先週末から二週間ほど、いつもと違う生活を送っています。
一言でいえば、めちゃめちゃハードな日々を過ごしています。
生きるって、生活するって、大変なんだな…って。
…
そんな中でも、やっぱりラーメンは食べたい💛
ふとツイッターを見ていたら、、、
2/13(日)~販売開始!🍜
— 中華蕎麦 ごとう (@hJ3IfEpz3UIxrwp) February 11, 2022
まーみん麺スペシャル!
🌸🌸🌸『さくら柚子みぞれ』🌸🌸🌸
初回!柚子おろし(雪)は、出口農園さんの大根を使用させて頂きます!🥰
⚠️トッピングは承りますが、別皿での提供になります。この絵柄を崩したくないので。作り手の想いを、汲み取ってもらえたら、嬉しいです😭 pic.twitter.com/DSdm4sDtF8
なんとなんと、、、!?
中華蕎麦ごとう
が、昨年くらいから一気に千葉ラーメン界で人気YouTuberとなったまーみんさんとコラボをやるんですって!
中華蕎麦ごとうを応援する僕としては、これは食べに行かねば!!!、と。
前回のこの鶏しお蕎麦、ホントに凄かったなぁ、、、(n*´ω`*n)
発売日当日は、なんとまーみんさんと店主さんの二人体制での営業でした。
混む時間帯を避けて行ったので、混乱した感じではなく、穏やかなイベント日みたいな?!
今回のイベントのためのオリジナルの暖簾もとても素敵でした。(暖簾まで作ってしまうとは…💦)
店内には、まーみんさんがいて、丁寧な接客をしていました。
今回の主人公?ということで、一人ひとりに応じた接客をしていて、ちょっと感動しちゃいましたね。イマドキの若者ということもあり、写真撮影も、自らお客さんに応じていて、「写真、撮りますか?」と声をかけている姿に、「すごいなぁ…」、と。ステルス系の中年ラーメンブロガーの僕にはとてもマネできるものじゃない、、、💦、と。
券売機です。
今回のお目当てはまーみんさんとのコラボ企画限定、
🌸さくら柚子みぞれ🌸
であります。
若手人気ラーメンYouTuberまーみんさん×新鋭気鋭の中華蕎麦ごとう
若手同士の夢と希望のコラボレーション。
いったいどんなラーメンなのでしょう!?
…
しばし、待ちまして、、、
まーみんさんがラーメンを運んできてくれました。
ジャジャーン!!
こちらが、2月13日から約1か月半ほど提供されることになる、
まーみん麺スペシャル
さくら柚子みぞれ
であります\(^o^)/
とても美しく綺麗で華やかなヴィジュアル系のラーメンですね🌸
柚子入りのみぞれが立体的で、三次元的な広がりのあるラーメンになっています。
zoom up!
スープは、塩ベースの鶏塩スープ。
中華蕎麦ごとうらしい鶏スープに、まーみんさんのイメージするトッピングが乗っています。
柚子みぞれ(おろし)は、【冬】をイメージしたもので、雪のような印象を受けます。
そして、桜花&芽ネギonラディッシュ! こちらは【春】をイメージしたものらしいです。
あと一ヵ月少し経てば、もう春の足音がはっきりと聴こえてきます。
今年の冬はとても寒く、雪も何度か降ってくれて、久々に「冬」を強く意識する冬でした。
そんな寒い冬に、柚子おろしを溶かして食べる鶏塩スープはとっても温かいですね~💓
そして、そこに桜花が入ることで、春の兆しを感じさせてくれます。
こういうのだったかな?!?!
