Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

■平日の女■MERRY■ 昭和歌謡曲とV系の融合系の先駆的存在の今! 

MERRYのニューシングルがリリースされましたね。

女性ファンなら、きっと涙しながら聴いていることでしょう(苦笑)

女性ファンはみんな、「平日の女」だもの…

(ライブは土日に多いけど…)

それはさておき。

この曲は、ファン以外の人に聴いてほしいなぁ、、、と。

昭和のノスタルジックなメロディーに、ラウドなロックが見事に重なり合っています

しかも!

今回のシングルは、A面とB面の2バージョンが収録されているんです。

そのB面モードが、また素敵なんです。

A面は昭和ノスタルジックバージョンだとすると、B面は「いか天時代」のバンドバージョン!?

80年代後半に大人気となった深夜のアマチュアバンド番組。

いかすバンド天国」。

略して、いか天。

そのいか天時代のバンドか!?って思うようなサウンドになっていました。

A面だけじゃなくて、B面バージョンも超必聴かな、と。

***

そういうわけで、歌詞は一つのみ。

その歌詞がまた、なんというか、、、

2016年1月~2月に合い過ぎてて…。

男と女。

「外野」からは、何とでも言えます。

でも、男と女は、いつの時代でも、神秘的で不可解でミステリアス。

しかも、人間って不思議なもので、辛い恋ほど燃え上がる、という…。

ようやくMERRYもこういう曲が歌える年齢?になったんだなぁ、というか。

否、こういう曲が似合う年齢になってきた、というか。

こういう曲は、若者には歌えないだろうし、歌うべきでもない(苦笑)

ホントね。

このMERRYというバンド、もっと音楽シーンが取り上げてほしいっす。

本当に「いい曲」を作り続けていますし、「心」のある稀有なバンドだとも思います。

大風呂敷を広げて言えば、「日本を誇るJAPANESE ROCK BAND」なんです。

それこそ、「はいからさんが通る」(2002)の頃から応援してますからね。

「このバンドは絶対に売れる!」って思いましたもん。

でも、彼らが登場してから15年ほど。

時代はすっかりと変わってしまって、バンドマンの冬の時代が続きます。

それでも、彼らは、腐ることなく、荒波に揉まれて沈まないできました。

考えれば、メンバーチェンジもしてないんですよね。

時代が違えば、BOOWY→BUCK-TICKの次を担い得たバンド。

でも、過去にない厳しい時代を生き抜いた故の「たくましさ」があります。

さんざん迷い、苦しみ、耐え抜いたゆえの「タフさ」があります。

そんな彼らの「今」に触れる人が一人でも増えてくれれば、と願います。

たかが音楽かもしれない。

けど、その音楽で、クソな人生がちょっとはマシになることって絶対ある。

人間なんて、生まれる前から不平等だし、勝ち負けだってかなりはっきりしてる。

クソな親の下で生まれたのだって、自分のせいじゃないのに、それで苦しむことになる。

愛情に溢れて幸せに生きる人間がいる一方で、愛に飢えて絶望を抱えてる人間がいる。

そういう人たちに必要な「音」が、ここにあるんじゃないのかな、と。

輝かしい光の音楽があるとすれば、MERRYは暗黒の闇の音楽。

でも、そういう闇の音楽を必要としている人はいつの時代でもいる。

届くべき人に、届いてほしいな、と願っています。

***

このまま終わりにしてもいいんですが、、、

YouTubeで、簡単に聴けちゃう時代ですからね。

良くも悪くも、、、

というわけで、よければ聴いてみてください。

で、どこかで買って下さい(苦笑)

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