的な客たちが消えてなくなったら、すぐに行きます！✨）

その空前の「家系ブーム」の背後で、「美味しいのに、話題にならないお店」がいっぱい苦しんでいます。2022年は、コロナ✖ウクライナ戦争で、日常必需品の多くが値上がりしています。物資もエネルギーも何もかもが「値上がり」しています。ラーメン店も（他の飲食店も）、経営的にとても厳しい状況にあると思います。

＞それを受けて、こんな記事も書きました。

本当に自分自身が心から大事にしたいお店をしっかり応援する、というスタイルもこの1年でこだわってきました。今の自分がしなければいけないのは、「いい仕事（いいラーメンづくり）をしているお店」を大事にすること。

家系ラーメン店なら、別に僕じゃなくても、誰でも、誰もがネット上でいいことを書いてくれます。家系ラーメンじゃなくても、お金や知名度があれば、この厳しい時代もすんなり生きていけるでしょうし、影響力のあるインフルエンサーを巻き込むことも容易でしょう。

でも、僕が目指すのはそこじゃない。

（お客さんのためにと思って、頭を使ってなんとか）安くて美味しいラーメンを真面目につくり続けているラーメン店主さんのお店を支えたいんです。それって、実はこのブログを始めた当初から変わらないスタイルでもあるんです。

作草部にあった「らーめん幸」の店主さんは、まさにそんな真面目なラーメンの作り手でした。そんな突出したラーメンを作っていたわけではないけれど、安くて美味しい普通のラーメンを丁寧に作ってくれました。

僕がそういうお店を応援しないで、いったい誰が応援するというのだろうかって。

不器用なお店、美味しいのに経営が得意でないお店、損得を考えないで自分が「これだ！」と思うラーメンを作り続けているお店、ただただバカみたいにラーメンづくりに励むまっすぐなお店、地味で目立たないけれど、ちゃんとしたラーメンを丁寧に作るお店…

そういうお店のことを一番に考え、そして一番大事にする。そういう態度で、これからも「ラーメンブロガー」の道を歩んでいきたいなって思います。

（そんなお店を、明後日、特別記事として公開したいと思います👆）

マスメディアや評論家やインフルエンサーたちに迎合せず、また、そういう人たちの情報をバクバクと食べるだけのmassにも迎合せず、そういう人たちが見ていない世界を、見ようとしない世界をしっかりと「言葉」と「写真」で伝えていければ、それだけで僕の最後のミッションは達成されるかな、って。

…

僕も今年で48歳になります。

もう若くないです。髪の毛も儚くなってきました（苦笑）。

いつまで「ラーメンの食べ歩き」ができるか分かりません。らんちばさんのように還暦を迎えても元気に食べ歩けるかも分かりません。数年後には、糖尿病になり、透析を受けている可能性も低くなさそうです。脳梗塞や心疾患で倒れてしまうかもしれません。それ以前に、がんの告知を受けて、何かを食べる気力もなくなる恐れもあります。（父の末期の症状をみて、そう思いました）

だから、「アクセス数」やら「数字」やらを気にするのも愚かだし、mass相手に「みんなが喜ぶ記事」を書くのも無意味だし、別に自分が有名になりたいわけでもないし、…自分が心から素敵だなぁって思うラーメンを、ラーメン店を書いて、本当にラーメンが好きな人に届いてくれればいいかなって思うんです。

このブログを普段から読んでくれている人って、多分、自分と同じような人なんだと（勝手に）思っています。少しひねくれ者で、流行りのラーメンとかが嫌いで、自分の感性に正直で、「好きなものが好き！」っていえるような人たち。

5人だけかもしれないし、10人いるかもしれないし、50人くらいいるかもしれない…。

そんな仲間たちのために、仲間たちと共に、限られたラーメンライフ（人生そのものが有限！）を楽しみたいなぁって心から思うんです。それが、18年目を終えた僕の心境です。

これは、旧大地のあった店舗で営業していた「くまもと来来ラーメン」のラーメンです。

多分、2006年頃の写真だと思います。

ここのおじちゃん、大好きでした💖

ラーメン自体は、熊本から取り寄せただけのラーメンでしたが、これはこれで美味しかったんです。

「スープはうまいよ。だって、熊本から送ってもらっているスープだからな。がっはっは！」って。

そう。美味しけりゃなんでもいい。安くて美味しけりゃ、それだけで幸せになれる。

学生時代が長くて、お金のない生活を長年してきたので、安くて美味しい食べ物を愛したいんです。（だから、ラーメン1000円問題に首を突っ込んで、色々書いたりしています）

…

そんな感じで、19年目も地味に地道に、ラーメンをめぐる旅を続けたいと思います。

とはいえ、自分の身体を十分にいたわりつつ…。

そうそう、この1月から、「ラーメン以外グルテンフリー」という生活を続けています。ラーメンの麺以外の「グルテン」をとらない生活です。パンやインスタント麺やお菓子を封印して、「豆腐」と「卵」を中心にした食生活に変えました（SUGIZOの影響から…）。パンを食べなくしたのは、ちょっと辛いけど…

ただ、原理主義者じゃないので、美味しいパンがあれば、食べます！😊

目指すのは、「可能な限り一日でも長くラーメンを食べ続けられる身体づくり」です。一日でも長く、一杯でも多くのラーメンを食べられるよう、50歳になる前に、しっかりと自分自身を見つめ直します。

無理もしません。たまに旅先で無理をすることもあるだろうけど、日常生活においては無理はしません。ラーメンの記事を書くためだけに（無理して）食べる、というのもやめます。

それより「よい記事」を心を込めて書く、ということに集中したいのです。

ま、とはいっても、コロコロと変わるのが、僕。

19年目はどんな1年になるかな。来年は20周年のアニバーサリー🎵

なんとか頑張って、2025年1月に、20周年を盛大にお祝いしたいな…🌸

今後もひとつ、どうぞよろしくお願いいたします。

kei

ではでは～💖

（この絵は、一応「kei」の似顔絵だそうです…苦笑）