「歩きお遍路」さんの苦闘・お祈り・・・を見る！

２００９年１１月２０日から１泊２日は、　
　この日、お遍路巡礼中の妻と年老いた義母を連れ立って・・・初めて「四国八十八ヶ所・土佐路の札所」へ出かけてみた　　・・・　　


　　　　　　第３１番　竹林寺にて


ここ第３４番で、偶然にも九州・熊本県から来た３０歳前の若者「歩きお遍路」さんと出会った、その言葉・・・「第１番札所から第３４番・種間寺まで経を
唱えながら歩いた・・・１２日間だった」と・・・そして「これから八十八ヶ所を４０日間足らずで満願成就するんです」と云って、また黙々と歩いて行った、
・・・全修行程「満願」が１５００ｋｍ？だから・・・えぇーっ凄い！・・１日に歩く距離は４０ｋｍだぁーっ！
何んと・・・野山を越え谷越えて４０日間も歩き通すのかぁーっ・・・！！

お遍路さんの「お祈り・修行」とは、お経を唱え全身全霊を捧げ「無心」になること・・・では足りぬか？、あの「歩きお遍路」さんは・・・自然の中に身を
置き自らを見つめながら歩き通す・・・そして「千辛万苦」の限界を乗り越えてこそ「お大師さんの心が見える」のだ・・・と云ってくれたように思う・・・
若き時の経験は、いずれ「立派な行動の証し」になる・・・と。

・・・「心に期す」何かの信念が行動を促す、・・・今　多くの「お遍路」さんはマイカーやバスを利用しての巡礼だ・・・八十八ヶ所が「お祈り・修行の場」
であり、祈る姿は歴然として立派だ・・・が、しかし　「歩きお遍路」さんはもっとも数少ない貴重な存在だろう・・・歴史を継承しながら「今を生きる」実践が
できる行動人だ・・・とても立派な人間だ！！と思う。

おっとと、偉そうなことを云い過ぎたよ　　・・・先週　「加古川ツーデーマーチ・４０ｋｍ」を２日間歩いただけで弱音を吐きそうになった我が身を
恥じるようなもの・・・だね。

これからの人生を「歩きお遍路」さんで祈ってくるか・・・　本気で・・・　来年にも？・・・