キタカゼとタイヨウ

「意識不明の重体」「重症びまん性脳損傷」から奇跡的に回復、社会人になった息子のこと。母の読書記録などなど。

「きらきら眼鏡」

2016-04-08 18:49:04 | 交通事故・高次脳機能障害


主人公は入社3年目の明海(♂)
明海に思いを寄せる会社の先輩の弥生
上司の本田さん(通称ケラさん・・・・スポーツクラブでのあだ名ってこの本なんだっけ?
それから、買った古本に挟まっていた名刺の大滝あかね。
明海はあかねにひかれていくけど、
あかねには余命宣告された恋人祐二がいた。。


「自分の人生を愛せないと嘆くなら、愛するように自分が生きるしかない。他に何ができる?」
明海が古本屋で買った
「死を輝かせる生き方」にかかれていた言葉。




さて、本田宗一をケラさんと呼ぶオカマの筋肉隆々のスナックママが出てくる本を思い出さなくちゃ。

「バルト海のほとりにて」

2016-04-08 12:40:48 | 本と雑誌


駐ラトビア公使館付武官、後に駐スウェーデン公使館付武官小野寺信氏の妻、小野寺百合子さんの著

戦前、戦中の本、東南アジアで玉砕した話、満州で関東軍に置いてきぼりにされ、命からがら逃げてきた話
特攻隊の話、空襲の話等々は何冊も読んできたけど
ヨーロッパにいた人の話って聞いたことない、
そう思って、図書館で借りました。

以前読んだ本にこの本の子とが書いてあって、それで手にしました。
って以前読んだ本のどれに書いてあったんだろう?
おいおい思い出していきましょう。

さて、小野寺氏は本によっては諜報部員とかスパイとか書いてあります。
奥さまが暗号書を使って、打電していたということなので、やはりそういう仕事なんでしょうね。

小野寺氏は、戦争を回避するためにたくさんの情報を収集し、
日本に送り、他国の同様の仕事をする人と情報を交換し、
探り続けていましたが、
残念ながら、小野寺氏の情報は握りつぶされ、
日本は大東亜戦争に突入します。
その後も、小野寺氏は和平工作に苦心します。

小野寺氏の活躍を日本人はもっともっと知っていもいいかなぁと思います。
もしかして、知らないのは私だけ?





日本はこれからどうなるんだろう?
小野寺氏のような人は今の日本にいるのだろうか?