Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

神田ちえちゃんラーメン@神田 コロナ禍に生まれた「ちゃん系ラーメン」の元祖!「もり中華」は90年代前半の味わいか?!

この日は、家の仕事?で世田谷方面へ。

朝早かったので、新宿のエキナカの『鴨to葱』で朝ラーをしようと思ったんですが…

東京駅で中央線に乗り換えて、新宿に向かおうとしたところ、、、

神田駅で突然、電車が止まってしまいました。

悪い予感がしましたが、その悪い予感通りでした。自分が乗っていた電車ではないのですが、中央線の某駅で「人身事故」が発生したとのことで、、、

新宿での朝ラーが難しくなりました。

その瞬間、「あ、、、!?」って思いました。

神田駅近くに、朝からラーメンを出しているお店があったぞ!って。

で、向かったのが、、、

神田ちえちゃんラーメン

であります!

こちらのお店には、コロナ禍の最中の2020年6月に開業したお店です。

僕の2020年9月の実食レポはこちら

ホント、コロナ・パンデミックが大変になる頃に生まれたお店でしたが、その後「ちゃん系ラーメン」のお店として、どんどん認知されていくようになりました。

この神田ちえちゃんをはじめとする「ちゃん系ラーメン」のお店は、「ちゃんのれん組合」を結成していて、「ちゃん系ラーメン」の普及に努めているみたいです。

この「ちゃん系ラーメン」っていうのは、簡単に言えば、ノスラーを現代によみがえらせる系?! あるいは、レトロフューチャー系?!の「昔ながらのネオ中華そば」みたいな感じのムーブメントですね。

で、なんといっても、こちらのお店、朝8時から営業しているんです!

今回は、それこそ8時20分くらいに神田駅にいたので、好都合でした。

券売機です(暗くてよく見えませんね…💦)

基本の中華そばは900円になっています。

辛中華もあって、これが1000円で、もり中華も同じく1000円。

これが今の東京の最安値って感じになるのかなー?!…

券売機の上にも、こんなメニュー表がありました。

前回は「中華そば+生卵」を頂いたので、今回は、

もり中華(並)(1000円)

を頂こうと思います。

「つけ麺」じゃなくて「もり中華」ってところにレトロを感じますよね?!

今回も、なんか「生卵」(50円)を付けたくなったので、こちらも。

ってことで、、、

ジャジャーン!!

こちらが、ちゃん系ラーメンの元祖ちえちゃんラーメンの

もり中華

です!!

す、す、すごい!!!

これ、かなりヴィジュアル的にも「おお~!」ってなる感じですよ。

しかも、なぜか、デフォで茹で卵のスライスも入っています…?!

このヴィジュアル、この感じ、すっごくいいですね~~。

ネギ、切りたてチャーシュー、メンマもいっぱい入っています。

麺はこんな感じです。

達磨製麺(新宿だるま製麺)の麺なんだそうですが、、、

この麺、なかなか食感のよい、もちもちっとしたコシのある麺でした。

この麺、そのままでも、とっても旨いなぁ~~~(n*´ω`*n)

この麺を、つけスープに浸して、、、

いざ、実食!!

麺をスープにくぐらせて、ぐいっと食べると、、、

「うおおお!! あっさりだけどめっちゃしょっぱい! 荒々しい昭和の味!」

って思いました😊

あっさりした感じのスープなんだけど、オイリーでしょっぱいんです。

このオイリーさとしょっぱさに、「昭和テイスト」を感じます。

言い方はあれですが、そんなにこだわった匠の味!っていうんじゃなくて、野暮ったくて、庶民的で、頑固オヤジの店主さんがぶっきらぼうに作っているような味わい?!?!(実際は違いますが、、、)

味わい的にも、かなりワイルドな味で、クセになる強いスープになっています。

系統的には、東池袋大勝軒のもりそばをもっとジャンクにして、もっとワイルドにした感じ?! あるいは、つけ麺大王のつけ麺っぽい感じ?! いい意味で、野暮ったい味わいのつけ麺なんです。

で、これがもうとにかくしょっぱくて、攻撃的で、尖った味わいなんですね~。

そんなしょっぱいつけ麺ですが、、、

生卵をほぐして、そこに麺を入れて、食べるんです。

そうすると、幾分か、しょっぱさが消えて、優しい味わいになります(ちょっとだけ)。

こういう食べ方も「あり」だよなぁ~~って思いました。

つけスープに浸して、そして、生卵に浸して、食べる!!

