今年もあと3日だ。
今年を振り返ると、この一年は土地を買って、家を建てる、
ということに全力を注いだ年だった。
土地を買う、ということで僕が学んだこと。
(1)まずは自分の住みたい場所のイメージを明確にする!
客観的に「良い土地」というのは実際に存在しない。
相対的に価値が決まるだけ
欲しい人が多ければ価格は上がる、それだけ。
だから、まずは自分がどんな場所に住みたいか、
これを明確に知ることから始めなければならない。
土地は自分が生きる場所であり、自分の生を支える場所である。
自分自身と切り離して、土地探しをすることはできない。
僕がどんな家に住みたいかは以下の通りだった。
①駅からとにかく近いこと(徒歩3~4分以内)
②近くに大きなスーパーや飲食店があること(ラーメン屋さんも♪)
③静かな場所であること(夜間は特に!)*今のマンションはうるさい!
④第一種低層住宅専用地域であること
⑤50坪以上(最初は何も知らず70坪以上と叫んでいた・・・)
⑥実家から30分以内
⑦間口が広い土地
⑧千葉より下りで東京へのアクセスもよいこと
(2)調べる時は丁寧に、決める時は大胆に!
土地探しをしている中、色んな不動産関連の人に言われた。
「決められない人は10年経っても決められない。
決める人は1日で決める。土地って出会いというか、タイミングというか
そういうもので決まるんですよ」
土地って、実際ものすごい数が存在している。
たくさん土地を見ればそれでいいってものではないし、
また少なすぎるのもよくない。
10年かけて選んでも、後悔することもあるし、
たった1,2日で選んでも、満足することもある。
(住んでみなければわからないところがとかく多い!)
僕の場合、ある程度エリアをしぼって、その中で徹底的に見た。
で、そのエリア内で売られている土地を20件ほど実際に見に行った。
そうすると、自ずとどの土地がいいかの「目利き」ができるようになってきた。
そして、最後に2,3の土地に絞り込んで、その中から一つを選んだ。
*実は購入する土地の以前に、一つすごいすごいと思う物件を見つけた。
すごくでっかくて、値段もそれなりで、駅からもめちゃめちゃ近い土地だった。
一目ぼれ状態だった。が、結局のところ、その土地は買えなかった。
しかし、今思うと、ものすごく無謀というか、無茶な物件でもあった。
(大きすぎて、経済的に破綻していた可能性が高い!)
あんなに大きな土地があってもそれに見合う家が建てられない。
落札できなくてホントよかった・・・
(3)まとめ
土地選びには、絶対的な尺度はない!
人間一人ひとりが違うように、
土地も一つとして同じものはない。
結婚相手や就職場所によく似ていると思った。
もしかしたら結婚相手を選ぶよりも難しい選択かもしれない。
でも、最後は「決断」。
とことん悩んだら、あとは決断するしかない。
決めたら、あとは土地については考えないこと。
その土地でどうやって生きていくかを考えるべきだ。
恋愛、就職、結婚、土地、家etc、
人間は大事な節目で自らの命をかけて選択し、決断しなければならない。
この時、人に頼ることはほとんどできないし、
また、頼るべきではない。(頼ってもいいんだけど)
自分が自分の実存をかけて選び取るものなのだ。
もちろん慎重に選ばなければならないが、
慎重すぎてもダメなのだ。
とはいえ、大胆すぎても後で痛い目を見るのは自分。
選択と決断は、いつもリスクを伴う人間の「判断」なのである!!