まにあっく懐パチ・懐スロ

古いパチンコ・パチスロ、思い出のパチンコ店を懐古する
(90年代のパチンコ・パチスロ情報がメイン)

お知らせ

2014-03-15 21:16:29 | 昔話あれこれ

今回は、ちょっとした「お知らせ」があるので、お暇な方は、ぜひご一読を。


 

来週の3月19日(水曜日)午後7時~7時58分に、衛星放送の「BS11」(BS11チャンネル、3桁番号「211」)で、昔懐かしの80年代ドラマ「事件記者チャボ!」(出演:水谷豊、伊藤蘭ほか)の「第24話」分がオンエアされる。

(C)日本テレビ

水谷豊さんといえば、今やテレ朝の刑事ドラマ「相棒」の「右京」役で有名だが、かつては日本テレビの学園ドラマ「熱中時代」で、主役の北野広大先生を演じて一躍脚光を浴びた。当時の小学生の間では、一種の「アイドル」的な存在でもあった。

私自身、小学3年の担任だったN先生(当時20代)が、顔も口調もドラマの水谷豊にちょっとだけ似ていたので、N先生と北野広大を何となく重ね合わせていた思い出がある。ちなみに、N先生は現在、某公立小学校の校長先生をされており、時の流れを感じる。

 

さて、冒頭紹介した「事件記者チャボ!」は、そんな水谷豊が再び日テレで主演を務めた80年代の作品で、新聞社(警視庁記者クラブ)を舞台にしたドラマでありながら、人情味やドタバタしたコミカルさも併せ持った、昭和後期の「名作」である。

放映期間は1983年11月~1984年5月で、毎週土曜の午後9時からオンエアされていた。水谷豊演じる中山一太(東和日報記者)が、毎回様々な事件やトラブルに巻き込まれつつも、最後は解決に向かうというお決まりの展開だった。

主役の水谷と、相手役だった伊藤蘭(一之江ツル役、一太の先輩記者)は、本作での共演がきっかけで結婚した事でも知られる※。また、一太の上司である「鬼丸キャップ」を演じた、故・藤岡琢也のシブい名演も光った。鬼丸の娘で婦人警官役の「木ノ葉のこ」も、今や懐かしい名前である。

※正確には、同じ日テレ土曜9時枠「あんちゃん」で、水谷と伊藤は兄妹役で初共演。その後、「チャボ」でも共演して1989年に結婚へと至る。

 

で、来週水曜にOA予定の「第24回」放送分(「チャボもあきれたダメ父さん」)では、非常に短いシーンだが、「パチンコ屋でのやりとり」が出てくるのだ。このブログで取り上げる以上は、そういった「伏線」がある事を予想した人もいるだろう。

細かいストーリーはネタバレになるので、簡単にまとめると、この回登場する一人の男性がタイトル通りの「ダメ父さん」で、奥さんを亡くした後、自分の子供をほったらかして若い女性の家に入りびたり、パチンコ屋通いまでしている。で、水谷演じる記者の一太が、彼を探してあれこれ説得するシーンが出て来るのだが、その場面が「パチンコ屋の店内」だったのだ。

とはいっても、実際のパチ屋のロケではなく、スタジオのセットにシマを幾つか組んだような、かなりこじんまりとした店内である。まぁ、かつてのパチ屋といえば、そんな寂れた雰囲気の「小店」も多く存在した訳で、特に違和感はない。

そういった急ごしらえのシマではあるが、店内には当時のパチンコ台がズラッと並んでいたし、店員のマイクパフォーマンスなども再現されていた筈だ。古き良き昭和のパチンコ店を体感するには、これでも十分だと思う。

ちなみに、リアルタイムでこのドラマを見た時分は、パチンコにほぼ「興味ゼロ」の時代だったので、こんなパチ屋の撮影シーンがあった事など、全く気づかずにいた。最近になって、偶然に再放送を見た折、今更ながらこんな香ばしい場面が収録されていた事に気付いた次第だ。