これがもう、なんか、めっちゃ幸せを感じるつけ麺(もり中華)なんです。

チャーシューも入れて、麺と一緒にずるずるっと。。。

うん、つけ麺で、生卵を加えてっていう食べ方はやっぱりいいなぁ~。

なんか、昭和~って感じがしますね。

卓上にも、青がっぱやにんにくや辛味調味料など揃っています。

青がっぱがあるのに、驚きました😊

青がっぱの生卵漬け!!(?!)

これもまた、なんか幸せに包まれるなぁ~~(n*´ω`*n)

最後は、唐辛子粉で「激辛風」にして、スパイシーつけ麺に!!!

いや~、これ、楽しいなぁ~~。

味も、昭和風ながらも野暮ったくてジャンクで、、、

そして、味変も色々できて、、、

「ちゃん系ラーメン」が流行りつつあるのも、納得できますね。

淡麗ってわけでもないけど、濃厚ってわけでもなくて、、、

魚介系ってわけじゃないけど、ド豚骨!っていうわけでもなくて、、、

そういう今のラーメン界のカテゴリーには収まらない感じなのがいいですね。広~~く見れば、やっぱり「大勝軒系」というか、「つけ麺大王系」になるんでしょうけど、、、

今の時代では、「ノンカテゴライズ系」になるのかな?!、と。

***

というわけで、、、

偶然のアクシデントから神田駅で下車して向かった「ちえちゃんラーメン」の二度目のレポでした。

こちらのお店って、いったいどんな人が経営しているんでしょうね?!

店員さんは、海外から来たっぽい若者で、ほとんど表には出てきませんでした。(お客さんが入ると、奥から出てきて、注文だけ聞いたら、また奥に入って、ラーメンを運んだら、また奥に引っ込む、みたいな)

クローズドキッチンなので、中でどんな風に作っているのかもよく分かりませんでした。

まぁ、でも、クローズドはクローズドで、あまり色々と見えないっていうのも、それはそれであれこれと色々と考えなくていいかもですね。(今、お店側とお客さん側で色々意見の相違とかも顕在化しているので…)

それはそれとして、、、

このお店、やっぱり面白いなぁって思いました。中華そばも、もり中華も、どっちもレトロフューチャーな感じで、野暮ったいけど、突き刺さる味わいで、いいなぁって思いました。

「ちゃん系ラーメン」が今後どこまで広まるか、にも興味深いですよね。

濃厚豚骨魚介~二郎系~家系と、ラーメン界もいくところまでいったと思います。今後、逆に、こういうスカスカな、というと語弊があるかもしれませんが、シンプルで、パンキッシュなラーメンやつけ麺が再評価されるような気もしなくもない、というか、、、

そう、この「ちゃん系」って、音楽で言えば「パンク」なんだろうなって!!

店内はこんな感じです。

朝早くってことで、お客さんは僕一人だけでした🎵

土日祝前日はなんと24時間営業になるんですって!!

さすが、24時間眠らない大都会東京のど真ん中!

この看板が目印です!!

炊きたてのスープに、切りたてのチャーシュー(というコンセプト)。

炊きたてとか切りたてとかって言われると、なんかそそられますよね?!

場所はこんな感じです。

神田駅の高架下にあります。神田南口から徒歩40秒くらいです!

こんな感じで、お店の上は、中央線と山手線が走っています👆

神田も、実は結構来ているんですよね~。

神田界隈もこれからも定期的にチェックしていきたいと思います。

神田、いいラーメン店、すっごく多いんですよね!!

ちえちゃんラーメンでは「もり中華」、とみ田は「もりそば」!

「もり」という言葉は、やっぱり大勝軒系由来か?!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「東京 中央 港 千代田」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事