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Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

ラーメン和久WAKYU@姉ヶ崎 ラーメンショップの進化系となるか?!内房らしさも感じる姉ヶ崎駅前のラーショ系の新店!

ラーメン大好きの教え子T君と一緒に、学校終わりに姉ヶ崎に向かいました。

五井に住むT君とホントは「濱野家」に行く気だったんですが、色々あって現在昼営業のみ。

夜のラーメンミニツアーということで、濱野家は断念しました…😿

でも、もちろんそういうことが起こることはすでに織り込み済み。

次の候補のお店として挙げていたのが、姉ヶ崎の

ラーメン和久WAKYU

でありました!

こちらのお店にも是非行きたいとずっと思っていました。

こちらの和久は今年の5月にオープンした2024年の新店になります。

場所は、姉ヶ崎駅から歩いて5分くらいのところにあります。

陸橋の下あたりにあるお店で、前にもこの辺りのお店に来たような…?!

お店の扉に、こんなポップが出ていました。なるほど~。

お店の外観はわりと古い感じですが、中に入ると明るくてきれいな空間でした。

6人掛けのテーブル席が二つあって、あとはカウンター席があります。

このお店は朝9時からの営業で、「朝ラー」ができるラーメン店なんです!

店主さんは、聴くと僕と同じ世代で、BGMもまさに僕ら世代の音楽が流れていました。

団塊ジュニア~ロスジェネ世代を感じる雰囲気がふわっと感じられます。

券売機です。

ラーメン、ネギラーメン、チャーシューメン、ネギチャーシューメンとあります。

また、つけ麺やみそラーメンなどがあったりもします。

このお店は基本的には「ラーショ系」ということなので、ネギラーメンがいいかな?!と。

あと、カットチャーシュー付きのネギ丼(350円)があったので、こちらも頂きます!

ってことで、、、

ジャジャーン!!!

ネギラーメン
ネギ丼

であります!!

ネギネギコンビになっています!!

おお、ここでも無料の「固形トッピング」が出されますよ!!

ネギ丼(ご飯もの)を注文した人だけ、「柴漬け」も頂けるという風になっています。

ネギラーメンとネギ丼と、そして、柴漬けと!!

これはなかなかゴージャスで華やかなラーメンセットですよー!!✨

今、固形トッピングについてすごく興味をもっている僕には嬉しい誤算!!

ネギ丼もかなりワイルドな感じになっています。

ネギラーメンにネギ丼、うん、まさにラーショ系のいいとこどりみたいな?!

聴くと、こちらの店主さんは「ラーメンショップ山倉店」の味をモデルにしているんだとか。

ただ、ラーメンショップそのものではないので、そこは店主さんの発想力や創造性?を駆使して、和久でしか出せない「ラーショ系ラーメン」に仕上げているんだとか?!

なので、ラーショ系にあって、ラーショそのものではない、という感じになっています。

ネギラーメン、頂いていきましょう。

スープを見ると、まさに「豚骨醤油スープ!」って感じがします。

だいたい豚8割、鶏2割のスープになっているということで、豚骨ベースの醤油味。

ネギラーメンなので、ネギがてんこ盛りですが、、、

その下には、チャーシュー、わかめ、メンマがあり、海苔も添えられています。

ヴィジュアル的にも、まさに王道のラーメン!って感じがします。

zoom up!

スープを飲むと、、、

「うおおお、こってりしつつもあっさり感のあるラーショっぽい味わいだ」

って思いました。

家系ラーメンほどではないですが、一般的なラーショよりはこってりしているかな?!

ラーショの方に近い、家系とラーショ系の中間あたりの味わい?!みたいな?!

しょっぱさ控えめ、脂控えめで、優しくてライトな味わいの茶濁スープですね。

もっとイケイケなスープかなと思いきや、逆に、優しさに包まれるような味わいのスープになっていました。

朝9時から営業するお店のラーメンだから…かな?!

