


テーマ:足元を見せる、直線の構成
トクサを高い位置で折り曲げて、基本の形をつくり、アジサイとガーベラを配した。
先生からは、「花器のさし口の向きで、低くいけると難しいけれども、高くいけるこういうやりかたもありだわね」「ガーベラと花器の色があっていてよい」。ということで、向きを変えると違って見えるのも面白いと自分ではおもっております。

Equisetum hyemale L.
分類:シダ植物 トクサ科 トクサ属
胞子:夏に茎の先端に胞子のう穂を生じ、緑褐色から黄色となる。
特徴:北方の谷川辺に自生し、庭や池の縁に植えて鑑賞される。
地下茎は短く横に這い、節から60~100cmほどの、深緑色で円柱形
かつ中空の地上茎を直立し、束生する。節には黒色の鞘状の葉がある。
利用:茎を煮て乾かし、下駄や木工品を磨くのに用いられる。
茎を乾燥させた木賊(もくぞく)は漢方薬。
花材としての出回り最盛期は7月。
同じEquisetum属にはスギナ(E.arvenseL. )がある。
参考 1)新改訂学生版 牧野日本植物図鑑 北隆館
2)長岡求著 講談社の花手帳 花屋さんの花がわかる本 平成6年