北海道・美唄で「切り干し大根」革命が起きている?
2015年3月 3日 07:28
写真:切り干し大根の煮物
http://j-town.net/tokyo/news/localtv/201302.htmlより
[どさんこワイド - 札幌テレビ]2015年2月20日放送の「ときめき野菜通信」では、
美唄発、新感覚の『切り干し大根』が紹介されました。
大根を細く切って乾燥させた『切り干し大根』。
これを水に戻して煮つけた切り干し大根の煮物は昔ながらのおふくろの味ですが、
私たちが知っている切り干し大根の常識がかなり変わるかもしれません。
そんな革命的な切り干し大根を作っているのは、
「つむぎ屋」という美唄市の農家の女性5人グループ。
このグループ名には、「和服の紬のように普段使いだけれど
価値のあるものを作りたい」という思いが込められています。
この「つむぎ屋」が3年前から始めたのは『乾燥野菜』作りです。
『ミニトマト』や『ジャガイモ』、『ゴーヤ』など、
その数40種類以上もあリます。
その中でメインにしているのが『切り干し大根』で、
普通の白い大根のものは太さが3種類、
そして「赤」「緑」「紫」の大根を切り干し大根にしたもの、
さらにそのカラフルな大根を輪切りにした詰め合わせタイプのものなど
切り干し大根だけでも8種類ほどあるのです。
これらの商品に使う野菜は、メンバーみんなで育てたもの、
冬加工する分は秋に収穫せず雪が降ってからハウスをかけ、
土の中でずっと保存していた大根を使用します。
そんなこの大根は、ある程度一定温度が保たれているためか、
みずみずしさは残っているけど
秋に収穫するものとは味がちょっと違って甘くなるといいます。
さらに「つむぎ屋」のこだわりは、新鮮なうちに乾燥野菜にすること。
なので、掘り出したものはすぐに水洗いし、
皮をむき、ひたすら切っていきます。
そして、丸一日かけてゆっくり乾燥。
すると1kgの大根が30~50gほどに減るのだそうです。
しかしその分、旨み&栄養がギュッと詰まっています。
実は...、生の大根100gと戻した切り干し大根100gを比べてみると、
鉄分が11.5倍、カルシウムは5.4倍、カリウムは3.5倍、
食物繊維も3.5倍と切り干し大根のほうが
栄養価がグンと増えることが分かっているのです。
「つむぎ屋」直伝 切り干し大根レシピ
つむぎ屋の皆さんはレシピの研究もしています。
なかでもオススメは『切り干し大根のビビンバ』。
色とりどりの切り干し大根を水で戻してから
ごま油と塩などでナムルに味付けし、ご飯に盛り付けるだけです。
お次は『切り干し大根のちらしずし』。
輪切りのタイプを使います。
戻してから甘酢に漬けてお寿司にちらすだけで、
とても華やかになります。
さらに『切り干し大根おやき』。
材料は、戻した切り干し大根と桜えび・片栗粉・醤油・チーズ・卵です。
作り方はとっても簡単で、これらの材料をすべて混ぜ、
形を整え、油をひいたフライパンで焼くだけ。
最後は、画期的! なんと切り干し大根を戻さずに使用します。
材料は、そのままの切り干し大根、木綿豆腐・練りゴマ・塩・砂糖です。
作り方は、まず木綿豆腐をボールに入れつぶします。
そこへ練りゴマ・塩・砂糖を加え混ぜ、
最後に切り干し大根を入れてあえれば『切り干し大根の白和え』の完成です。
豆腐の水分を吸って切り干し大根が戻るので、
豆腐の水切りいらず、切り干し大根を戻す作業もいらず、
一石二鳥のレシピ。豆腐の水を切り干し大根が吸うまで
少しおいてからいただくのがベストです。
こちらの切り干し大根は、北広島の「くるるの杜」、
JAびばい本店などで取り扱っている他、
発送も行っているということでした。
(ライター:北海道saki)
http://j-town.net/tokyo/news/localtv/201302.htmlより
