ど~も・∀・)ノ・∀・)ノ・∀・)ノど~も せい坊です
お読みくださりありがとうございます┏○ペコリ
先に進む前に↓↓ご一読願います。
↓↓前回はお稲荷さんの種類を大まかに説明しました。
今回は御祭神、御本尊についての私見におつきあいください。
(1)宇迦之御霊大神(うかのみたまのおおかみ)
古事記では「宇迦之御霊神」と記されているが、日本書紀では「倉稲魂命」と記されています。
素戔嗚尊と神大市比売との間の御子神で、兄は大年神。大気都比売や保食神と同一視され、人によっては伊勢神宮外宮の祭神豊受大神も同一視します。
神大市比売?
素戔嗚尊の妻って櫛名田比売じゃないの?
えっとぉ~
じつはですね・・・
2ご・・・(( ;*д*))o=3=3 ゲフンゲフン
素戔嗚尊が櫛名田比売の次に娶ったのが神大市比売です。
(2)大宮能売大神(おおみやのめのおおかみ)
神祇官天皇守護の八神のうちの一柱として、朝廷で重視された女神とされ、宮殿の人格化とも女官の神格化、宇迦之御霊に仕える巫女を神格化したとも言われています。
また、江戸期の国学者平田篤胤は、伊勢神宮内宮に祀られる宮比神は大宮能売神、天宇受売命の別名であると説いています。
(3)佐田彦大神(さたひこおおかみ)
記紀神話において、天孫降臨時の導きを担った猿田彦神の別名とする説であったり、子孫ではないかと言われてたりします。
室町時代の「二十二社註式」の伏見稲荷の条では猿田彦神と表記されており、佐田彦大神と表記されるようになったのは明治以降とされている。
(4)四大神(しのおおかみ)
諸説ありますが、そもそも由緒がはっきり分かっていないので、一柱の神名なのか四柱の神の総称なのか明確ではありません。
江戸期の国学者前田夏蔭は「若年神、夏高津日神、秋比売神、久久年神」の四柱としているが、宇迦之御霊神と同一視されることもある大気都比売の御子神であり、四季を表す神との説を唱えています。
(5)田中大神(たなかのおおかみ)
こちらも由緒がはっきり分かっておらず、伏見稲荷大社では稲荷神と何らかの深い関わりがある地主神或いは土着神的傾向が濃厚で、田と関係があると見解が示されています。
かつては大己貴神や猿田彦神、鴨建角身命等と同一視されていました。
(6)荼枳尼天(だきにてん)
少々くだけた感じで書くと下のようになります。
お稲荷様とは世を忍ぶ仮の姿
その正体は・・・
墓場と性愛、心臓大好き荼枳尼天!
そんな禁断の女神の華麗な経歴は
5世紀前半・・・インドでダーキニー颯爽と登場
5世紀後半・・・密教デビューを果たす
6世紀・・・・・・・中国に進出
8世紀・・・・・・・中国でプロフィールを公開
奈良時代・・・・日本にしばしば密入国。
9世紀・・・・・・・空海にひっ憑いて正式来日
平安時代・・・・閻魔天の所属になる
12世紀・・・・・・閻魔天から独立。天部に昇格し荼枳尼天となり、宇賀弁才天のコスプレで
キツネに乗り人気急上昇
鎌倉前半・・・・立川流のイメージキャラに採用
鎌倉後半・・・・稲荷を兼務する。即位灌頂のヒロインに抜擢
16世紀・・・・・・各地の戦国武将のマスコットに
江戸時代・・・・江戸に進出しファン急増。稲荷のネーミングで全国的アイドルに
1868年・・・・・ 稲荷兼務の禁止。本拠地の伏見稲荷(※)からおん出されるだけでなく、
他の拠点からも閉め出され大ピンチ。
1872年・・・・・ 本拠地を豊川稲荷に移し、本名の荼枳尼天で再出発
明治後半・・・・人気上昇。稲荷兼務を再開
上のどこかの年代で大日如来に調き・・・
(( ;*д*))o=3=3 ゲフンゲフン
調伏されて改心しているとのことです。
少々堅苦しく書くと↓のようになります。
ヒンズー教若しくはベンガル地方の土着信仰から仏教に取り入れられたと考えられています。
日本においての荼枳尼天は一個の尊格を表すようになり、稲荷信仰と混同されて習合し、一般に白狐に跨る天女の姿で表されています。
また狐の精とされ、稲荷権現や飯綱権現と同一視されています。
※=次回記述予定
大雑把ですが、以上となります。
お読みくださりありがとうございました。
お読みくださりありがとうございます┏○ペコリ
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今回は御祭神、御本尊についての私見におつきあいください。
(1)宇迦之御霊大神(うかのみたまのおおかみ)
古事記では「宇迦之御霊神」と記されているが、日本書紀では「倉稲魂命」と記されています。
素戔嗚尊と神大市比売との間の御子神で、兄は大年神。大気都比売や保食神と同一視され、人によっては伊勢神宮外宮の祭神豊受大神も同一視します。
神大市比売?
