あけましておめでとうございます！
今年も、どうぞよろしくお願いいたします。
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この1月で、『Dr.keiの研究室』（旧ブログを含む）も、9周年を迎えます。
2005年に、ブロガー生活が始まりました。この当時は、まだSNSの選択肢がそれほどなくて、「ふーん、ブログ？！ そんなのあるんだ？」程度にしか思っていませんでした。SNSという言葉さえ、ほとんど聞いたことがありませんでした。「ホームページ」という言葉はありました。当時やっていたボランティア団体のホームページを作って、喜んでいたことを思い出します。
あまり何も考えずに始めたブログですが、10年目にもうじき突入します。自分でも驚いています。
この9年で、色々と変わりました。ブログの時代は過ぎ、mixi、twitter、facebook、LINEと、人々の関心はどんどん移っていきました。数年前は、誰も彼もが、mixiでした。が、今はもうほとんど誰もmixiを日々活用していません。「オワコン」と言われるほどで、世の中の人々の関心の移り変わりの早さにただただ驚かされます。
今は、LINE時代なのでしょう。でも、もうそろそろ終わりも近づいてきているようにも思います。また新しいメディアができて、そこに人が流れるのか。それとも、それぞれのメディアに細分化されて、みんなが集まる場所がなくなるのか。誰にも予想できません。
ブログはどうなんでしょうね。アクセス数自体は、あまり落ちてはいませんが、9年前に比べると、元気はないように思います。「ブロガー」というだけで、賞賛されることはまずないですし、「ブロガー」という言葉自体、時代遅れな感じもします。
でも、このブログを通じて、色んな出会いがありました。また、このブログを通じて、他ではできない経験もいっぱいしました。昨年末に発売されたラーメン本では、Dr.keiとして、オススメのラーメンを紹介させてもらえました。
また、昨年1月2日に書いた記事が、外国語に翻訳されて、世界で発信されました。
http://blog.goo.ne.jp/sehensucht/e/8360f5350a5048a5d78f69f18e20b1be
（元記事）
http://globalvoicesonline.org/2013/02/24/as-japans-star-fades-many-struggle-for-hope/
（翻訳されたサイト）
Global Voicesというサイトの脇本さんという記者の方に翻訳していただきました。現在では、英語、フランス語、イタリア語、スペイン語、インドネシア語、中国語で読むことができます。
無数にあるブログの中の一つの小さなブログですが、継続していく中で、いろんな事が起こりました。そこから学ぶのは、「続けていれば、それなりに面白いことが起こる」、ということです。意外な時に、意外な人から声がかかったりもします。
続けることに意味がある、というのは、続けていく中で意味的なものが偶発的に起こる、という意味なのでしょうね。この9年で、本当に意外なことや、不意打ち的なことが起こりました。もちろん厳しいご意見も多々頂きました。
これからも、そんなに注目されるようなことはないと思いますが、地道に記事を一つ一つ積み上げていきたいと思います。
エッセイ、グルメ、音楽、哲学、その他、色々なことを好き勝手に書いていますが、そのどれかが、読んでくれる人に届いてくれて、そして、何かを感じてもらえれば、それだけで幸せです。
このブログをいくら書いても、1円にもなりません。1円にもならないけれど、それゆえに書き続けたいと思います。お金がからんでない、というのが最大のメリットだと思います。もちろんこれからも、このブログでお金や利益を得ようなどとは考えません。「儲け主義」にはしるブログなんて、僕にはできませんし、そういう意図をもつブログを見ることは、僕自身が嫌ですので。。。
1億以上いる日本人の中のちっぽけな一人の存在である僕の声が、言葉が、誰かのところに届くこと、それだけが僕の願いですし、それ以上に望むことはありません。
これからも、「利益」ではなく、「真実」を求めていきたいと思いますし、「名声」ではなくて、「心に響く言葉」を求め続けていきたいと思います。（とはいえ、最近は、本当に忙しくて、心無い言葉も時折書いてしまっていますが・・・）
けど、やっぱり、「愛」ですね（苦笑）。愛のある言葉を書き続けたいと思います。できるかどうかは別として、愛情のある言葉を発し続けていきたいと思います。
2014年のキーワードは、「愛」ですかね。
言葉が上滑りする時代だからこそ、誰よりも言葉にこだわっていきたいと思います。
本年もどうぞよろしくです！！
