Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

Konstanzer Buergerstuben@コンスタンツ 庶民価格で南ドイツの名物料理を!

8月30日

既にブログでも書きましたが、コンスタンツに(ほんのわずかな滞在でしたが)戻ってきました。99年に日本に戻り、その夏に再び訪れて以来なので、99年夏以来、13年ぶりのコンスタンツになります。コンスタンツの駅前は何も変わらず。コンスタンツで最初に食べたマクドナルドも健在でした。マクドナルド強し。恐るべし。ただ、駅の左手、スイス国境寄りに、巨大なショッピングモールができていました。これには驚きました。

どこで食べようかと思ったのですが、あまり時間がない。しかも、外は土砂降り。それに、もう一つ。20代前半にこちらにいたので、正直、食に興味がなかった。いや、食には興味があったんだけど、お金がないので、ほぼずっと自炊だったんです(料理をすること自体が好きだったので、色々作りました。鍋でご飯も炊いていました。しかも、日本米がないので、色々と試しながら…)。なので、コンスタンツで行きたいレストランがないんです。知らない。駅から少し離れたところにあるケバブ屋さんには行ってみたいけど、雨がひどくて。

そこで、かつて一度食べたことが(多分)ある「Konstanzer Bürgerstuben」に入ることにしました。駅から徒歩すぐです。駅を降りて、右手に進み、100mもしないところにあります。多分来たことがあると思うんですが、うーん、記憶にない。外観は覚えていたんだけど、お店の中は…、思い出せない。誰と来たのかも覚えていない。外人だったことは確か…(僕が外人か…)。

今回、注文したのは、三人で、ブルガーシュニッツェルBürgerschnitzel(13.80ユーロ)、シュニッツェルSchweineschnitzel(7.90)、ケーゼシュペッツレKäsespätzle(8.20)を注文しました。

ちょっと珍しいのが、このお店オリジナルのブルガーシュニッツェルという料理です。このシュニッツェルは、フライパンで揚げてなくて、そのままソースと調味料で焼いて煮込むタイプのシュニッツェル。そこに、シュペッツレが入り、何とも言えない南ドイツ料理のハーモニーを感じます。酒の風味が強いタイプのシュニッツェルで、しかも、シュペッツレと合わさっています。これは面白いと思いますね。南ドイツ料理愛好家の僕ですが、これはかなり独創性が高いと思われます。

ケーゼシュペッツレも、ここのはおススメできます。玉ねぎの量が他のお店より多くて、しかも切り方が大胆でいいです。ねっとり感は少ないタイプで、チーズのクセも他のお店ほどではない。シュペッツレ(麺生地)も弾力性が強いタイプのもので、コシがあると書いても過言ではないと思います。これを「ドイツ風混ぜそば」、「ドイツの和え麺」、「南ドイツのシュペッツレチーズそば」とかってして、販売したらいいんじゃないかな。特にカラスさんのところの太麺を使って、その麺を短めに裁断してもらって、チーズと麺を交互に重ねていく。そして、その上に、焦がした(あるいはしっかりと炒めた)玉ねぎをぶっかける。ただ、それだけ。なんだけど、これが旨い。そういうオリジナルドイツ風ヌードルがどこかで提供されることを僕は願っています。

シュヴァイネ・シュニッツェル(豚のカツレツ)は、がっつり定番。ポテトフライの量が半端ないですね。これで、ミニサイズというのだから、いったいドイツ人はどれだけ食べているのでしょうか。ポテトの量に圧巻でした。

このお店、ドイツのグルメガイドに紹介されたみたいですね。こんな風に紹介されていました。どの国も、やはりグルメガイドやグルメランキングに掲載されると、それが武器になるんでしょうねー。

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