8月1日 「ババー!お習字してもいい!-」 「いいよ!迎えに行くからね!」
二人を乗せた車の中で、私は大変なことを見てしまった。
112号線をこの暑いのに、細くて小さくて腰の曲がったおばあちゃんが、一人で歩いてるのを見てしまった。
反対車線をつえをついて歩いているではありませんか。誰も止まって乗せてくれる人がいません。
すぐに引き返す私に「ババー!忘れ物したの?」 「ちがうの、おばあちゃんが、あのまま歩いてたら死んじゃうもの!」
車を止めて、4年生の孫が「おばあちゃん!のせて行くよ!」と、車に乗せた。
話を聞いたら、コメリの方に食べるもの買いに行くんだ!嫁から昼は自分で食べれ!って言われた。
可哀そう、80歳位の人が、藤島の方から歩いてて、このままだったら、死んだかもしれない。
涼しいところで、飲み物を飲ませ「ここで休んでれよ!食べるもの買って来てやるからの!」
「そんなことさいねー!知らね人から買ってもらわいねー!」「大丈夫よ!」
「いつもそんなにふるえるの?」 「いつもよりふるえるー!」
すぐ食べれる、かっぱ巻きや、おかずや、飲み物を買って送ってやりました。
4年生の孫が玄関まで手をつないで送って、「食べたら少し寝れよ!」やさしい言葉。
いい孫だ、サイコウにいい事をしたね。
それから一年生になった孫も一緒に、書道の練習、
「姿勢をまっすぐー!」「ホラ!筆をまっすぐ立ててー!」ババはきびしいです。
字よりも、書道の基本から教えてます。字はあとからついてきます。