旭周辺のラーメン店を調べると、必ず出てくるのがこちらのお店でした。
正直、外観からして、ラーメン好きの人が入るような感じではなくて、
大衆ファミリー中華レストランという感じでした。
一瞬、入るのをためらうほどに、一般（特に家族）向けのお店みたいでした。
今にして思えば、何で入ったんだろう？と思うほど。
（勢いに任せて入ったのかな？それとも哲平本店が呼んだのかな？）
結論から言えば、このお店、凄腕店ですね。
マニア的にいえば、くどう＠青森を彷彿とさせるあっさり煮干醤油ラーメン。
上品で、さっぱりとしていて、シンプルで、しつこくないくどうのラーメンに似ています。
（これで、「ほー、なるほど～」という人は、ほとんどいないでしょうけども）
メニューはいっぱいです。もう、いっぱい過ぎて、困るくらいに。
で、メニューに、半ラーメンなるものがあったので、そちらを頼みました。
（あと、せっかくなので、チャーハンも☆）
このシンプルな見た目から、「これは凄い」と思う人は・・ いないでしょうね（苦笑）。
僕も、最初、「げ、失敗した」と思いました。
なんてことない、ホント、なんてことない見た目。
どこかのチェーン店でありそうなヴィジュアルに、昔ながらのトッピング。
完全に、「選択を誤った」と思いました。
が、しかし、スープを飲んで衝撃が走りました。
魚介の旨み、とりわけ煮干しの旨みがふわ～っと効いているんです。
魚粉ではなくて、煮干しのダシをしっかり効かせたさっぱりラーメンなんです。
油分がほとんど浮いていおらず、誰でも気軽にするする食べられる煮干ラーメン！
それって、まさにくどう＠青森じゃないですか！！！
お店の人に聞くと、こちらのラーメン、全部こちらの手作り、オリジナルだそうです。
店主さん（現在はリタイア？！）の出身を聞けばよかった、、、
まぁ、そんなラーメンを食べてない若いフリークは、なんだこれ？！って思うかもしれませんが、
ここのラーメンは、本当に価値ある素晴らしいラーメンだと確信します。
これで、麺がさらにチュルチュルっとした弾力性のある柔らかい麺だったらよかったかなー。
ま、好みの問題でありますが、、、
チャーハンも、通常のラーメン店で食べるものと明らかに異なるものでした。
全然、ベチャベチャしてない。油っぽくない。さらさらっとした米粒。
こういうのがいいですねー。料理人の腕が分かるチャーハンだと思います。
厨房は戦場と化していました。中華レストラン風の厨房ですね。
こんなお店で、あんなラーメンを出しているとは…
だから、ラーメンの旅は止められないんですよね。。。
ここは、まさにビックリ＋衝撃のお店でした。
各テーブルに暖簾がかかっていて、プライベート空間が保たれています。
家族で来たいなぁ～～。ここは。
お子さん連れも大歓迎ですよ。しかも、ラーメンが旨いと来たもんだ。
これはそりゃ、人気になりますよ。
お客さんの気持ちを十分に汲んだお店になっていますね。
素敵です。
さらに、とんこつラーメン、300円。
至れり尽くせり、ですね。
心底、参りました、、、
この看板が目印です。
外見に騙されず、勇気を出して入ってみましょう！
