#36
180127
*姉さんは永遠の眠りにつきました今夜の月は雲の中です
180128
*月を観る場所にバッチリ相生の橋を愛すよ素敵な橋よ
*寂しさに相生橋で月を観る。相生月子その名の由来
*寂しくてついに恋人こさへたよ相生月子 幻の人 千盡仙人
*恋してる月子がそばにゐないので今日も寂しく一人で歩く
*寂しさに朝酒飲んで二度寝する。大寒さなか 春やこんこん 春隣かも
*恋人を勝手につくり独り言いはずに済ます無言の会話
*恋人の月子はどこにゐるのかなラインも来ない北の方かも
#37
◇ まるごとの 大馬鹿者を
180129
*姉さんが 死んで三日め 忽然と 命の啓示 自問自答す 今日お葬式
*コンマ以下そんな心根知りながら心底おいら愛を尽くせる?
18/01/26〜29
*大寒に逝った姉さん昼の月墓場でしつかり見ていますよね
180130
*月子さん君の心に見つからん僕の姿は別納なのね🤗
*まるごとの 大馬鹿者を 後先の 後悔なしに やってきました
*あまりもの 空しさに僕 負けました お別れします さようなら貴女
180131
*80歳ただ呼吸だけそれだけの私の人生誉れあれかし
*天晴れじゃ!ここまで馬鹿をやれるとは我が人生に悔ひなかりけり
*我輩は春隣にて御臨終
#38
◇ 自らの幻夢に孕み産んだ子が相生月子
180202
*月子さん 出会ひの不思議 嬉しくて また苦しくて 空しさいっぱい
*いい天気!生目古墳の台地恋ひこれから行って参りますとも
*月子さん!君を愛した そのことは ほんとにごめんね 謝りますね
*貴腐ワインシャトーギローを眺めては 優しい貴女に 恋い焦がれてる
180203
生目古墳群、展望台。
ここで月子とキスをした。
*節分の 月子卑弥呼や 古代人 冷たい風に キスをするかも


180204
*老いらくの 恋に溺れて 魂も 失くしてしまひ 目に涙かも
*自らの幻夢に孕み産んだ子が相生月子その子に溺れる
*老いらくの 水面に揺らぐ 今日の春
*老いらくの恋に溺れて狂い死 。月子貴女はそれを望むや
*春立ちぬ 心を保ち 老いの道 自分の足で歩かなくっちゃあ
*寂しさの 極みの出逢ひ 空しさを 月子と出逢ひ 極め尽くした
#39
◇ 始まりがあって終わりがすぐにくる
180205
*目が覚めて世界がすべて夢の中仮想であれば非在の私
*千盡と名乗る私の心身が空っぽならばなんとしようぞ
*なにひとつ80年の歳月に語るものなく一杯の水
*老いらくの 恋の苦しみ 寂しさと 空しき思ひに 心潰れる
180206
*愛のまだ色華やかに輝いて楽しかった日々思い出してる
180208 00:46
*安らかな眠りを待ちぬ弓張の下弦の月が海に立つころ
*始まりがあって終わりがすぐにくる。言ひようもなく辛い出来事
#40
◇一寸の虫にも五分(ごぶ)の魂(たましい)
180212
*春夕の生目古墳の丘ですよ恋人月子卑弥呼の棲家
180213
*夕つ方生目古墳に行ったけど月子卑弥呼に逢えませんでした
180219
*辛いこと 楽しいことと 雨水かな
*夜降ちの 静かな雨の 雨水かな <よくたちの>
*密やかな 雨となりたる 雨水かな
*水底に月子のライン届くかも意気吹き返し走るプリウス
*いいかげん諦めましょう引き出しの一つと言われた五分の魂
*貴女まさか木偶の坊にぞ愛されたそんな風にぞ思っていたの
180220
*幻想を 生きる覚悟や 春の野辺
*欲得の 果ての絶望 春の野辺
◇片想い
*これ以上踊らされても仕方ない雨水の野辺を散歩しましょう
*我が身にも五分の魂あったかと怪訝に思ひしんみりとする
◇一寸の虫にも五分(ごぶ)の魂(たましい)
小さな者・弱い者でも,それ相応の意地や感情はもっているから決してばかにしてはならない。