8月4日、学生たちを連れて、都内の某乳児院に見学&対話をしに行きました。
上の写真は、待ち合わせ場所の『銀の鈴』。
僕は、銀の鈴を心の底から愛している。だけど、今の若者たちは、銀の鈴を知らない。
銀の鈴を知ってもらうことも、僕の使命だと勝手に解釈し、ここで待ち合わせた。
これだけの人数で待ち合わせると、結構な迫力。
銀の鈴ジャック!という感じで、結構壮絶でした。
この一枚は、見学終了後。
変顔です(苦笑)。
こんなふざけた顔をしていますが、しっかりと学んでました。真剣そのものでした。
そりゃ、そうです。場所が場所ですからね。
訳あって、実の親と一緒に暮らせない赤ちゃん~幼児が集まる場所。
言い方はとても悪いけど、見る人から見れば、「捨て子たち」の家(こういう言い方は好きではないけど)。
色んな事情があります。
でも、愛情溢れる保育士さんたちに大切に育てられています。それは間違いない。
一時的な愛情かもしれないけど、でも、愛されたということは間違いない真実だ。
その預かった期間の間に、親たちの状況が改善されることを願う。
その改善への道はとても険しい。
けれど、改善の道が開かれさえすれば、子どもたちはまた大好きなパパ・ママと一緒に暮らすことができる。
そういう場所を、うちの学生たちに、実習生としてではなく、学生として見せることに意味があると僕は思う。
実習だと、どうしても、形式的になってしまうし、いろんな利害が付きまとう。
だから、こういう感じで、のびのびとリアルな現場を見せられたら、と思う。
休日返上で、やることだけど、僕はそういうのが好きな先生だからね。
もっともっと、学生たちとバカやりたいなぁって思う。
というか、僕が一番のバカになって、学生たちを凌駕したいと思う。
そして、彼女たちの幸福を、僕はひっそりと、誰よりも強く願っていたりもする
そういうわけだ。
ciao!