ゴンの釣り日記

五島列島東奔西走

足跡をたどって

2018年07月10日 08時29分24秒 | 島の生活

週末の平戸行き、すぐ帰らずに1泊したのはいろいろ考えるところがあったのでしたよ。

 

帰りに伊万里に回って、いつもお世話になってるキザクラさんに挨拶に行こうかなぁ?とか。

 

その後武雄に回って、伯母に会いにいこうかなぁ?とか。

 

宮之浦で釣りに出かける友人達を見送った後、走りだしたんですが気になるのは前日の豪雨災害。

 

北九州から宮之浦まで15時間近くかかったらしくて、伊万里から武雄あたりはどうなの?

 

先が見えないので、今回は諦めました。

 

 

で。。

 

平戸の教会を回ってみました。

 

平戸の教会は、教会建設の父と呼ばれる鉄川与助氏が手がけた教会堂があるのです。

 

隊長の爺ちゃんは与助氏の元で修行してたらしく、平戸の教会堂建設にも関わっていたようです。

 

亡くなる直前にも、急に平戸に行くと言い出して、昔なじみの方々にもてなされたそうなのですが、体調崩して島に帰ってきました。

 

帰ってきた翌日、脳溢血で倒れてそのまま逝ってしまったとです。

 

亡くなった頃は鉄川与助氏には全然光が当たってない頃で、長生きしていればいろんな話が聞けたのになぁと残念に思うのですよ。。

 

 

で。。

緋差教会

 

ここは与助氏の建てた教会です。昭和四年建堂なので、関わっているんだと思います。

 

内部は船底天井でした。

 

花の彫刻で飾られた内部の装飾が、世界遺産登録された頭ヶ島教会と似ているなと思いましたよ。

 

 

 

続いて宝亀教会。

車がやっと通れるような細い道を登った、奥まった小高い場所に建っていました。

 

両サイドのテラスみたいになってます。

 

宇久の大工さんが建てたそうです。

 

 

そして世界遺産の田平教会。

ここは与助氏の建てた教会堂です。

 

建堂されたのが大正6年になっていたので、爺ちゃんは年齢的に関わっていないと思います。

 

ここの内装も上五島の教会に通じる、花の装飾が印象的な教会堂でした。

 

 

世界遺産に登録されてすぐに、平戸の教会堂を回る機会ができてなんだか爺ちゃんの足跡を踏んでいるような気になった旅の締めくくりでしたよっと。

 

 

そんなこんなで島に帰ってきたらいきなりの梅雨明け!!

 

 

今日の上五島もピーカンです。