3日間のお盆休みが終了、昨日から通常営業の我が家です。
娘たちはそれぞれ部活に行きました。
15日、実家の両親を乗せ父の実家へ帰省しました。
最後に立ち寄った父の姉(故人)の家。
変わり果てた伯父がいました。
目をギョロギョロさせて、不安げに見上げるその表情に、
無口でぶっきらぼうだけど、優しかった伯父はいませんでした。
オドオドした様子で、挨拶をする私たちを伺うように見て、
「兄さん、久しぶり」の父の声にも母の声にも
「?」と言う顔。
同居している従妹に聞くと、もう娘の顔も、あんなに可愛がっていた孫の顔もわからないどころか、朝も夜もわからない状態。
帰ってから久しぶりに(私的に)オイオイ泣いた。
伯父はどこへ行ってしまったのだろう?
姿だけを残して。
人は老いてどこへ行くのだろう?
年の離れた甘ったれの末っ子だったと言う父の寂しそうな背中と、
車の中で何度も繰り返されたため息が、
人の行く道を考えさせざるを得ません。
もはや、人事ではない、それだけは確かです。
※別宅と同じ文章です。
手抜きですみません。