ハンブルク駅近くのランゲライエという通り沿いにあるお店。こちらのお店は、タイ料理と寿司の二本柱のレストラン。基本的には、タイ料理のお店ですね。そこに、寿司でもやっとくか的な感じで、お寿司が入っているようでした(確証はありませんが)。
こちらに、ありました。「RHAMEN」=ラハメンと呼べばよいのでしょうか。ラーメンがありました。素晴らしい! 6.50ユーロ。650円くらいです。焼きそばほどではないにしても、しっかりこちらにもラーメンが地味に広がりを見せています。
が、しかし、メニューをよく見ると、「韓国風ヌードルスープ」と説明が書かれてあります。韓国のラーメン… もしや…
その予感は的中しました。インスタントっすね(号泣)。インスタントに味を加えたというものだと思われます。辛ラーメンの味でした。麺も明らかに、インスタントのそれ。しかも、やわやわ。もうね、こういうラーメンには慣れてますから。何も言いますまい。それでも、こうやってラーメンがこっちのレストランで普通に食べられるようにはなってきたんです。それだけでもすごいことなんですから。かつては、こっちで日本レストランを探すことさえ困難だったんですからね。今は、その過渡期と考えていいと思います。まだ、こっちで、本当に全国展開できるレベルのラーメン店は現れていません。そういう意味では、でっかいビジネスチャンスが転がっているのかもしれません。
それに、ただインスタント麺をそのまま作ったのではなく、セロリとか玉ねぎとか、野菜の味を加えていますね。セロリ自体はないのですが、味わいにセロリを強く感じました。なので、それなりに味に立体感はありました。
さて、こちらのRHAMEN、特徴は焼き肉がいっぱい入っていることですかね。ホント、焼いた牛肉がいっぱい入っています。日本人なんで、焼き肉が入っているだけで、高級なんじゃないかって思ってしまいます。ラーメン自体はあれですけど、これだけ焼き肉が入っていれば、文句は言えないかな、と。それに、僕、韓国の辛ラーメン、大好きですから!!
こんがりと焼かれた牛肉たっぷりの韓国インスタントラーメンを調理したRHAMEN、ある意味、面白いっちゃ面白いですよね。日本でこういうのを出したら、ブロガーさんたちはどんな風に書くんでしょうね。どこかでやってもらいたいなぁ。「激辛韓国ラーメン」とかいう名前にして。内実はインスタント麺。でも、それがダメだとは誰も言えないですよね。それでそれが大ヒットしてしまったら???