ワイヤレスチャイム増設

私の仕事部屋はインターフォンのある部屋からドア2つ。来客のチャイムが聞こえません。
ホームセンターで売っているワイヤレスチャイムを増設して仕事部屋で鳴らすことを計画。
ある家では、玄関に従来のインターフォンと別のチャイムの押しボタンの二つを取り付け、「両方を押してください」の張り紙。
これでは脳がないので、インターホンの親機から出力を取りワイヤレスチャイムを鳴らす方法を検討。インターフォンは松下電工製だが資料が見つからない。
ワイヤレスチャイムはホームセンターでELPAのSES-300(2,080円)を購入。
このELPA(朝日電器株式会社)はここへ引っ越す前に済んでいた大阪の会社。しかもELPAの社長の弟さん(常務)はお隣さんでした。
インターフォンの室内機にはスピーカ出力があり、テスターで調べると、チャイムが鳴るときに約1Vの電圧がでる。これだけ出ればトランジスターをオンするには十分。
一方、ワイヤレスチャイムの押しボタン回路は良く分らない。調べるのが面倒なのでリレーでそのままオンにすることにして回路を設計。部品箱からありあわせのトランジスタとリレーで回路を組み立てて試験。(半田ごてを使うのは久しぶり)
回路は正常に動作するが、インターフォンにつなぐとだめ。
どうもインターフォンのスピーカ出力はリレーを動かすほどの馬力がない。(テスターの針は約1ボルトに振れるが非常に短いパルスのようだ?)
そこでトランジスタのベースに電解コンデンサを追加してみたら動作した。
チャイムの電源はA23Sと言う見慣れない12Vの乾電池。電池が切れたら面倒なのでACアダプターから直接電源を供給する。
玄関の押しボタンで仕事部屋のチャイムも鳴ります。ELPAさん、こんなアダプター発売してください。
 → 大きい回路図


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コメント
 
 
 
質問、よろしいでしょうか? (eesuzuki)
2015-08-20 10:56:05
同じ悩みで、貴ブログにたどり着きました。
大変前の記事に関してですので恐縮ですが、可能でしたらご教示下さい。
ワイヤレスチャイム増設(2008年12月28日)の記事中の回路図で、スピーカー出力は通常は交流ではないかと思うのですが、特に整流することなしにトランジスタにつなげておられます。
DCならばこのままで問題ないですが、もし交流でも整流を無視できるレベルなのでしょうか。
お伺い申し上げます。
 
 
 
ご質問の答え (晴耕雨網)
2015-09-02 16:48:34
ワイヤレスチャイムのスピーカー出力は、測定器を持ち合わせていないので、正確な波形はわかりません。玄関のボタンを押した時は、チャイムを鳴らす短いパルスが出ているようです。テスターでDC1Vと、トランジスターをオンにするには十分な出力なので、これでリレーを駆動しました。パルスの幅が短いようなので、コンデンサーを追加しました。玄関ボタンを押す時間が短い場合、うまくリレーが働かないことがあるようなので10KΩの抵抗と直列にダイオードを入れると、もっとうまくいくかもしれません。ただトランジスタをオンにするのには電圧が足らなくなるかもしれません。
 
 
 
上手く駆動しました(感謝) (eesuzuki)
2015-10-26 17:20:14
参考にさせて頂き、最終的に上手く行きました。
ハンディオシロというパソコンで計測できるものを使い、約1Vの音声出力波形が分かりました。
私は、リレーの代わりに、押しボタンのスイッチはONにしたままで、その電池部分にACアダプタの
電源を供給する方式を採用しました。
2SC1815、2SA1015の組合せで、2段目のPNPの手前に並列に平滑コンデンサ100uFを入れ、ピンポンの間の電圧、電流が安定し、増設したチャイムを鳴らすことが出来ました。
ありがとうございました。




 
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