修業元?のラーメンショップ山倉店は朝6時半からの営業開始なので、まさに「朝ラー文化」そのものなんですよね。

ただ、それを夜に食べると、どこかライト過ぎるというか、すっきりし過ぎている気もしなくもない?!

もっともう少し家系に近づけたら、「ネオラーショ系」の完成に向かいそうで面白いかなと思ったけど、でも、ここが目指すのは、そういうネオラーショ系じゃないのかな、、、って。

ネギもピリ辛っぽい感じもしなくもないけど、そんなに辛くなくて、美味しさupにつながっています。

麺はこんな感じです。

こちらの麺、食べた瞬間に、「あ、、、」って思いました。

この柔らかさ、このソフトさ、まさに内房の麺だ、、、って。

そう、内房エリアの定番にして王道の「文明軒」の麺だったんです。

文明軒の公式HPはこちら

都内や都会エリアで使われるような麺ではないですが、「内房」を感じるソフト麺。

この麺を使っているということは、、、色々と見えてくるものがありました。

ネギ丼注文者にしか提供されない柴漬け!

これをラーメンにも入れてみました(青がっぱ風に!)。

こういうのです!(これ、欲しい、、、😂)

青がっぱを入れる気持ちで、柴漬けをOn the soup!

そしたら、これがまたとってもきれいな感じになり、、、

また、柴漬けのしょっぱさも加わり、ジャンクな味わいに変貌します。

今まさに「固形の無料トッピング」の可能性を考えている僕としては、ありがたい限りです。

普通のラーメンが、なんかリッチでお得なラーメンになるような感覚になるんですね。

これ、ネギ丼注文者だけじゃなくて、(あえての)フリーのサービストッピングにしたら、すごくインパクトが出てくるだろうなぁって思いました。(損して得取れ!の精神で…)

卓上には、おろしニンニクと豆板醤?が置いてありました。

ニンニクを入れるのが、ラーショ系~家系のある意味での鉄則ですよね?!😊

ニンニクを入れると、パンチのある豚骨醤油スープに変わっていきます。

うん、僕もよく知るラーショのラーメンにニンニクを入れた感じになりました。

ニンニクを入れると、ラーショ感、すごく増しますね~~😊

チャーシューはこんな感じです。

うん、いい意味で、チープで90年代ライクなチャーシューでした。

ほどよくしっとり、ほどほどにぱさぱさ感のあるチャーシュー。

これはこれでやっぱりいいなぁ~~。

若いT君にはちょっと早すぎたかな?!(笑)

で、、、

ネギ丼

です!!

ラーショ系と言えば、ネギ丼でありましょう!!

ラーショ系じゃなくても、ネギ丼はまさに「ラーメン屋さんの風物詩」。

僕も二代目五衛門のねぎライスの影響で、ネギ丼を追うようになってしまいました…💦

ネギ丼、そのままでもすっごく美味しいです!!

ラーショ系伝統の激ウマ和えネギが乗ったミニ丼。

これ、すっごく食べていて心地よい気持ちになります💓

でも、ここにこそ「柴漬け」を入れなければなりません!!

