この日は、家の仕事?で世田谷方面へ。
朝早かったので、新宿のエキナカの『鴨to葱』で朝ラーをしようと思ったんですが…
東京駅で中央線に乗り換えて、新宿に向かおうとしたところ、、、
神田駅で突然、電車が止まってしまいました。
悪い予感がしましたが、その悪い予感通りでした。自分が乗っていた電車ではないのですが、中央線の某駅で「人身事故」が発生したとのことで、、、
新宿での朝ラーが難しくなりました。
その瞬間、「あ、、、!?」って思いました。
神田駅近くに、朝からラーメンを出しているお店があったぞ!って。
…
で、向かったのが、、、
神田ちえちゃんラーメン
であります!
こちらのお店には、コロナ禍の最中の2020年6月に開業したお店です。
ホント、コロナ・パンデミックが大変になる頃に生まれたお店でしたが、その後「ちゃん系ラーメン」のお店として、どんどん認知されていくようになりました。
この神田ちえちゃんをはじめとする「ちゃん系ラーメン」のお店は、「ちゃんのれん組合」を結成していて、「ちゃん系ラーメン」の普及に努めているみたいです。
この「ちゃん系ラーメン」っていうのは、簡単に言えば、ノスラーを現代によみがえらせる系?! あるいは、レトロフューチャー系?!の「昔ながらのネオ中華そば」みたいな感じのムーブメントですね。
で、なんといっても、こちらのお店、朝8時から営業しているんです!
今回は、それこそ8時20分くらいに神田駅にいたので、好都合でした。
券売機です(暗くてよく見えませんね…💦)
基本の中華そばは900円になっています。
辛中華もあって、これが1000円で、もり中華も同じく1000円。
これが今の東京の最安値って感じになるのかなー?!…
券売機の上にも、こんなメニュー表がありました。
前回は「中華そば+生卵」を頂いたので、今回は、
もり中華(並)(1000円)
を頂こうと思います。
「つけ麺」じゃなくて「もり中華」ってところにレトロを感じますよね?!
今回も、なんか「生卵」(50円)を付けたくなったので、こちらも。
…
ってことで、、、
ジャジャーン!!
こちらが、ちゃん系ラーメンの元祖ちえちゃんラーメンの
もり中華
です!!
す、す、すごい!!!
これ、かなりヴィジュアル的にも「おお~!」ってなる感じですよ。
しかも、なぜか、デフォで茹で卵のスライスも入っています…?!
このヴィジュアル、この感じ、すっごくいいですね~~。
ネギ、切りたてチャーシュー、メンマもいっぱい入っています。
麺はこんな感じです。
達磨製麺(新宿だるま製麺)の麺なんだそうですが、、、
この麺、なかなか食感のよい、もちもちっとしたコシのある麺でした。
この麺、そのままでも、とっても旨いなぁ~~~(n*´ω`*n)
この麺を、つけスープに浸して、、、
いざ、実食!!
麺をスープにくぐらせて、ぐいっと食べると、、、
「うおおお!! あっさりだけどめっちゃしょっぱい! 荒々しい昭和の味!」
って思いました😊
あっさりした感じのスープなんだけど、オイリーでしょっぱいんです。
このオイリーさとしょっぱさに、「昭和テイスト」を感じます。
言い方はあれですが、そんなにこだわった匠の味!っていうんじゃなくて、野暮ったくて、庶民的で、頑固オヤジの店主さんがぶっきらぼうに作っているような味わい?!?!(実際は違いますが、、、)
味わい的にも、かなりワイルドな味で、クセになる強いスープになっています。
系統的には、東池袋大勝軒のもりそばをもっとジャンクにして、もっとワイルドにした感じ?! あるいは、つけ麺大王のつけ麺っぽい感じ?! いい意味で、野暮ったい味わいのつけ麺なんです。
で、これがもうとにかくしょっぱくて、攻撃的で、尖った味わいなんですね~。
そんなしょっぱいつけ麺ですが、、、
生卵をほぐして、そこに麺を入れて、食べるんです。
そうすると、幾分か、しょっぱさが消えて、優しい味わいになります(ちょっとだけ)。
こういう食べ方も「あり」だよなぁ~~って思いました。
つけスープに浸して、そして、生卵に浸して、食べる!!
