美唄市にかつて、短期大学がありました

2013(平成25)年3月をもって在籍ゼロに、同年6月8日に閉学式を行いました。それからの活動の記録です。

東京理科大長万部キャンパスでの授業終了

2018年03月11日 19時41分51秒 | 大学のこと
東京理科大長万部キャンパスについて

先月、北海道長万部町にショッキングなニュースが伝わりました。
ニュース内容は、北海道新聞電子版(HP)より引用します。

東京理科大 長万部キャンパスの全寮制教育、廃止の方針
02/23 13:24 更新

東京理科大(本部・東京、本山和夫理事長)は22日、
長万部キャンパス(渡島管内長万部町)で
全寮制で学ぶ基礎工学部の1年生約360人について、
葛飾キャンパス(東京都葛飾区)に移す再編計画を明らかにした。
同大は理由について詳しく明らかにしていないが
「長万部キャンパスは国際化のための教育の場として活用する」
と説明している。

同大によると、長万部キャンパスで行っている基礎工学部1年次の
全寮制教育を廃止し、
葛飾キャンパスで4年間の一貫教育を行うという。

21日の理事会で再編計画を決定した。

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/166627より

東京理科大は、東京都に法人本部を置く有名私大のひとつです。
理科系の単科大学(一部、経営学部も設置)で詳細は、
同校のHPを参照ください。

同大の基礎工学部に入学した学生は、
1年次のみを北海道・長万部町にあるキャンパスで過ごすことになります。
全寮制の同キャンパスでの1年間は部外者から見れば、
特色ある大学教育と映りますが、
かかる方法での全人教育(同大の主張)も
限界にきているのかもしれません。

同大と比較にはなりませんが、
美唄の専修短大も2年間を北海道で過ごし、
3年次編入するという途中移動は、
似たところがあります。
残念ですが、時代の流れでしょうか。

もっと残念なのは、長万部町かもしれません。

写真:同町のゆるキャラ「まんべくん」
同町・観光協会HPから借用しました

失礼ながら、これといった産業もなく、
理科大学の学生が住民登録することでの補助金も
同町には主要な財政収入であると思われます。
法人にも同町にも激変しないような施策が、
行われることを期待します。


旧酒田短大のその後

2014年02月04日 14時03分18秒 | 大学のこと
経営破綻の短大、ネットで売り出し…
落札されず



オークションに出品された旧酒田短大
 
市税滞納で差し押さえられ、
インターネットオークションにかけられている旧酒田短大(山形県酒田市豊里)の
土地と建物が3日、2度目の出品でも買い手がつかなかった。

最低入札額は6,330万円。
酒田市の2012年度の市税滞納額の5%に相当するだけに、
納税課は「今後も公売にかけ、
何とか落札してもらいたい」と祈るように話している。

同課によると、旧酒田短大は、中国人留学生が
首都圏に移り住むなどの問題で、
03年に経営破綻。その後、
山形地裁酒田支部が競売を行い、
05年に酒田市の男性が土地と建物を購入した。
市内の介護施設が土地と建物を引き継いだが、
固定資産税などを滞納し、市が
昨年6月までに差し押さえを行った。

インターネット検索大手ヤフーの「官公庁オークション」に出品されたのは、
土地約2万6490平方メートルと校舎など3棟。
昨年11月に続き2回目で、今回は
仮申し込みがあったものの、入札参加に必要な
公売保証金は支払われず、1月27日~2月3日の入札期間に応札者はいなかった。

出品に際して費用はかからないが、落札された場合は、
落札額の3%をヤフーに支払う。
同課の担当者は「市の広報誌やホームページなどで入札を呼びかけてきたが、
なかなか応札者がいない。3月にも出品を予定しているので、
何とか落札してほしい」と話している。

(2014年2月4日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20140204-OYT8T00350.htmより