久々に下北沢にやって来ました。
1年半ぶりくらいかな?!
この日は、もう行くお店をあらかじめ決めていました。
下北沢の老舗の超人気中華料理店、
珉亭
です!!
もう、知っている人はすでによく知っていますよね?!
都内でも超有名な老舗の中華料理店&ラーメン店です。
上の写真の通り、常時、超行列店になっています。
ただ、このお店は「行列」じゃなくて、「名簿に名前を書く」スタイルなので、行列に並ばなくていいんです。ただし、順番が来て名前が呼ばれても入口に来なければ、即時無効となるので、そこはご注意を!(この日も、一組、名前を呼ばれた時に現れなくて、その数分後に現れたんですが、無効とされていました…)
このお店は、もう超昭和レトロなお店となっています。
このショーウィンドーがそのすべてを物語っていますね。
レトロマニアの人なら、もう涙モノのショーウィンドーですよ!!
この日(日曜日)のお昼は、待ち時間50分くらいでした。
ただ、行列に並ばなくていいので、ホント、ストレスはありません。
分かったんです。僕は「待つこと」が嫌なのではなくて、「行列」が嫌いなんだなって。
行列じゃなければ、いくらでも待てるんです。うろうろできるから…。行列って、その場にじっと立ってないとだめじゃないですか?! それが僕には耐えられないだけなんだな、って(衝動性と多動性の強い性質なので…)
だから、50分、楽しくうろうろしながら、待てました!!
入店すると、、、
入口左手に、どどーんっと。
そう、このお店は「孤独のグルメ」と深い関係のあるお店だったんです。
あの松重豊さんが40年前に働いていたのが、この珉亭だったんですね。
しかも、同じ時期に同じ場所で働いていたのが、甲本ヒロトさんだったんです。
孤独のグルメの松重さんと日本を代表するロックボーカリスト甲本さんがいたお店…
重松さんと甲本さんのサインもばっちり掲げられていました。
しかも、2024年の10月末!!!(書きたてほやほや!)
>「劇場版孤独のグルメ」、先月公開されたばかりなんですね!(だからか…)
このお店の今の人気も、このお二人によるものが大きいのかな??
この珉亭は、1964(昭和39)年に創業した老舗店です。
もう創業60年を超える息の長い老舗の中華食堂なんですね。
孤独のグルメとの関連も直に感じられますね。
ただ、僕的には、こういうお店、普段からよく行ってるから、そんなに驚きはないかな?!
ずっとずっとこういうお店のラーメンも探求してきたから、、、😊
こちらがメニュー表です。
ここにラーメン類のメニューがずらりと並んでいます。
ラーメン一杯、税込で770円ですか、、、(^-^;
ラーメンとは別に「支那そば」があるのもまたレトロなお店って感じがしますね。
安すぎですね…。今や一杯1000円を超えるのが都内の標準なのに、、、
一番のおすすめは「江戸っ子ラーメン」(880円)だそうです。
江戸っ子ラーメンには、自家製のキムチ風のお漬物が付くんだとか…。
そして、この珉亭に来たら、絶対に食べたいのが、
チャーハン、税込935円です!!
ここのチャーハンこそ、珉亭の人気を確固たるものにした一品でありましょう。
ここのチャーハンは、なんと「赤ピンク色」のチャーハンなんです!
ピンクと紅色の中間くらいの色、かな?!
これが食べたくて、ここにやって来たわけです!!
最初、「江戸っ子ラーメン」と「半チャーハン」を注文しようとしたんですが、そうしたら、店員さんに、「だったら…」って言われて、、、
ここにある
ラーチャン・メン大(税込1045円)
の方がお得でよい!とのご助言を頂きました!
…
ってことで、、、
まず、さっそく登場したのが、、、
ジャジャーン!!!
こちらが、珉亭自慢の赤ピンク色の、
半チャーハン
です!!
この色、すごくないですか?!?!
珉亭のチャーハンには、昔ながらの(チャーシュー用の)食紅の色が加わっているんです。
肉の表面が食紅で赤く塗られたあの「紅色チャーシュー」ですね。
その食紅チャーシューの色が入り込んだチャーハンなんです!!
すっごく綺麗でスタイリッシュなチャーハンです。
赤いチャーシューがゴロゴロ入っていたチャーハンですね。
具はその刻み紅色チャーシューと卵だけ・・・かな?!
シンプルですっきりとしたパラパラチャーハンになっていました。
そして、次に「特製キムチ(風漬物)」が運ばれてきました。
これは、江戸っ子ラーメンとなる必須アイテムですね。
ラーメンにこの特製キムチを加えると「江戸っ子ラーメン」になります。
キムチよりは辛くなくて、少し辛いお漬物って感じです。
そして、少し遅れて遂にやってきました。
ジャジャーン!!!
