週末二日間は関口先生による居合セミナーでした。
関口先生とは出会いから既に20年以上経ちます。
当時は素手の武術しか知らなかった私ですが、それでも若い頃からいつかは剣の道に入らねばという漠然とした思いを持っていました。
首都圏にいた頃はやるべきことが目の前に山ほどあり他流派を学ぶような余裕もない毎日。
岡山に戻り偶然にも関口先生のお知り合いと縁を持ち関口先生との再会と相成りました。
関口先生も既に齢70を過ぎ、長年の無理もたたり体はボロボロ。
今回は体の状態も詳しくお聞きしましたが・・・
鬼気迫る凄みを感じるお話でした。
先生は武士道精神を若者たちに語ってくださります。
その言葉もさることながら戦いの人生を送ってこられた先生の後ろ姿からは侍としての強烈な矜持を感じさせられます。
武道家人生の中で関口先生の生き様に触れて随分と救われている私です。