おはようございます。
赤毛のアン・シリーズ【アンをめぐる人々】をご紹介します。
この本は第4巻【アンの友達】の続編(飛ばして読んでしまいましたが)で
アヴォンリーの人々の生活を15章の短編で綴った一冊です。
作者モンゴメリの深い人間愛と豊かなユーモア、そして確かな洞察力が光る一冊です。
中でも『父の娘』と『ひとり息子』が好きです。
『父の娘』にはもう泣けて泣けて。。。血の宿命と親の深い愛情に感動しました。
『ひとり息子』は息子を溺愛する母の愚かさと悲しさをユーモラスに描いてあって凄いです!
モンゴメリのこうした短編も、とても面白いので第4巻の【アンの友達】も今度じっくり読みたいと思いました。
そして訳者の村岡花子さんの偉業にも感謝せずにいられません。