生きている者と暮らしていると
温かみを得る
けど
ボンヤリ
感じる温かみだけ
それだけで
もしかして
勘違いでも
突き詰めちゃいけない
もともと
あなたの事を考えて
こうしているのよ
なんて
言いながら
どこか
冷めた自分が
本当?
と
自分に質問している時もあるし
手をつないで
道を歩く老夫婦
信頼と愛情と
長い時間に
何もかも分かり合い
何も言わなくてもわかる
穏やかな優しい時間が流れる
そんな
未来は
誰にでも
年をとればそうなる
子供心に
思っていた
ホームドラマ
ですよね。
きれいに片付いた
生活感のない
ホームドラマの居間
実際は
分かり合う
と言う
自分勝手な妄想に
挫折し
突き詰めない幸せ
私たちは
そんなそんな風だ