移りゆく日々・四季

田舎暮らしを終え、
仲良く暮らす老夫婦の平凡な日々の日記

あの花の咲く頃もう一度登りたい山

2014年12月03日 | 山登り
2014年12月3日(水)  寒い晴天

山仲間ユウさんよりこんな山があるよ!とお誘いがあり、天気を確認し登ってきました。

篠山市小原自然公園から雨石山~櫃ケ谷を縦走登山です。  篠山市登山マップに、雨石山(あまいしやま・611m)の紹介が出ています。

      途中に洞窟があり、毘沙門天を祀っています。4月中旬から下旬にはミツバツツジ、ヒカゲツツジが美しく群生しています

毘沙門天が祀られている岩の祠からピーク630・雨石山にかけて、ヒカゲツツジが群生しすでに小さな蕾をつけていました。

歩いたコースと時間です。

          小原自然公園P8:51)→一の滝9:01→毘沙門天祠9:18→P63010:23→雨石山10:52→小野峠11:28

          →P59511:51→櫃ケ獄(昼食)12:27-12:49→宮代集落13:23→小原自然公園登山口14:24


        晩秋ののどかな集落を抜けて



        天気にも恵まれ遠くに見える山のてっぺんを縦走してきました。 下山後の宮代集落からの遠望です。





        遠い但馬から福知山に出、国道9号線を走り三和町大身辺りから「観音湯」を通り過ぎて国道173に出・南下、篠山市小原に有る「小原自然公園」に入る。
        国道から公園に入る道を探り当てるのに少し時間がかかったが、そこはこんな事に慣れている二人。すぐに見つける。小さな毘沙門橋を渡り、少し車を走ら
        せば公園に到着する。お墓の前の空き地にパークし装備を整え8:51スタート。すぐに公園の案内看板があるが、古びて今にも字がなくなりそう。

        ナビセットのために事前にこの「小原自然公園」を探すが、住所は出るものの電話はなし。来てみてわかったが、管理事務所のような類の建物がるような
        雰囲気の公園ではない。歩き始めて10分ほどで一の滝、すぐそばに毘沙門天の鳥居がある。滝を観て鳥居をくぐって石ゴロゴロの山道に入る。


    



       登山道から少し分岐した場所の大きな岩の中に毘沙門天が祀られている。日差しが当たり始めた岩の前から山々を見れば、あちこちに岩肌が見られる。
       分岐した元の登山道はだんだん険しい岩の道に・・・そんな道でも前を歩くユウさんは「すたこらさっさ」疲れ知らずの元気そのもの。


    






       そして出てきましたね、ヒカゲツツジの群生地。ヒカゲツツジは丹波の向山ばかりではないぞ! と所々はトンネル状態。ミツバツツジも見える。
       4月中下旬に再度来てみたい  と思いながらさらに歩を進めるとピーク630に到着。先人の登山記録にはこの630は  「毘沙門山」と出て
       いるがそうでないらしい。いつかけられたか???であるが、地元住民の方のこんな看板があった(画像クリックで確認ください)


    



       展望を楽しみながら歩くこと30分ほどで 雨石山(611m)に到着。ここには三角点も展望もない。しかし新緑の頃はどんな景色?と考えながら歩く道は
       落ち葉ふかふか。次はピーク595に向かう。ちよっと道が不明瞭なため、地形図・コンパスで確認しながら歩くが激下りと激上り。足と心臓が悲鳴をあげる。



   


       ここがピーク595  と歩いてきた山。








       そしてまた激下り・上りを体験し、櫃ケ獄山頂に到着。ここには三等三角点があり、展望も良い。約20分ほどの昼食休憩ののち歩き出す。       


  







       峠に下り篠山市宮代集落方面への道は明確な渓流沿いの道。獣避け扉を開けて集落に入る。葉の落ちた柿の木が随所にあり実が鈴なり。
       多分食べられることもなくこのまま落下か。クマは出没しない? 穏やかな田舎集落の景観を見ながらこんなことを考えながら小倉集落から
       小原集落へぬける峠道経由公園パークまで戻りました。       


  







             寒い一日でしたが、青空が眩しい晴天の中の登山でした。ヒカゲツツジの咲く頃もう一度花を観に登りたいと思います。
             およそ5時間30分。歩行距離は9.3キロほど。誘ってくれた  ブログ山の工房 の 山仲間ユウさんに感謝です。

               マップもユウさんのここから見てください
                




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4 コメント

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Unknown (なな)
2014-12-06 09:52:31
こんにちわ 雪降りでうっとしい毎日
素敵な題名 あの花の咲くころ・・・・・ひかげつつじ・・・・
私にはとても無理なコースですが 見せてもらうだけでも
気分が軽くなります 有難うございます。
ゆうさんと良いコンビですね。

返信する
雨・櫃登山 (せきやん)
2014-12-07 09:20:40
主稜線の道は結構きつい U の字の一番下は峠のきつい道でした。
ヒカゲツツジとミツバツツジの観賞が主目的なら優しい道がありそうですよ。
返信する
630m (雑草 zassougoo)
2014-12-13 23:37:41
はじめまして 山の名前が住民と官庁?またネット上で違うのを興味深く思いました。それでネットを検索して見ましたら、確かに630mを毘沙門山としているのが見受けられました。その中にこの松の木の写真がありまだ看板がついていませんでした。平成23年4月30日です。またこの看板と同じ岩尾峰にしたいという方のを見つけました。よく調べられておられるようでした。看板を掛けた方本人かどうかはわかりません。
私も地図上ですが同じルートをたどってみました。ヒカゲツツジの自生はまだ見たことがないので登ってみたいと思いましたが関東からでは遠いですね。兵庫のほうにでかける機会ができたら候補にしてみたいですね。
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ヒカゲツツジ (せきやん)
2014-12-14 09:40:17
zassou さま
遠い関東からコメントいただいて有難うございます。

この山は兵庫県の篠山市ですが、近くの丹波市柏原町・氷上町・春日町、朝来市生野町周辺にヒカゲツツジの咲く山は多くあります。
4月中旬頃、このヒカゲツツジ(淡い黄色)とコバノミツバツツジ(ピンク)、タムシバ(白)の
混在する登山道からの景観は、登山を趣味にしていて良かったといつも思います。

それらの過去画像は持っていますが、来年のその時期にまた発信しますね。
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