…
新鋭気鋭のイケイケのごとうのラーメンが、まーみんさんのおかげですこし「ほんわか」した感じになっている気がしました。悪い意味では決してないですが、ごとうのラーメンって、それこそ若手の新店ということもあり、トゲトゲとした感じがするんです(いい意味ですよ!)。その「棘」こそが、新しいお客さんの心を刺すわけで、そういうのはとても大事なんです。
でも、今回のこの限定ラーメンは、「まーみん」の要素が入り込むことで、その棘が和らいで、優しい味になっているなぁって思いました。女性のラーメン好きの人には是非とも食べて頂きたいですね~。
それと、柚子おろしのおかげで、どんどんその優しさが増していくんです。まーみんじゃなくて、ユーミンの「優しさに包まれたなら」が脳内BGMに…(;^ω^)
なんか、いいコラボだなぁって思いましたね。
若い店主さんと若いラーメンYouTuberのコラボ、おじさん的には嬉しい気持ちになります。
僕もず~っと前に、大好きなお店の店主さんとコラボラーメン、やったもんなぁ…。
>僕とラーメン和屋のコラボつけ麺をらんちばさんがレポしてくれています💓
なんか、「新しい時代の到来」をひしひしと感じますね😂
そして、こちらが麺です。
この麺は、…前回の限定でも使った全粒粉入り麺ですかね?!
通常のラーメンはたしか違ったような、、、
古めかしい麺でもなく、また異色過ぎる麺でもなく、、、
イマドキっぽさを感じながらも、違和感のない食感の麺でした。
柚子とみぞれ(おろし)がスープに徐々に混ざっていき、味が変わっていきます。
この変化がすごく面白いですね。
いわゆる「味変」をすると、味が濃くなる傾向がありますが、ここのは違います。
みぞれがスープに溶け込んでいくことで、より爽やかで優しい味わいになるんです。
そこに、柚子の風味がふわっと感じられて、ホント冬から春に変わる感じがして、面白いですね。
チャーシューはなくて、豚バラ肉?がゴロゴロと入っていました。
さっぱりした味わいでありながら、脂身の多いこの素肉がいいですね。
最後の最後まで心地よく潔く、そして爽やかな鶏塩ラーメンでした💓
…
そして、食べ終わって是非食べたいのが、、、
和え玉(+200円)
です!!
前回も食べましたが、今回はちゃんとスープに麺を入れて食べます🎵
魚粉とタレの入った麺を混ぜてそのまま食べても美味しいですが、、、
今回はこの麺を、みぞれ鶏塩スープに入れて食べます。
いや~、これがちょっと想像以上に美味しくて、嬉しくなりましたね~。
わりと攻撃的な味わいの和え玉なので、スープの味も強くなります。
麺の量は半麺くらいなので、いい感じでお腹いっぱいになれるかな?!
***
というわけで、、、
今の千葉駅エリアで一番輝いている中華蕎麦ごとうと、今の千葉のラーメン界で輝きを増しているまーみんさんの夢の希望と未来のコラボラーメンのレポをお届けいたしました。
なんか、心から「いいなぁ~」って思うコラボだったかな?!
派手さがなくて、素朴で、そしてアットホームなイベントデーって感じでした。
こちらがまーみんさんの「中華蕎麦ごとう」の実食動画です。
動画を作るのも大変…ですよね。
僕も動画編集色々やってみましたが、「無理だ~」ってなりました💦
まーみんさんの動画は、シンプルで、ほんわかしていて、独特な世界観がありますね!
こんな素敵な動画が作れるなんて、ホント、凄いなぁって思います…。
…
20代の時に僕もラーメンに目覚めて、い~っぱい食べ歩いて、い~っぱいネットで記事を書いて…、そして、気づけば40代半ばになり、、、
そうこうしている間に、どんどん若い人たちが、作り手になり、情報発信者になり…。(もうブロガーなんて出てこないけど、他のSNSで積極的にラーメン情報をアップする人はどんどん出てきていますね🎵)
かつてフリークとして「若手」だった僕も、もうすっかり「古株」になり、新店の話題についていけなくなり(苦笑)。かつてのギラギラとした情熱もなくなり、日々の生活にただ追われていて、、、
なんか、時代の終わりと、新たな時代の始まりをすごく強く感じたかなぁ~…
そういう意味でも、今回のコラボはホント「いいなぁ」って思ったんですよね。作り手の方も情報発信の方も、若い人たちが確実に次のラーメンの時代を築き上げようとしている…
これで、安心して「ラーメンフリーク」「ラーメンブロガー」の看板も下ろせそうだな、とも(;^ω^)
…
ただ、その古株として(完全に老婆心的に)思うのは、「あまりラーメンを狭くとらえないように」ということかな。
*ここから先は、僕のつぶやきというかなんというか…。
ラーメンについて書いたり語ったりしている人だけ読んでいただければ、と。
また、具体的に特定の誰かに対してという話では決してなくて、「一般論」として読んでいただければ幸いです。(ネット、SNS、動画サイトなどで情報を発信しているすべての人向けです!)