江戸っ子ラーメン
です!!
おおお、これが江戸っ子ラーメンか、、、🤤
海苔と三つ葉とチャーシューとネギだけのトッピング。
シンプルで、すっきりとした昔ながらのラーメンって感じがします。
半チャーハンと特製キムチとラーメンです。
うん、すっごくいい感じです!!
ラーメンはなんか、地方の名店のラーメン(支那そば)っていうオーラが出ています。
スープの色がホントにすごくいいですね~~。
エルドラドな…✨
こちらがラーメンの全貌です!!
これ、すっごく美味しそうなんです😂
昔ながらのラーメンとしても、かなりオーラというか輝きを放つラーメンですよ!
老舗店の絶品ラーメンっていう貫禄がすごく感じられます。
zoom up!
スープを一口飲んでみると、、、
「うおおお、これは、問答無用で旨いラーメンだ…」
って思いました。
60年代から受け継がれる、その当時の絶品ラーメンの味わいになっています。
家系だ、二郎系だと言っている人には、多分「???」って感じでしょうけど…
でも、このスープ、すごくしっかりとしていて、味わい深さも確かに感じることができます。
あっさり醤油スープですが、油分もしっかりあって、塩味もしっかりあります。
このラーメン、きっと甲本さんもまかないで食べていたんだろうなぁ、と思うと、胸が熱くなりますね。
麺はこんな感じです。
うわ~、これはもうちょっと絶対すごい麺ですね、、、(;´∀`)
見ただけで、普通じゃない麺だって分かると思います。
つるつるっとしていて、のど越しがとても心地よい麺になっています。
官能的で、セクシャルで、滑らかで、つるつる、するするって食べられます。
いや~、この麺、とっても素敵な麺だなぁって思いましたね。
途中で、この特製キムチをラーメンに投入します!
いよいよラーメンが「江戸っ子ラーメン」になりますよー!
特製キムチ、入りましたー!!
昔ながらのラーメンが一気に別次元のラーメンに変貌します。
これのどこが「江戸っ子」なのかは…、よく分かりませんが、、、💦
ざっくり言えば、「キムチラーメン風」になったかな?!
でも、これはお漬物。「漬物ラーメン」でもあるんですね。
漬物ラーメン=江戸っ子、ってこと?!?!Σ(・□・;)
仄かな酸味が加わり、よりエキゾチックな味わいになっていきました。
最後に、卓上にある胡椒とにんにくを投下!!
うん、やっぱりこういうラーメンには胡椒が合いますね🤤
にんにくは…、入れなくてもよかったかな?!
にんにくを入れると、にんにくラーメンになりますね(当然だ…苦笑)。
***
というわけで、、、
下北沢の老舗の人気店「珉亭」の実食レポでした!!
いや~、ラーメンが予想以上にはるかに美味しくてビビりました。
赤ピンク色のチャーハンも、とっても面白かったです。
まさにチャーハン界のヴィジュアル系!ですね。
かつて40年前にここで働いていた甲本さんを考えると、レッドハーツ系!!(?!)
待ち時間はかなりありますが、この感動を味わうなら、50分くらい余裕で待てますね(しかも、行列に並ばなくてもいいんですから!!)
次は、夏に来たいなぁって思います。
冷やし江戸っ子とか、冷やしじゃじゃめんとか食べてみたいなぁ~。
あと「バンジー」(鶏手羽のニンニク醤油漬け)も食べてみたい!
夏に下北沢に来る機会があったら、是非またここに来たいと思います。
この「味で勝負!」っていうのが、なんか昭和を感じるなぁ~。
「包丁人味平」の時代を感じるというか、なんというか、、、(n*´ω`*n)
でも、まさに「包丁人味平」の時代の飲食店でもあるんですよね。
味平にずっと憧れてきたDr.keiですからね💓
僕が食べ終わって、お店に出ると、変わらずずっと人が集まっていました。
行列してそうに見えますが、行列じゃありません。
どこに居てもいいんですから!(ただし、名前が呼ばれるのが聞こえる範囲内で!)
下北沢駅前の日曜日とあって、お店の前の通りは人だらけでした!
珉亭の前は、ず~~~っと人で溢れていました。
ここ以外は、まあまあって感じだったかな?!?!
場所はこんな感じです。
下北沢駅から徒歩で7分くらいかな?!
みなさんも下北沢に来たら、是非こちらのお店にも行ってみてくださいね!
きっと、普段経験できない不思議?な経験ができると思います!!
…
必見です!
こんな本も出ているんですね!
劇場版の孤独のグルメのシナリオブックも出ていますね!!
ザ・クロマニヨンズも応援したいですね!!