日々、慌ただしく過ぎていきます。
仕事をしていると、その仕事に忙殺されて、自分の本当の目的を見失いがちになってしまいます。
僕の今最もすべきことは、ただ一つでして。
その一つのことを実現するために、重い腰を上げて、またドイツに行ってきます。
毎冬、学生たちをドイツに連れて行くのは、学生のため。そして、自分の教育の完成のため。
けど、一人で、自分の責任で、自分の研究のために行く、というのは、やはり「大変」なんです。
自分の人生を高めようとしなければ、わざわざ、ドイツに一人で行ったりはしないです。
ドイツに行くって言ったって、遊ぶことはほとんどなく、ひたすら研究ですからね。
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昔、僕が今の勤務校に就職する時、とある先生に言われました。
「kei君、就職をすると、研究しなくなる人が本当に多いから、それだけは気をつけてね」。
きっとご本人は、僕にそう言ったことなど覚えていないんでしょうけど、、、
僕は、この言葉をしっかりと頭に叩き込みました。
世の中、研究をしない「学者」が多いみたいです。
僕なんかは、「海外(ヨーロッパ)に行ってこそ、学者だろ?!」と、教え込まれました。
学問が生まれ、そして発展したのは、まちがいなく欧州。
ギリシャ、ローマ、イタリア、ドイツ、フランス、イギリス。
そういう場所で、研究することが、やっぱり文系の研究者、学者の任務なのでは、と。
けど、仕事が忙しいと、そういう大変な研究活動を削っていってしまいます。
まず、簡単に削れるのが、「研究」ですからね。
近年、論文の捏造とか、論文の「インチキ」が指摘されています。
が、それくらい、研究って、しんどいものなんですよね。
答えがないところで、もがかなければならない。
文系の場合、そもそも「答え」なんかないわけで、ひたすら答えを求めないで、考え続けなければならない。
「教育」という営みにいたっては、もう、絶望的に答えが出てこない。
「これが、本当の教育です」なんていう論文があったら、それは100%、狂ってるわけで。
だから、「研究」を放棄する研究者や学者を否定する気にはならない。
けれど、僕は、やり続けたいと思う。
「真実」を求め続けたいと思う。
大変だけど。。。
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これまで、今に至るまで、たくさんの教育学者が欧州に行き、そこで研究してきました。
僕の尊敬する先生たちも、ドイツでたくさん学んできましたし、研究してきています。
その先輩たちに少しでも追いつけるように、そして、乗り越えられるように、地道に頑張り続けたいのです。
それだけ。
どんな旅になるのか、分からないけれど、とにかく全身全霊で、やってくるしかない。
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と、いいつつも、それなりにまた、「ブロガー」的にも頑張ってきます。
海外のラーメンは、今や、いろいろと注目されています。
このブログでは、開設以来、ずっと海外のラーメンを追い続けてきました。
グローバルな視点での「ラーメン情報」は、ずっと僕の大きな課題でした。
今回もまた、いろんなラーメン店を探し、紹介していきたいと思います。
今回は、これまで行ったことのない国に何カ国か行くので、その国のラーメンも紹介できたら、と。
もちろん、新しい音楽にもいっぱい触れてきます。
やっぱ僕は欧州の音楽が好き。クラシックじゃなくて、今のヨーロッパの音楽。
そして、それを、今やっている「NEIN!」に還元できたら、と。
研究と、ラーメンと、音楽。
まさに、このブログそのものです。
更新をお楽しみにー!!!(楽しみにしている人がいれば、、、だけど、、、汗汗汗)
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さ、あと少し、頑張って、行く準備を終えようっと。
っていうか、全然、終わってないんですけど、、、
また徹夜かーーーー(;;)