しゃきしゃきのネギと、甘酸を感じる柴漬けの美味しさが重なります。

これ、ホント、まさに「ラーメン屋のミニ丼!」って感じでした。

これなら、いつでも、いつまでも、何回でも食べたくなります。

このネギ丼、まさにここ「和久」の必殺技!って言っていいかなって思いますね。

そして、最後に、、、

こちらが基本の「ラーメン」です。

ネギがない分、だいぶすっきりしています。

味わい的には、やっぱり王道の「ラーショ系」がベースになる味わい。

ネギなしで食べると、すっきりさっぱり感が増して、ラーショ気分に浸れますね。

面白かったのは、T君のリアクションというか、反応でした。

普段、二郎系や家系ラーメンを好んで食べる若いT君からすると、ラーショ系は「薄い」と感じるみたいで。

何度も「柴漬けの方がしょっぱかったっす」と言っていました。

若者に合わせるなら、もっとしょっぱくて油分多めの方がいいのかな?!、と。

でも、、、

文明軒の麺を使っているところからして、若者向けにはしてないのかな?と思いました。

どちらかというと、僕ら世代と、僕ら世代より上の人向けのチューニングになっているのかな?って。

アラフィフくらいになると、文明軒の麺って、違和感なく美味しく食べられるようになるんです。

でも、20代~30代だとまだ、固くて太くてハードで弾力性のある麺を求めちゃう気がします。

そういう麺って、アラフィフやアラカンの人には「疲れる」というかなんというか…

なので、このお店の方向性って、若者向けというよりは、店主さん世代=僕ら世代より上の人に向けたラーメンになるのかな?!?!って。

もし、若い人たちにもっと来てもらいたいとなると、もう少しガツンと来る、というか、もっと凶暴な味わいにしていかないとダメなのかな?!って思いました(T君とディスカッションしました)。

***

というわけで、、、

姉ヶ崎駅前に登場した新店『ラーメン和久WAKYU』の初レポをお届けいたしました。

食べ終わった感想としては、「ここからどう攻めていくのかな?!」っていう問いが出てきました。

頑なに「ラーメンショップ(山倉店)」の味を守っていくのか、それとも、「和久のオリジナルのラーメン」を創造していくのか。そこがよく分からなかったというか、見えない感じがしたっていうか、、、

これは結構難しいところだなって思うんです。お店のある場所からすると、前者(ラーショ山倉店)のスタイルだと経営的にどうなんだろう?って思ってしまいますし、また、後者(オリジナルのラーメン)を創造するスタイルだと、色々と(製麺所も含めて)変えていかなければいけないように思います。もちろん、朝向けの味でいくのか、夜向けにしていくのか、というのもありそう…

クラシカル(&ノスタルジック)なラーショが好きな人をターゲットにするのか、それとも、近未来型のネオラーショ系ラーメンを創造して、次世代を生きる若者やラヲタさんたちをターゲットにするのか。そこもまた「選択(フロネーシス)」の問題かな、と。

アラフィフの僕はこの今の味でもいいかなぁって思うけど、若いT君は、もっと刺激のあるラーメンの方がいいみたいでして💦

ただ、商売として考えると、今後はもう少し刺激、というか、中毒性のある味にしていってもいいのかなって思いました。

でも、それが「正しい選択」なのかどうか、なかなか言い切れないところもあって、難しいなぁって思いました。

黙飯さんの動画を見ると、そんなに難しく考えなくてもいいのかなぁって思う部分はあります。

朝から昼にかけては、かなり多くのお客さんが集まってそうですし、このままで十分なのかな?!って。

でも、T君とのディスカッションを通して、「もう少し尖ったスープでもいいのかな」とも思いました。

今後、どうなっていくのか、どう変わっていくのか、そこも楽しみにしたいと思います。

僕もまた、姉ヶ崎エリアに来た時には、是非立ち寄りたいなぁって思っています。

場所はこんな感じです。

姉ヶ崎駅からホント5分~6分くらいのところにあります。

ラーショ好きな人や、家系ラーメン(濃厚な豚骨醤油ラーメン)がきつくなってきたなっていう人にはうってつけのお店だと思います。

営業時間はこんな感じです。

9時から営業しているのが「最大のポイント」ですね。

朝ラーができるんです!(ここもラーショ文化と言えるでしょう!)

年末年始の予定です。

年末も年始も営業するんですね!!

駐車場もあるみたいです!!

徒歩160mですって!!

しば漬もまた、固形トッピングとして注目したいですね~。

高級そうなしば漬けも売っていますね!!

しば漬けきくらげなんていうのも、売っているんですね~~Σ(・□・;)

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