牛すじつけ麺。あつあつで食べられる。麺のスープは動物出汁(味なし)
先月行ったばかりだが、もう一度つけ麺の味を確認すべく、『がば丸』へ。四街道駅近くで最も活躍しているお店の一つ。(『恵家』も行きたいところだが、ふられること多し)
先月、ここのつけ麺は僕の愛する和屋のつけ麺に酷似している、と書いた。が、実際にどうだったのか。味覚って、客観的じゃなくて、日々の体調や気分で大きくブレてしまうものだから、「もしや?!」と思ったら「再確認」する必要がある。また、何度も食べることで見えてくることもあるし、また逆に見えなくなることもある。
結論から言えば、やはり以って非なるものであった。方向性としては、味は濃い目で、甘みがあって、動物系と和風のダブルスープ、熟成した醤油の旨味、と、和屋のつけ麺に通じる要素は幾つもある。だが、豚骨の出汁の濃度が違いすぎた。濃厚豚骨のマイルドな味わいはがば丸のつけ麺にはなく、もう少し尖った味わいになっていた。タレとなるカエシもかなり違うことが分かった。がば丸の方が醤油の味が強くて、のどを強く刺激する。和屋の方が複雑で口当たりもソフト。
どっちがいいかなんて野暮なことは言わない。もちろん和屋は別格だが、がば丸もがば丸なりの良さというか、特徴があり、魅力的だということは分かった。これだけのつけ麺があるのだから、もう少しお客さんが集まってもいいように思うのだが・・・
牛すじつけ麺もなかなか個性的だ(前店舗のメニューを引き継いだ形になっているので、オリジナルとは言えないのだが・・・)