らんちばさんが昨年、記事にしたお店。そして、そのらんちばさんが唸ったお店です。
http://blog.livedoor.jp/lanciba/archives/51944222.html
このお店の看板には、記憶がありました。いつか行きたいなぁ、とも。
でも、忘れていました。
かれー麺実之和の店主さんに、「この近くに、他に美味しいラーメン店はありますか?」と尋ねたら、このお店を紹介してくれたのです。
車ですと、実之和から5分程度で着きます。
いい雰囲気です♪
僕好み♡
メニューにも、もううっとり。
「利根川エリアのカレーラーメン」に注目する僕としてはやはりカレーラーメンを。
そして、驚きのラーメンもいただきました。
こちらが、さかえのカレーラーメンです。
とてもとてもシンプルなカレーラーメンですが、これぞ、まさに!というようなカレーラーメンでした。
スープは、とろりとしていますが、カレーライスのカレーとは違い、きちんとスープになっています。
お肉も厚切りで、カレーの具としても、またラーメンのトッピングとしても、理想のお肉でした。
玉ねぎもたっぷり入っています。
カレーラーメンはなかなか差異が出しにくいですが、その中でも個性的な一杯となっていました。
その秘訣はやはり、こちらのスープストックにあるように思います。
小見川といえば、実之和食堂、という先入観がありましたが、そうじゃないんですね。
こちらのカレーラーメンも歴史があり、そしてずっと愛され続けてきたのです。
実之和と同様、もっともっと注目されるべきカレーラーメンだと思いました!
麺は、なんと自家製麺。
店主さんが自ら作っている麺で、とても大切そうに扱う姿が印象的でした。
麺への愛情を感じる温かい麺でした。
スタンダードですが、非凡な麺でした!
さて。
さらに驚愕したのが、こちらのラーメン。
もう、一瞬見ただけで、とてつもないオーラを放っていました。
煮干しの味が炸裂する、ローカル色の強い、しかもインパクトのある煮干し醤油ラーメンでした。
若干、えぐみというか、魚の生臭さが残っているのが、ここのラーメンのポイントだと思います。
武骨な味わい。
なんですか、これは、、、汗
このヴィジュアルで、「おお!」と思っていただける人がいたら、その人とは分かりあえそうです(苦笑)。
メンマが素敵でした。味があって、臭みがなくて、歯ごたえが抜群で、、、
麺は、自家製麺。
つるつるっとしたやわらかい食感が、またノスタルジーを感じさせます。
あっさりタイプだけど、ジャンクな味わい、といいますか。
田舎町の名店、といいたくなる極上のラーメンでした。
いやー、惚れたー。
***
店主さんも素敵な人でした。
寡黙な方で、あまり多くは語りませんが、優しそうで、また人間的な温かさを感じる方でした。
そして、時折見せる料理へのこだわりの表情が、僕の心を打ちました。
とにかく、惚れました。それだけです。
このお店は、まさしく、千葉県の隠れた知られざる本当の名店だと思います。
きっと、それこそ地方なら、名店と言われている味わいだと思います。
千葉はいつでも、都市部のラーメンばかりがヒューチャリングされますが、本当の名店はこういうお店なんですよね。
なかなか遠いですが、遠方から食べにくる価値のある、マニア向けの名店だと思います。
看板が印象的でした。
もともとは食堂だったんですね。