美唄市にかつて、短期大学がありました

2013(平成25)年3月をもって在籍ゼロに、同年6月8日に閉学式を行いました。それからの活動の記録です。

札沼線 ひっそり廃線

2020年04月23日 12時47分48秒 | 心が痛みます
沿線と歩んだ85年 
札沼線、突然のラストラン 
数奇な歴史、
静かな終幕


04/18 05:00

大勢の住民らが見守る中、新十津川駅を出発する最終列車=17日午前10時(大城戸剛撮影)

JR札沼線北海道医療大学―新十津川間(47・6キロ)が
17日に運行を終えた。
新型コロナウイルスの影響で、
最終運行日は2度にわたり前倒しとなり、
ラストランは前日夜に急きょ決定。

感染防止のため、各駅でのイベントなどは行われず、
沿線の住民らは、静かな雰囲気の中で最後の雄姿を目に焼き付けた。
時代に振り回されてきた札沼線の85年の歩みは、
最後まで数奇な歴史を刻んだ。

17日朝、新十津川駅前では、
防災行政無線で最終運行の前倒しを知った100人を超す町民らが集まり、
午前10時発の最終列車を手を振って見送った。
同町の山下徳司さん(85)もその一人で、
人垣から少し離れたところで見つめた。
「戦後の路線復活の開通式にも参加していたので感慨深い。
今まで何回も利用していた。なくなったら寂しいね」

トピックス

宮島沼

2020年04月19日 10時59分23秒 | 美唄など地域のこと
旅立ちの日待ち 
夜明けの空を覆うマガンの大群 

北海道・美唄
2020/04/14 19:56
毎日新聞

夜明け前に一斉に飛び立つマガンの群れ
=北海道美唄市の宮島沼で、貝塚太一撮影

ラムサール条約登録湿地の宮島沼(北海道美唄市)に、
北帰行を控えたマガンの大群が集まっている。
夜明け前に、地鳴りのような音が聞こえると、
ねぐらの沼から一斉に飛び立つ様子が見え、
白みだした空を覆った。
宮島沼水鳥・湿地センターによると、
2020年はこれまでに最高で約6万羽が訪れており、
4月下旬にかけて繁殖地に向けて旅立つという。

3月26日に、沼の氷が解ける「沼開け」し、
飛来数が増えた。
早朝に沼を飛び立ったマガンは日中、
周辺の田畑で餌を食べて夕方には再び沼に帰ってくる。

多くの人たちがマガンを見るために訪れており、
新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、
センターは15日からの臨時休館を決め、
トイレなどの周辺施設も閉鎖する。
【貝塚太一】

今年もマガンが美唄の「宮島沼」にやってきてくれました。
「鳥インフルエンザ」のウイルスは、
こういった渡り鳥が運んで、
感染源になるといわれています。
こうした中継地がクラスターになるわけです。

そして鶏舎にウイルスが伝播すると、
その鶏は、すべて処分されることになります。

さて人類の場合、
コロナ・ウイルスの濃厚接触者とされても、
処分されることはありませんが、
心的には相当、疲弊します。

どうがマガンのみんなも、
元気に北に渡り、また秋には、
美唄にやってきてください。



札沼線廃止

2020年04月17日 11時53分37秒 | 心が痛みます
札沼線24日に最終運行 
道医療大―新十津川 コロナ対応で前倒し
04/15 23:26 更新

15日時点では、以下の報道により、
前倒し廃止の予定でしたが、
さらに廃止がは早まり、
本日(2020年4月17日)、
新十津川発の列車が、
同駅始発の最終となりました。

JR北海道は15日、
5月6日廃止予定の
札沼線一部区間(北海道医療大学―新十津川)について、
一般乗客向けの最終運行を
今月24日に前倒しすると発表した。
新型コロナウイルスの感染拡大問題に対応するためとしている。

写真:石狩月形駅
JRの島田修社長が15日の記者会見で明らかにした。
理由として大型連休中に重なることから、
緊急事態宣言地域からも
多くの鉄道愛好家が集まる可能性があると指摘。
島田社長は
「命を守ることを最優先に考え、
前倒しを決めた。
最後の姿を見たい気持ちは分かるが、
今回はぜひ自粛してほしい」
と訴えた。

JR札沼線、廃止前倒し 
ファン殺到による「3密」防ぐ
2020/04/15 21:57朝日新聞

(朝日新聞)

JR北海道は15日、5月7日付の廃止が決まっている札沼線
(北海道医療大―新十津川、47・6キロ)の
定期列車の最終運行日を、
今月24日に前倒しすると発表した。
廃止前の連休中に全国から鉄道ファンが訪れ、
新型コロナウイルスの感染拡大につながるのを防ぐ。

当初は連休中の5月2日〜6日は全て指定席にするなど
混雑防止の対策をとった上で運行する考えだったが、
全国的な感染拡大を踏まえ、
列車内だけでなく駅舎やホームでも感染につながる
密閉、密集、密接の「3密」が発生するリスクがあると判断した。
JR北の島田修社長は
「お客様、地域の皆さまの命を守る行動が何より優先される」と述べ、
全国の鉄道ファンに来場を控えるよう呼びかけた。
沿線住民に乗客を限定する「ラストラン運行」を27日に実施する。

札沼線は1935年に全線開通。
廃止区間では4月1日からすでに
代替バスの運行が始まっている。
(長崎潤一郎)

炭鉱の記憶

2020年04月15日 18時37分32秒 | 美唄など地域のこと
炭鉱遺産

新しい炭鉱遺産が生まれました。
「どうしん」より

「無事に」ドイツ語で 
炭鉱マンのあいさつバッジに 
岩見沢記憶推進事業団が販売
03/27 05:00

「無事に上がってこいよ」
という意味のドイツ語が書かれたオリジナル缶バッジ

【岩見沢】
NPO法人炭鉱(ヤマ)の記憶推進事業団(岩見沢市)は、
1950~60年代にドイツへ渡った
日本の炭鉱マンのあいさつをデザインした
オリジナル缶バッジを販売している。

直径約3センチで赤緑黒の3種類の缶バッジには、
「無事に上がってこいよ」という意味の
ドイツ語「グリュック アウフ」と書かれている。
60年ほど前、空知管内を含む全国から、
先進的な採炭技術を学ぶためなどで
ドイツ・ルール地方の炭鉱に約400人が派遣された。
その際、鉱山の地下に入る時にドイツ語で交わしていた言葉だ。

「ご安全に」などという呼唱も
ドイツ語から来ているようです。