帰国の日、最後の最後に、なにわに向かいました。
時間的にはかなりギリギリだったんですけど、今回はせっかくのデュッセルドルフ→成田の空路なので、無理して来ました。
なにわは、もう欧州のラーメン好きで知らない人はいないくらいのお店になっています。
常時人気店。常に人が押し寄せてくるお店。
ある意味で、こっちで初めて大成功したラーメン専門店だと思います。
このなにわ、本当にメニューが充実しているんです。
カレーラーメンも、ワンタンメンも、スタミナラーメンもあります。
今回は、前回、うーんと考え込んだ、「醤油ラーメン」を頂きました。
8ユーロ。1100円くらいかな。こっちとしては割とリーズナブルなお値段かな、と。。。
(それでも、ドリンクを頼むと、10ユーロ超え。決して安くはないです)
醤油ラーメンです!
最初、食べた時の感覚としては、「うわー、やはりノスタルジックだ~」って感じでした。
あっさりとした普通の昔ながらのラーメン、そんな味わいでした。
が、その後、じっくりスープを味わっていくと、どこか「豚骨」の味わい(コク・風味)が強くなっていくのを感じます。
しっかり味わってみると、意外にも、かなり強烈な豚骨臭がしていて、そこに醤油の味が加わります。
つまり、こちらの醤油ラーメン、実はれっきとした豚骨醤油ラーメンなのではないか、と。
考えたら、ここまでワイルドな豚骨醤油ラーメンって、こっちにないなぁ、と思います。
決して濃厚ってわけでもないですし、ドロドロしているわけでもありません。
なんていうか、関西系の豚骨醤油ラーメン、みたいな。
僕的には、岡山ラーメンとかなり近い類のラーメンだったかな、と思いました。(岡山ラーメンも、他県の豚骨醤油ラーメンよりはライトでありながら、豚骨臭はかなり強いタイプなので)
この発見は結構大きかったかなぁ。。。
麺も、日本人好みの麺で、よかったなぁー。
たしか、自家製だったような、、、(自信なし)
チャーシューは脂身の少ないパサパサタイプ。
メンマもしっかり入っています。ここのメンマ、絶品ですから!!
毎度、なにわでは、いい意味での刺激を受けます。
「世界のラーメン」を語る際に、絶対に外せないのがこのお店。
異国の地、ドイツで生まれ、そして、そのドイツで成功し、そして今も戦い続けている。
その姿に、僕はただただ敬意を表します。
いつか店主のKさんとお話したいなぁ、、、(いつも混んでて難しいけど・・・)
頑なに厨房に立ち続ける店主さん、カッコイイです!!!
近くにある教会は工事中でした。
これにて、2014年夏の欧州ラーメン記事は終了です。
ちょっと寂しいなぁ、、、