素戔嗚尊の妻って櫛名田比売じゃないの?
えっとぉ~
じつはですね・・・
2ご・・・(( ;*д*))o=3=3 ゲフンゲフン
素戔嗚尊が櫛名田比売の次に娶ったのが神大市比売です。
(2)大宮能売大神(おおみやのめのおおかみ)
神祇官天皇守護の八神のうちの一柱として、朝廷で重視された女神とされ、宮殿の人格化とも女官の神格化、宇迦之御霊に仕える巫女を神格化したとも言われています。
また、江戸期の国学者平田篤胤は、伊勢神宮内宮に祀られる宮比神は大宮能売神、天宇受売命の別名であると説いています。
(3)佐田彦大神(さたひこおおかみ)
記紀神話において、天孫降臨時の導きを担った猿田彦神の別名とする説であったり、子孫ではないかと言われてたりします。
室町時代の「二十二社註式」の伏見稲荷の条では猿田彦神と表記されており、佐田彦大神と表記されるようになったのは明治以降とされている。
(4)四大神(しのおおかみ)
諸説ありますが、そもそも由緒がはっきり分かっていないので、一柱の神名なのか四柱の神の総称なのか明確ではありません。
江戸期の国学者前田夏蔭は「若年神、夏高津日神、秋比売神、久久年神」の四柱としているが、宇迦之御霊神と同一視されることもある大気都比売の御子神であり、四季を表す神との説を唱えています。
(5)田中大神(たなかのおおかみ)
こちらも由緒がはっきり分かっておらず、伏見稲荷大社では稲荷神と何らかの深い関わりがある地主神或いは土着神的傾向が濃厚で、田と関係があると見解が示されています。
かつては大己貴神や猿田彦神、鴨建角身命等と同一視されていました。
(6)荼枳尼天(だきにてん)
少々くだけた感じで書くと下のようになります。
お稲荷様とは世を忍ぶ仮の姿
その正体は・・・
墓場と性愛、心臓大好き荼枳尼天!
そんな禁断の女神の華麗な経歴は
5世紀前半・・・インドでダーキニー颯爽と登場
5世紀後半・・・密教デビューを果たす
6世紀・・・・・・・中国に進出
8世紀・・・・・・・中国でプロフィールを公開
奈良時代・・・・日本にしばしば密入国。
9世紀・・・・・・・空海にひっ憑いて正式来日
平安時代・・・・閻魔天の所属になる
12世紀・・・・・・閻魔天から独立。天部に昇格し荼枳尼天となり、宇賀弁才天のコスプレで
キツネに乗り人気急上昇
鎌倉前半・・・・立川流のイメージキャラに採用
鎌倉後半・・・・稲荷を兼務する。即位灌頂のヒロインに抜擢
16世紀・・・・・・各地の戦国武将のマスコットに
江戸時代・・・・江戸に進出しファン急増。稲荷のネーミングで全国的アイドルに
1868年・・・・・ 稲荷兼務の禁止。本拠地の伏見稲荷(※)からおん出されるだけでなく、
他の拠点からも閉め出され大ピンチ。
1872年・・・・・ 本拠地を豊川稲荷に移し、本名の荼枳尼天で再出発
明治後半・・・・人気上昇。稲荷兼務を再開
上のどこかの年代で大日如来に調き・・・
(( ;*д*))o=3=3 ゲフンゲフン
調伏されて改心しているとのことです。
少々堅苦しく書くと↓のようになります。
ヒンズー教若しくはベンガル地方の土着信仰から仏教に取り入れられたと考えられています。
日本においての荼枳尼天は一個の尊格を表すようになり、稲荷信仰と混同されて習合し、一般に白狐に跨る天女の姿で表されています。
また狐の精とされ、稲荷権現や飯綱権現と同一視されています。
※=次回記述予定
大雑把ですが、以上となります。
お読みくださりありがとうございました。