Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

ドイツの休日-ザクセンのスイス、秘境の「バスタイ橋」へ

見てください!

素敵でしょ?!

世界的に有名な「橋」です。

「橋」といっても、川や海にかかっているわけではありません。

山の上にかかっている橋です。

いったい何のために、こんな橋を、どうやって作ったんでしょう!?

謎の橋です。

その名も、

バスタイ橋

Bastei Brücke

と申します。


第二次世界大戦で大きなダメージを受けたDresden。

そのDresdenから、S1(ローカル電車)に乗って、35分程度で到着します。

降りる駅は、Kurort Rathen駅。

駅を降りると、すぐに「エルベ川」が見えてきます。

このエルベ川の向こう岸に向かいます。

その際に、渡し船に乗ります。

この船もまた情緒があります。

で、小さな町を抜けて、山道を登ります。

こんなところ。

もう、めっちゃ癒されます。

ドイツに来るまでも、また、ドイツに来てからも、

頭を使うことばかりだったので、、、

一日だけ、Erholung & Entspannungの日ということで。

考えたら、僕って、ドイツに何度も来ているのに、

こういうところには、ほとんど行ってません。

なので、ホント、幸せな気持ちになるのと同時に、

「やっぱ、ドイツっていいところなんじゃん!」

って思いました。

ホント、癒されます。

日本でも、こんなところ、行かないからなぁ。。。

つまらない人生を生きているんだなぁ、、、と。

山を登っていくと、

ところどころに「パノラマ」があります。

こういう景色が見たくて、ドイツ語を始めたんだよなぁ、、、って。

素敵です。

で、40分ほど歩くと、そこに、極めて人工的な空間が登場します。

バスタイ橋もすぐそこです。

なんとも、この橋周辺のエリアは、1300年頃に作られたものだそうで、

しかも、当時の「軍事施設」だったそうで。

1300年なので、まだ槍や剣なんかで戦っていた頃かな?!

しかし、なんでこんなところに軍事施設を作ったんだか、、、汗

辺りは、かなり険しい崖や岩ばかりです。

この岩全部に名前が付いていました。

なかなか、神秘的な場所でもあります。

岩と岩とをつなぐ鉄筋の橋もありました。

高所恐怖症の僕には辛い橋でしたが、

手すりがしっかりあったので、なんとか渡れました。

でも、怖かった、、、苦笑

で、見えてくるのが、こちらのバスタイ橋です。

凄いですよ。

こんな断崖絶壁の場所に、こんな美しい橋を作っちゃったんだから。

いったい、どうやって作ったんでしょう?!

一番、写真を撮るのにうってつけの場所も見つけました。

だいたい、ここからの写真がどの本でも使われています。

いつかCDを作ることになったら、ここの風景をジャケットに使いたい…。

それくらい迫力があって、ミステリアスな橋でした。

そして、エルベ川を眺めつつ、山を下りました。

この川、ハンブルクまで続いているんですよね。

自然の大きさを感じる風景でした。


 

さて。

下山した後、こんな乗り物をレンタルしてみました。

その名も

Tretroller

(英:Kick scooter

と言います。

詳しくはこちらをチェック

これは、自転車とキックボードを合体させた新しい乗り物みたいですね。

チェコのKostka社が作った新しい製品みたいです

日本にはまだ入ってきていない乗り物みたいです。

意外と簡単に操作できたので、借りてみました。

3時間で9ユーロ。

まぁ、悪くない値段です。

このキック・スクーターで、隣町の「Königstein」を目指します。

ここに「ケーニヒシュタイン要塞」があるんです。

エルベ川沿いを、ひたすらキックして進みます。

自転車ほどのスピードはでないので、大変。

しかも、常に「大地をキック」しなければなりません。

そう。

僕は今、大地を蹴る男だ。

もちろん脳内BGMは、BUCK-TICKのこの曲。

このキックが意外と辛いんですね、、、

最初はいいんですけど。

でも、

下り坂はかなり気持ちいいです♪

線路の向こうの山に見えるのが、ケーニヒシュタイン要塞です。

いい世界だなぁー。

で、ケーニヒシュタインの町中までやってきました。

もちろん日本人どころか、アジア人そのものがほとんどいません。

どちらかというと、チェコ~東欧系の人がたくさんいました。

このS1の路線をひたすら進むと、チェコに行きますからね。

夏のドイツですからね。

こういう景色もいっぱい広がっていました。

こういう景色が見たくて、ドイツ語を始めたんだったよな、、、と。

ヤギもいました。

感動でした。

目の前に、ヤギの子どもがいたんです。

かわいかった。。。

一生懸命、草を食べていました。

いやー。。。

いいわ。ここ。

これまで、ドレスデンというとザイフェンが主でしたが、、、

これからは、ここも一つの候補地だな、と。

ドレスデンに泊まって、ザイフェンとここを回るというのもいい選択肢だ。

***

というわけで、この夏、最初の休日、ということで。

また、しばらく研究&調査&執筆の日々に戻ります。

(ラーメンは食べますけど、、、、それ以外は基本、頭ばかり使っています)

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