Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

ドイツ記3@ニュルンベルク

ドイツに来て3日目。時は川のように流れていく。学生たちは疲れをみせながらも、元気に楽しくやっているようだ。まだ、そんなに実感はないと言っているけど、どうなんだろう?!

今日は日曜日。移動日+安息日。今日は予定はない。ニュルンベルクに行くのみ。本来なら、明日、アンベルクのキリスト教女性協会を訪問する予定だったんだけど、結局途中で連絡が途絶えて、今のところ無理そう。ま、それはそれで仕方ないかな、とも思う。次回、ここは個人で訪れることにする。無念。残念。

朝、学生から「ジョギングをしましょう」という提案があって、のった。なんせ、ダイエット中だし、こっちにきて、やっぱりかなり食べているから。時差ぼけで、目はかなり早くに覚める。悪くはない。だけど、朝起きると、大雨。時折、雪に変わる。すごい天気だ。こっちに来て、ずっと天気が悪い。そんなに寒くはないけど、天候には恵まれない。この先どうなることか。で、中止になりかけたけど、「行くぞ~」ってことになって、雨の中、ジョギングではなく、ウォーキングをすることにした。朝七時頃に出発。バンベルクの大聖堂、教会を見てまわった。朝早かったので、大聖堂の中には入れず。ま、誰も来ない時間帯だから仕方ない。続けて、バンベルク経済短大(?!)を通って、教会へ。やはり入れなかった。が、奇跡が起こった。雨の中、車の中にいた教会のおじさんが、僕らのために教会を開けてくれたのだ。中は、中世の匂いがたっぷりと感じられる教会になっていた。なんと、西暦1000年頃に建てられた教会なんだとか。圧倒感のある教会だった。これは、見られて大正解だった。教会からホテルに帰る途中、雨がやんだ。

僕は、そのウォーキングの際に、頭痛に襲われた。風邪ひいたかな、と思って、そのあとは自室で仮眠した。そうしたら、頭痛が治った。よかった。この旅では、僕は倒れるわけにはいかない。できる限り、体調管理はしっかりやんないと。7人の命と貴重な時間を預かっているんだ。最後まで、楽しくて、一生の思い出になるような、異世界の経験を彼女たちに与えなければ。

朝食で面白いエピソード。若い学生たちにとっては、こっちのかっこいい人を見るのは楽しみの一つ。朝食の部屋で働いている男の子がすごくかっこよくて、学生たちのボルテージはヒートアップ。で、僕が「名前と年齢聞いてみなよ」とあおる。S谷がそれにのる。「Wie heissen Sie?」と尋ねると、「アレクサンドーア」と、彼はそっけなく答える。ちょっと困惑しつつ、ちょっと嬉しそうな感じだった。で、さらに「Wie alt sind Sie?」と聞く。そうしたら、なんと彼女たちと同じ20歳の男の子だったのだ。これに、S谷をはじめ、みんな大興奮。そうだろうなーと思いつつ、僕までほほえましくなってしまった。外国の同い年の異性とかかわるって素敵なことだから。男女問わずね。昨日も、ヴゥルツブルクの専門学校生とかかわれたし、みんな、すごい経験をしてると思う。言葉の壁はなかなか超えられないけど、こういう経験ってなかなかできないと思う。ホテルのチェックアウトの際、みんな、アレクサンドーアと一緒に写真を撮っていた。もちろん僕は何もしていない。ああやって、和気あいあいとやるのっていいなぁって思った。ちなみに、S谷が一緒に写真を撮ってもらったとき、アレクサンドーアは彼女の腰にさりげなく手をまわしたそうだ。それには、彼女も大興奮だった。よかったな。

で、ホテルを出て、8人、ガラガラと音を立てながら、バンベルク駅に向かった。バンベルク駅について、少し時間があったので、マクドナルドに行った。ドイツのマクドナルドってそういえばあんまりいったことがないな、と思って。あんまりハンバーガーの種類がなかったのが印象的だった。あと、ソーセージバーガーがあったのが驚きだった。これは、食べたかったな… ドイツらしい。

そして、バンベルクからニュルンベルクへ。僕的にもニュルンベルクは初めて。どんな街なのか、結構楽しみだった。

電車の中で、学生たちはドイツ語の勉強を始めた。1年半勉強してきたせいか、飲み込みはかなり早い。一生懸命、ドイツ語を勉強していると、他の乗客たちが温かい笑顔をみせてくれた。みんな、僕らと話したそうな感じだった。で、K藤がドイツ語のテキストを見ながら、「Spricht jemand Japanisch?(日本語を話せる人はいますか?)」とつぶやいていると、近くにいたレーゲンスブルク出身のドイツ人夫婦が、「Nein(いいえ)」と答えてきた。そこから、K藤とその夫婦のドイツ語会話講座が始まった。現地の人の声でドイツ語を学ぶ、そんな素敵な経験ができたK藤は幸せ者だ。

ニュルンベルクに着いた。かなり大きな街だ。かなりドイツをまわっているけど、かなり風情のある街並みだ。駅中はかなりおしゃれで、にぎわっている。学生たちは、「わー、大きい! でも、バンベルクの方がいい!」と言っていた。さ、どう変わるのか。

ニュルンベルクは城壁の街。かなり圧倒感がある。多くの人が愛する街だ。全世界から旅行客が集まっている。僕自身、ニュルンベルクは(多分)初めて。まずは街を散策。基本的に歩行者天国がメイン通りになっているから、街の全体を把握するのは楽かも。旅慣れした人なら、すぐに全体が把握できるはず。僕らは、まずは全員でおもちゃ博物館に向かった。ドイツのおもちゃの歴史がヴィジュアル的にわかる展示になっていた。最上階では、子どもが実際に遊べる広場があった。にぎやかだった。ここで、学生たちとお別れして、デューラー氏の家に一人で向かった。そのあと、S谷とチケットの座席予約をしに行った。今回はある仕掛けをつくった。ミニ・サプライズ。成功するかどうかは、、、明日のお楽しみ(こういうところがうちの学生っぽい!)。夜は、ニュルンベルク名物のソーセージを食べて、そのあと、日本食レストランへ。SOBA(ラーメン?)を食べた。ニュルンベルクで食べ歩き、連食。グルメ好き、食べるの大好きな僕の引率なので、当然そうなるわな。日本食レストランがかなり「痛くて」面白かった。ここのメニューはかなり笑えます。Moyahiにみんなうけてました。

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