おはようございます。
NHKのドラマ【ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~】を
毎週楽しみに観ています。
舞台が鎌倉というのも雰囲気がいいですし
主人公の仕事が代書屋というのが面白いですね。
毎回、依頼者の注文に合わせて
紙を選び、筆を選ぶ。
セピア色のインクとか、ガラスペンとか。。。
この感じが素敵過ぎて、身震いがします!(笑)
(庭のミヤマキンバイを活けてみました)
第6回は”愛するチーちゃんへ”
亡くなったご主人からの手紙を待ち続ける婦人に
代書をするお話しでした。
チーちゃんというのが、他人事と思えないんです。
結婚前、主人からそう呼ばれていたので。。。
◆
奥田瑛二さん演じる男爵の言葉が良かった~。
男爵は10年前に奥さんを亡くしていて今は一人暮らし。
『夫婦どちらか先に逝ったら、
逝ったほうは相手が元気で長生きするように
自分の命を託していくんだ。
だから残されたものは、笑いながら生きていく責任がある』
このセリフがビンビン心に響きました。
(仏壇に飾った終わりかけのアスターを活けなおして)
この回の代書の手紙は、押し花で周りを飾り蝋引きを施し
それはそれは綺麗な仕上がりでした。
◆
『愛するチーちゃんへ
僕は今、とても美しい景色を見ています。
ここからは、チーちゃんのことがよ~く見えます。
僕は玉乗り人生を卒業しました。
だから、今度会ったときは
毎日、手をつないで好きなだけ散策しませんか。
笑顔のチーちゃんが好きです。
また会う日まで、どうぞ元気でいて下さい。
世界で一番チーちゃんを愛している僕より』
◆
言葉選びが何とも素敵で
私にとって、しみじみとしっくりのドラマです。