一昨日の塞翁に続いて、これまた久々の「らーめん壱喜」に行きました。
壱喜は、昨年桜木(若葉区)に登場した新しいラーメン屋さんです。
個人店ですし、この界隈では珍しいあっさり系のオリジナルラーメン店だけに、
応援したい気持ちもあり、何度かこちらに来たには来たのですが、
中休みだったり、臨休だったりして、再訪できずにいました。
でも、やっと二度目の訪問ができました♪
結構インパクトのある店主さんは健在で、
しかも、1年以上前にらんちばさんと来た時のことを覚えていてくださいました。
これは嬉しかったなぁー。(でも、ブログのことは知らないみたいでしたっ!)
前にふられたときは、カレーラーメンなるものがあったのですが、、、
なくなってました。やめたみたいです。
メニューはこんな感じですね。
塩にもひかれましたが、まずはメインの醤油ラーメンがどうなっているのか、
まず、それに興味がいってしまいました。
正直、1年以上の前の訪問なので、どんな味だったのかも記憶が定かで・・・
前の記事を読むと、なんとなくは想像できますが、、、
こんなラーメンでした!!↓↓↓
前に来た時と印象が違うのは、器のせいですかね?!?!
(前回の記事はこちら)
魚介系醤油ラーメンという方向性は変わりませんが、
スープの、、、
温度がすごいことになってます。超熱々!!
聞くと、器もチャーシューも全部あたためているんですって。
すごいです。この熱さ!! もちもちの木なみのアツアツぶりです。
熱いラーメンマニア(いるのか?)は、絶対必食ですね!!
魚ダシが強いといいつつも、かなり奥にひっこんでいる感じがしました。
つまり、魚介ラーメンという範疇からは逸れるかな、という。。。
でも、使用されている魚介は前より増えているそうです。
味の印象としては、前と変わりませんが、
前よりも、洗練されたというか、かなり力の入ったスープになっているように思いました。
それもそのはず。
この一年、ご主人は随分と葛藤されながら、思考錯誤を繰り返しながら、
頑張って、やってきた、と聞きました。
この地で、1年以上、店のともしびを消さずに、頑張ってやってきたのですから。
実際、マニア的にも、メディア的にも、全然紹介されていないお店です。
場所的にも、駅からは遠いし、大通りからは外れているし、
この地で、お店を続けること自体が、すごいことだと思います。
けれど、しっかりと固定客がいるようで、頑張っている姿がひしひしと伝わってきました。
いや、お世辞抜きで、しっかりとラーメンを作っているお店だと思いました。
スープも、和風ラーメンと中華そばのちょうど中間あたりの味わいで、
かなり独自の路線を突きつめているのが分かります。
和風ラーメンともいえないけど、中華そばでもない、という。
ただ、残念なのが、麺かな、と。
昨年も同じことを書いていましたが、ここの弱点は麺にあるように思います。
この麺の課題を超えれば、マニア・フリークの人の心もつかめるはずです。
このマニア・フリークの壁を超えることは、やはり重要なことで、
レベルを上げるためにも、麺の改善は必至だと思われます。
スープは、本当にあっさりながらも、深い味わいがします。
もう一つ、壁を超えるための工夫があると、もっともっと伸びるお店だと思いました。
自慢のチャーシューも健在でした。
メンマが、若干弱いかなと思いますが、、、
やりたいことがよくわかるラーメンになっていると思います。
でも、だからこそ、もう一つ、これという何かが欲しいんですよね。
和風と中華の間、という方向性は素晴らしいと思います。
だからこそ、そこにもう一つ付加価値?トレードマーク?が必要なんですね。
でも、今回はっきりとわかりました。
ラーメンへの情熱がしっかりとあるお店なんだ、と。
今度は是非塩ラーメンを食べてみたいと思います。
アクセスは決してよくないけれど、
車で動ける人なら、そんなに難しくもないです。
あっさりラーメンが好きな人は是非食べてもらいたいと思うお店でした!!!