まぁ、そんな訳で、来週水曜・午後7時からの「BS11」のオンエア、昭和のパチンコに興味のある方は、ぜひチェックを。

 


 

ちなみに…

1984年(昭和59年)の土曜日というと、今とは比べ物にならない程、各局のテレビ番組が充実していた事を思い出す。

今や、「どのチャンネルもイマイチだなー」と選局に迷う事が多いが、あの時代だと「どの番組にしようかな?」と目移りする感じだった。

84年当時は中学1年で、土曜半ドンなので午前中は授業。その後、部活を午後3時まで(試合のある日は夜まで)やった後、帰宅するのが4時半~5時(当時は、神奈川から都内まで、1時間半かけて電車通学していた)。この土曜5時過ぎからが、至福の「テレビタイム」となっていた。

夕方5時半になると、日本テレビで「全日本プロレス」の中継が始まる。ジャンボ鶴田とスタン・ハンセンのカードなんかを、アツくなって見ていた。対戦カードがイマイチの時は、TBSの「まんがはじめて物語」にチャンネルを変えて、岡まゆみお姉さん(当時)とモグタンとのテンポ良いやり取りを、マッタリ見ていた。

午後6時になると、NHKで「人形劇・三国志」が始まる。劉備、関羽、曹操といった武将達が繰り広げるドラマの本編も面白かったが、番組の最初と最後に出て来る「紳助・竜助」の掛け合いも、何気に楽しかった。小池玉緒が歌う三国志のテーマ曲も、透明感があって名曲だった。同じ時間には、テレビ東京で「三菱ダイヤモンドサッカー」という外国のサッカー中継(録画)をやっていて、ドイツのプロサッカーリーグの模様などを、前後半に分けて日本語の実況・解説付きで流していた。6時45分からのテレビ朝日アニメ「パーマン」も、土曜は必ず見ていた(平日は帰宅が夜8時過ぎ)。因みにTBSの午後6時からは「料理天国」

そして、夜7時から9時の間は、TBSの「黄金リレー」だ。7時からは「まんが日本むかしばなし」、7時半は「巨泉のクイズダービー」。そして、8時になると、お目当てのドリフ「8時だよ!全員集合」の生放送。もはや「鉄板」ともいえるリレーだったが、この頃だと、午後8時からフジテレビの「俺たちひょうきん族」も人気があって、アミダババアとかタケちゃんマン目当てに、6チャンネルと8チャンネルを交互にみたりした。テレ朝は、午後7時半から「痛快あばれはっちゃく」、8時から「暴れん坊将軍II」をやっていたが、7時半の「クイズダービー」と「あばれはっちゃく」は、自分の中では結構いい勝負だった。

午後9時になると、フジテレビの「ゴールデン洋画劇場」と、日本テレビ「事件記者チャボ」の2択。「ゴールデン~」は、高島忠雄の解説が好きだったな。その頃だと、「Mr.Boo」(広川太一郎のハチャメチャな吹き替えが最高だった)「ジャッキーチェン」「ブルース・リー」の3大香港映画が放映される回は、まず見逃すことはなかった。一方の「チャボ」は、映画がハズレの時によく見ていた。因みに、テレビ朝日はサスペンス系の「土曜ワイド劇場」をやっていたが、中学生が両親と一緒に見る内容ではなかった(親がいない時にこっそり見る感じw)。

午後10時半からは、NHK教育テレビで糸井重里と荻野目慶子の「YOU」を見るのが好きだった。裏番組では、日テレで故・加藤芳郎司会のワイドショー番組「ウィークエンダー」が人気だった。ウィークエンダーの後、夜11時からはタモリの人気番組「今夜は最高!」。ちなみに、「ベストヒットUSA」(テレ朝、小林克也)や「オールナイトフジ」(フジ)などの土曜深夜番組に目覚めるのは、もう少し後の話である…。