🍜🍜🍜
…近年、SNSを見ていると、ラーメンを語る人が増えてきていることは嬉しいんだけど、その語る言葉は、はたして、一時代前のブログ時代より豊かになっているんだろうか、とふと思います。
流行りのお店や話題のお店や新店などの情報だけじゃなくて、また、好き嫌いとか美味しい美味しくないとかじゃなくて、しっかりとラーメンそのものを深く捉えられるかどうか(そして、そのための勉強をどれだけするかどうか)…。
Twitterにせよ、インスタにせよ、TikTokにせよ、YouTubeにせよ、ラーメンを「語る」以上、それなりに責任を負うわけです。お店のことを考えると、やはり「マズい」とは言えないんだけど、逆に、自分の記事や動画を見てくれる人のことを考えると、美味しくもないものを「美味しい」とも簡単には言えないんです。
ラーメンの語り手(とりわけ影響力のある語り手やインフルエンサー)は、常にその間で板挟みになるんです。「なんだ、このラーメンは?!」と思いつつも、それを言ってしまったら、大変なことになります。かと言って、「なんだ、このラーメンは?!」と思いながら、「美味しかった!」と書いたり語ったりすれば、それは「嘘」になります。
僕もこの17年間、ずっと、そことの戦いでもありました。僕はそもそも美食家じゃないし、B級グルメラブな人間なので、「マズい」と思うことはほとんどないんだけど、味以前のところで「なんだかなぁ」って思うお店は多々あります。そういうお店のことを(すごくすごくトーンを下げて)少し厳し目に書いただけで、怒られたり、嫌われたり、あれこれ言われたりもいっぱいしてきました。
でも、それを恐れて嘘を書いたり言ったりしていたら、それこそ、読者や視聴者の方に申し訳ないわけですよね。僕自身、何度も何度も、「keiさんが絶賛していたから食べに行ったのに、全然美味しくなかった」と言われました。そうすると、「いやいや、申し訳ない、、、💦」ってなるわけですね。
なので、「美味しい」とか「マズい」とかという言葉を簡単に使わないで、紹介するラーメンについてしっかりと深く理解して、それを言葉にすることが何よりも大事なんです。でも、それは、主観を排除した客観的な情報の羅列であってもダメなんです。主観性も客観性も抑制して、そのラーメンそのものについて語る力が必要なんです。それは、模範解答のない詩的な言語であってほしいと思います。食べていない人でも、そのラーメンがありありと思い浮かぶような言葉で…
…
まぁ、そこまでうるさいことを言わなくてもいいんでしょうけど、、、
僕なんかは、自分の(大)先輩に大崎さんや石神さんや山路さんがいて、その辺のところは厳しく教えてもらった気がします。ラーメンを書くことや語ることの面白さと共に、その辛さや厳しさも教えてもらった気がします。
僕もそれこそ度を超える超マニアックなラーメン本(学術書?)を出しましたが、あまりにも度を越えているので、若い人の手には届かないだろうな、とも思っていまして、、、。
なので、この機会に思うところを述べさせていただきました。
アクセス数とかフォロアー数とか食べた杯数とか(Have的なもの)ではなくて、まだラーメンのよき書き手・よき語り手として、僕を脅かす人は出て来てないなって思っています。なので、もっと僕を脅かす人が出てきてほしいって思うんです。
大げさにいえば、僕がラーメンを語るのを諦めさせるくらいに、文章にせよ動画にせよ、ディープにラーメン(あるいはその他の料理)を語る人が現れてほしいなって願っているんです。
若い人たちは、僕ら古株(=老害?)を叩きのめすことができるんですからね。
そのくらいの気持ちで、自由に誠実にまっすぐにあれこれとやってほしいなって願っています。(今回のこのイベントで、そんな自由さと誠実さを少し感じることができました!)
WITH LOVE💓