これがもう、なんか、めっちゃ幸せを感じるつけ麺(もり中華)なんです。
チャーシューも入れて、麺と一緒にずるずるっと。。。
うん、つけ麺で、生卵を加えてっていう食べ方はやっぱりいいなぁ~。
なんか、昭和~って感じがしますね。
卓上にも、青がっぱやにんにくや辛味調味料など揃っています。
青がっぱがあるのに、驚きました😊
青がっぱの生卵漬け!!(?!)
これもまた、なんか幸せに包まれるなぁ~~(n*´ω`*n)
最後は、唐辛子粉で「激辛風」にして、スパイシーつけ麺に!!!
いや~、これ、楽しいなぁ~~。
味も、昭和風ながらも野暮ったくてジャンクで、、、
そして、味変も色々できて、、、
「ちゃん系ラーメン」が流行りつつあるのも、納得できますね。
淡麗ってわけでもないけど、濃厚ってわけでもなくて、、、
魚介系ってわけじゃないけど、ド豚骨!っていうわけでもなくて、、、
そういう今のラーメン界のカテゴリーには収まらない感じなのがいいですね。広~~く見れば、やっぱり「大勝軒系」というか、「つけ麺大王系」になるんでしょうけど、、、
今の時代では、「ノンカテゴライズ系」になるのかな?!、と。
***
というわけで、、、
偶然のアクシデントから神田駅で下車して向かった「ちえちゃんラーメン」の二度目のレポでした。
こちらのお店って、いったいどんな人が経営しているんでしょうね?!
店員さんは、海外から来たっぽい若者で、ほとんど表には出てきませんでした。(お客さんが入ると、奥から出てきて、注文だけ聞いたら、また奥に入って、ラーメンを運んだら、また奥に引っ込む、みたいな)
クローズドキッチンなので、中でどんな風に作っているのかもよく分かりませんでした。
まぁ、でも、クローズドはクローズドで、あまり色々と見えないっていうのも、それはそれであれこれと色々と考えなくていいかもですね。(今、お店側とお客さん側で色々意見の相違とかも顕在化しているので…)
それはそれとして、、、
このお店、やっぱり面白いなぁって思いました。中華そばも、もり中華も、どっちもレトロフューチャーな感じで、野暮ったいけど、突き刺さる味わいで、いいなぁって思いました。
「ちゃん系ラーメン」が今後どこまで広まるか、にも興味深いですよね。
濃厚豚骨魚介~二郎系~家系と、ラーメン界もいくところまでいったと思います。今後、逆に、こういうスカスカな、というと語弊があるかもしれませんが、シンプルで、パンキッシュなラーメンやつけ麺が再評価されるような気もしなくもない、というか、、、
そう、この「ちゃん系」って、音楽で言えば「パンク」なんだろうなって!!
店内はこんな感じです。
朝早くってことで、お客さんは僕一人だけでした🎵
土日祝前日はなんと24時間営業になるんですって!!
さすが、24時間眠らない大都会東京のど真ん中!
この看板が目印です!!
炊きたてのスープに、切りたてのチャーシュー(というコンセプト)。
炊きたてとか切りたてとかって言われると、なんかそそられますよね?!
場所はこんな感じです。
神田駅の高架下にあります。神田南口から徒歩40秒くらいです!
こんな感じで、お店の上は、中央線と山手線が走っています👆
神田も、実は結構来ているんですよね~。
神田界隈もこれからも定期的にチェックしていきたいと思います。
神田、いいラーメン店、すっごく多いんですよね!!
…
ちえちゃんラーメンでは「もり中華」、とみ田は「もりそば」!
「もり」という言葉は、やっぱり大勝軒系由来か?!