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Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

お茶の水,大勝軒@神保町 ん??いいかも?!


柔らかいソフト麺。そして、さっぱりとして甘めのスープ。


これぞ元祖大勝軒の味!って思いました。僕は気に入りました♪

ここの大勝軒は他の大勝軒とはちと違う。東池袋大勝軒の再現にとことんこだわる記念碑的なお店なのだ。だから、いわゆる「ラーメン店」とは区別しておきたい。(*このお店に関しては、見事に賛否両論となっている!)

大勝軒フリークの拠点となりそうなお店。大勝軒クラシックシリーズは大勝軒ファンにはたまらないだろう。 店主の田内川さんも、『ラーメンの本』の中で、「マスター(山岸さん)が築き上げた東池袋の味を忠実に再現するよう日々努力しています」と語っている。

・・・僕は大勝軒フリークではない。普通に大好きなお店。もちろん山岸さんの本はじっくり読んだし,本家を含め大勝軒を何軒も食べ歩いてきた。けれどファンやフリークにはならなかった。「さぶちゃん」や「喜楽」や「春木屋」などと並ぶまさにラーメンの歴史的存在だと思っている。クラシックなラーメン屋は基本的に大好き。だから『お茶の水、大勝軒』は大歓迎だ。

ここでもやはり一番人気は『特製もりそば』とのことだった。どんな味なんだろう? 一口食べて,なるほどと思った。したいことがなんとなく分かった気がした。

ここのスープは,現在ある他の大勝軒に比べて,ライトで,さらっとしていて,甘みが強くて,酸っぱさは控えめ。現在のつけ麺の動向とは真逆のようなものだった。 麺も,結構柔らかめで,もっちりしつつも,やさしい噛みごたえだった。いわゆるソフト麺ってやつだ。こちらも最近の動向とは真逆だ。(*ちなみにここで使用されている製麺機は山岸さん直伝のものらしい・・・)

でも,いやだからこそ,大勝軒の『らしさ』が伝わってくるのだ。 味覚は時代に厳しく左右される。今のラーメンやつけ麺の常識はかつての非常識であることもある。大勝軒の味は、若いお弟子さんたちによってアレンジされて、どんどん進化している。進化には、ポジティブな面とネガティブな面がある。進化することで失うものもある。

ここの大勝軒のもりそばを食べて,今時の味覚感覚を一度リセットするのもいいかもしれない。このお店が「いまいちだなあ」と思うならば、きっとそれはラーメンの良し悪しではなく、当の本人の味覚の問題だと思うのだ。美味い大勝軒と本来の大勝軒の味にはもしかしたら大きな差異があるかもしれない…


店内にはこういうのもありました♪


記念碑的なラーメン屋さんと考えてよいだろう。

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