8月4日(土)酒田の花火大会の日に、日中に出羽遊心館で「かたり琵琶」が披露されました。
仙台、新潟、秋田、そして酒田、鶴岡と30名の方の琵琶を聞いて、感動のしっぱなしでした。
最後に弾いてくれた「池田青水」さんは、琵琶の支部長をしていて、全国に公演しています。
池田さんが「八甲田山」を語りながら弾く琵琶は、涙があふれて止まりませんでした。
日露戦争の直前、1902年(明治35年)に、ロシアとの戦争に備えるために、
日本陸軍が予行演習を、青森の八甲田山で行いました。
大雪の寒中の中、記録的な寒波に襲われました。
お国のためとはいえ、199人の命がなくなりました。
世界で一番大きな遭難で、その人たちが凍死していく様を、琵琶を弾きながら語ってくれる。
お国のためとはいえ、こんな無残な悲しい本当に合ったお話を、聞くことができて感動でした。
映画とはまた違い、生で声を聴く、琵琶をもっともっと多くの人に聞いて感動してもらいたいです。
毎年「出羽遊心館」に聞きに行きたいと思います。