キタカゼとタイヨウ

「意識不明の重体」「重症びまん性脳損傷」から奇跡的に回復、社会人になった息子のこと。母の読書記録などなど。

5年

2016-03-11 23:10:25 | 日記
あの日小学生だった息子は高校2年生に。
修学旅行中だった次女は、来月から社会人に。
高校卒業直後だった長女は、社会人2年目に入ろうとしている。


子供にとっての5年ってすごく長いけど
大人はどう?
あっという間だった気がする。

まだまだ茨城でさえ復興途中で、風評被害に泣いている5年目

ブルーシートの屋根や、崩れて撤去されたままの塀
傷は癒えない。


あの日、遠くから励まし支えてくださった皆様にお返しもしないうちに
昨年は息子の件で、大きな借りを作ってしまいました。

「がんばってね」の言葉に背中を押されて、明日からもがんばらねばと思うのです。

立ち止まることはいつでもできるけど歩き続けることはしんどいけど
でも、前に進まなくちゃね。

本気で壁の修繕がしたいよ。

「近いはずの人」

2016-03-11 13:56:18 | 本と雑誌


ある日突然妻を交通事故でなくした俊英。

温泉に行くといって出かけた妻。
「誰と?」とも聞かずに送り出し、
一緒に行ったと思っていた友人は同行者ではなかった・・・



きゃ~
ワタシは夫をどこまで知っているだろう?
夫はワタシの何を知っているだろう?

「誰と」ぐらいは聞いておかなくちゃね。

「エキナカには神様がいる」

2016-03-11 08:48:18 | 日記


峰月皓さん初読み。
今まで手にしなかったのが残念なぐらいワタシ好み。

一番好きなのは「背中」かな。


ワタシの最寄り駅にはエキナカどころかみどりの窓口さえないけど、
いつもは車田異同ばかりで電車はあまり使わないけど、
駅って特別な場所だよね。


人とひととの繋がりが、人の心を救うことってあるのよね。