日々、更新を続けるブログですけど、、、
今夜は、すごく疲れたので、グルメレポはお休みします💦
まだ、upしてないお店、いっぱいあるんですけどね。
まぁ、なので、今日は、あてどなくあてどないことを。
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9月末から新学期が始まって、もうヘロヘロのヘロヘロ…
こんなに僕の仕事って、疲れる仕事だっけ??って。
心というより、体力的に疲れる、、、
20代、30代とずっと走り続けて、もう40代後半。
気持ちはともかく、体力的には、かなり落ちてきているなぁって。
でも、自分のライフワークである「講義」については、頑張って気合い入れてやってます。
昔みたいに、怖いこと?を言わなくても、(ほぼ)みんなしっかり聴いてくれるし、私語もないし、寝てる子も(僕が気づくかぎり)いません。そこはすごく感謝してるかな。(まぁ、寝てたら寝てたで、すぐ起こすんだけど…苦笑)
でも、それは、僕の話を聴いてほしいから。僕の話、というか、僕自身が今話せる最大限のことを話しているし、きっとその話は、将来の学生たちに大切な話だと自分自身が思っているから。
僕の講義は、いつでも「今」と直結してます。今、アクチュアルな話題やテーマを常に取り入れているから、そして、データとかに基づいて、少し未来の話もいろいろしているから、しっかり聴いて、少しでも、ちょっとでも賢くなってもらいたいから…。10年後、20年後には通用しない話じゃなくて、30年後も、40年後も通用する話を、って意識してます。
講義の内容はこのブログで時折公開してます。
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この数年で、ホントに色んなことがあって、僕自身も変わった気がしています。
一皮むけたっていうのかな。あまり「ウケ」とかを狙わずに、でも、面白い講義がちょっとずつできるようになってきたかなって。
もちろん、全員の学生に「面白い」って思ってもらうことはできないし、「あー、この先生、無理~」っていう学生も当然います。100人いたら、100人全員に「面白い」って思ってもらうのは、やっぱりこの年になっても難しいです。
でも、昔よりもずっとずっと多くの学生に、「よかった」って言ってもらえているかなっていう感覚はあります。
ただ、実際、万人受けするような講義をするのって、そんなに難しくはないんです。難しい話はやめて、学生たちに身近な話をしながら、ちょっと学術的な話を盛り込めばいいわけで、それは簡単なんです。
そうではなく、「本当に大切な話」を、きちんと学問的背景を踏まえて丁寧に話しつつ、講義を聴いている学生に「よかった」「面白かった」と言ってもらうのが難しいんです。
面白さを追求すると、「無難なこと」だけじゃなくて、「ちょっとヤバいこと」も話さなければなりません。教科書に書いていることをそのまま読み上げるのではなく、「こんなことを話しちゃっていいの?」っていう話を、聴いている学生が誰も不快にならないように配慮して、するんです。
それは、リスキーな道です。
無難なことを無難に話せば、誰からも訴えられることはないし、嫌われることもない(&好かれることもない)。でも、無難じゃないことを話せば、誰かに訴えられたり、文句言われたり、満足度アンケートに悪く書かれたりするリスクが高まります。
そのすれすれのところを、昔よりは上手に渡り歩けているかな、って。(欲を言えば、めっちゃ瀬戸際を攻めながら、悪意ある批判を回避しながら、みんなの満足を引き出したい…、と。なんて高望みなんだろ、、、💦)
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あー、また語っちゃった…(苦笑)
あんまりここでは日々のことは書かないけど、やっぱ、僕って、「教育オタク?」なんだろうな。
別に組織で偉くなりたいわけじゃないし、当たり障りないサラリーマンになりたいわけじゃないし(なれないし)、みんなで仲良く楽しく🎵ってわけじゃないし、ただただ「いい講義(授業)がしたい」っていうだけなんだよなって。
オタク的には、「最高の講義をやって、自分が満足したい」っていうのが強いかな。
でも、それゆえに、毎回、「あー、今回もダメダメだった」ってなるんだ。今日も落ち込んでる(苦笑)。
昔からこのブログで書いてるけど、「90分の講義を1分に感じさせたい」というのが僕の夢。みんなが「え? もう終わっちゃったの?」って思ってもらうような時間を創りたい。
そういう時間を創るためには、「面白い話」だけじゃダメ。「楽しい話」だけでもダメ。ジェットコースターみたいに、上へ、下へ、右へ、左へとぐわんぐわんと揺れ動いていかなきゃいけない。スピードも大事。
特定の学生と仲良くなったり、特定の学生とどこかに食べに行ったりっていうのも、そりゃ楽しい。
でも、それは「目的」でも「ゴール」でもなんでもない。
僕の目的は、僕のゴールは、昔も今もこれからも「90分の講義を1分に感じさせたい」ということだけ。
そうそう、今年もね、アンケートで学生に、「kei先生の講義が聴けたこと」が「この学校に入ってよかったこと」だって、書いてもらえた。
僕と出会えたことじゃなくて、僕の講義が聴けたことが「よかったこと」って言われるのが、僕にとっては一番嬉しいこと。でも、もっともっとたくさんそう書かれたい(苦笑)。
そのために、これからも地味に地道に精進します。
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この本は、「よい授業」を考える上でホントにいい本です!
この人が僕の一番の憧れの「授業者」です。
日本で一番「授業」にこだわった実践者。
この本も僕のバイブルです!