2015年3月 3日 07:28
写真:切り干し大根の煮物
http://j-town.net/tokyo/news/localtv/201302.htmlより
[どさんこワイド - 札幌テレビ]2015年2月20日放送の「ときめき野菜通信」では、
美唄発、新感覚の『切り干し大根』が紹介されました。
大根を細く切って乾燥させた『切り干し大根』。
これを水に戻して煮つけた切り干し大根の煮物は昔ながらのおふくろの味ですが、
私たちが知っている切り干し大根の常識がかなり変わるかもしれません。
そんな革命的な切り干し大根を作っているのは、
「つむぎ屋」という美唄市の農家の女性5人グループ。
このグループ名には、「和服の紬のように普段使いだけれど
価値のあるものを作りたい」という思いが込められています。
この「つむぎ屋」が3年前から始めたのは『乾燥野菜』作りです。
『ミニトマト』や『ジャガイモ』、『ゴーヤ』など、
その数40種類以上もあリます。
その中でメインにしているのが『切り干し大根』で、
普通の白い大根のものは太さが3種類、
そして「赤」「緑」「紫」の大根を切り干し大根にしたもの、
さらにそのカラフルな大根を輪切りにした詰め合わせタイプのものなど
切り干し大根だけでも8種類ほどあるのです。
これらの商品に使う野菜は、メンバーみんなで育てたもの、
冬加工する分は秋に収穫せず雪が降ってからハウスをかけ、
土の中でずっと保存していた大根を使用します。
そんなこの大根は、ある程度一定温度が保たれているためか、
みずみずしさは残っているけど
秋に収穫するものとは味がちょっと違って甘くなるといいます。
さらに「つむぎ屋」のこだわりは、新鮮なうちに乾燥野菜にすること。
なので、掘り出したものはすぐに水洗いし、
皮をむき、ひたすら切っていきます。
そして、丸一日かけてゆっくり乾燥。
すると1kgの大根が30~50gほどに減るのだそうです。
しかしその分、旨み&栄養がギュッと詰まっています。
実は...、生の大根100gと戻した切り干し大根100gを比べてみると、
鉄分が11.5倍、カルシウムは5.4倍、カリウムは3.5倍、
食物繊維も3.5倍と切り干し大根のほうが
栄養価がグンと増えることが分かっているのです。
「つむぎ屋」直伝 切り干し大根レシピ
つむぎ屋の皆さんはレシピの研究もしています。
なかでもオススメは『切り干し大根のビビンバ』。
色とりどりの切り干し大根を水で戻してから
ごま油と塩などでナムルに味付けし、ご飯に盛り付けるだけです。
お次は『切り干し大根のちらしずし』。
輪切りのタイプを使います。
戻してから甘酢に漬けてお寿司にちらすだけで、
とても華やかになります。
さらに『切り干し大根おやき』。
材料は、戻した切り干し大根と桜えび・片栗粉・醤油・チーズ・卵です。
作り方はとっても簡単で、これらの材料をすべて混ぜ、
形を整え、油をひいたフライパンで焼くだけ。
最後は、画期的! なんと切り干し大根を戻さずに使用します。
材料は、そのままの切り干し大根、木綿豆腐・練りゴマ・塩・砂糖です。
作り方は、まず木綿豆腐をボールに入れつぶします。
そこへ練りゴマ・塩・砂糖を加え混ぜ、
最後に切り干し大根を入れてあえれば『切り干し大根の白和え』の完成です。
豆腐の水分を吸って切り干し大根が戻るので、
豆腐の水切りいらず、切り干し大根を戻す作業もいらず、
一石二鳥のレシピ。豆腐の水を切り干し大根が吸うまで
少しおいてからいただくのがベストです。
こちらの切り干し大根は、北広島の「くるるの杜」、
JAびばい本店などで取り扱っている他、
発送も行っているということでした。
(ライター:北海道saki)
http://j-town.net/tokyo/news/localtv/201302.htmlより