MERRYのニューシングルがリリースされましたね。
女性ファンなら、きっと涙しながら聴いていることでしょう(苦笑)
女性ファンはみんな、「平日の女」だもの…
(ライブは土日に多いけど…)
それはさておき。
この曲は、ファン以外の人に聴いてほしいなぁ、、、と。
昭和のノスタルジックなメロディーに、ラウドなロックが見事に重なり合っています。
しかも!
今回のシングルは、A面とB面の2バージョンが収録されているんです。
そのB面モードが、また素敵なんです。
A面は昭和ノスタルジックバージョンだとすると、B面は「いか天時代」のバンドバージョン!?
80年代後半に大人気となった深夜のアマチュアバンド番組。
「いかすバンド天国」。
略して、いか天。
そのいか天時代のバンドか!?って思うようなサウンドになっていました。
A面だけじゃなくて、B面バージョンも超必聴かな、と。
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そういうわけで、歌詞は一つのみ。
その歌詞がまた、なんというか、、、
2016年1月~2月に合い過ぎてて…。
男と女。
「外野」からは、何とでも言えます。
でも、男と女は、いつの時代でも、神秘的で不可解でミステリアス。
しかも、人間って不思議なもので、辛い恋ほど燃え上がる、という…。
ようやくMERRYもこういう曲が歌える年齢?になったんだなぁ、というか。
否、こういう曲が似合う年齢になってきた、というか。
こういう曲は、若者には歌えないだろうし、歌うべきでもない(苦笑)
ホントね。
このMERRYというバンド、もっと音楽シーンが取り上げてほしいっす。
本当に「いい曲」を作り続けていますし、「心」のある稀有なバンドだとも思います。
大風呂敷を広げて言えば、「日本を誇るJAPANESE ROCK BAND」なんです。
それこそ、「はいからさんが通る」(2002)の頃から応援してますからね。
「このバンドは絶対に売れる!」って思いましたもん。
でも、彼らが登場してから15年ほど。
時代はすっかりと変わってしまって、バンドマンの冬の時代が続きます。
それでも、彼らは、腐ることなく、荒波に揉まれて沈まないできました。
考えれば、メンバーチェンジもしてないんですよね。
時代が違えば、BOOWY→BUCK-TICKの次を担い得たバンド。
でも、過去にない厳しい時代を生き抜いた故の「たくましさ」があります。
さんざん迷い、苦しみ、耐え抜いたゆえの「タフさ」があります。
そんな彼らの「今」に触れる人が一人でも増えてくれれば、と願います。
たかが音楽かもしれない。
けど、その音楽で、クソな人生がちょっとはマシになることって絶対ある。
人間なんて、生まれる前から不平等だし、勝ち負けだってかなりはっきりしてる。
クソな親の下で生まれたのだって、自分のせいじゃないのに、それで苦しむことになる。
愛情に溢れて幸せに生きる人間がいる一方で、愛に飢えて絶望を抱えてる人間がいる。
そういう人たちに必要な「音」が、ここにあるんじゃないのかな、と。
輝かしい光の音楽があるとすれば、MERRYは暗黒の闇の音楽。
でも、そういう闇の音楽を必要としている人はいつの時代でもいる。
届くべき人に、届いてほしいな、と願っています。
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このまま終わりにしてもいいんですが、、、
YouTubeで、簡単に聴けちゃう時代ですからね。
良くも悪くも、、、
というわけで、よければ聴いてみてください。
で、どこかで買って下さい(苦笑)