のほほん書斎(日高茂和)

出商人 (であきんど)

先日の拙ブログで、こうもり傘の修繕屋さんのことを書いた折に、江戸の行商人のことにも話題が及んだが、先日、亡き志ん朝さんの放送アーカイブを見ていたら、そうした行商人のことを

「出商人 (であきんど)」

と表現していた。

これまでにも確かに聞いているのに、意識したことのなかった言葉だったので、新鮮な発見をした思いだった。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

落語で出商人といえば、「唐茄子屋」の話をしょっちゅう思い出す。

私にとっては、うまくいくかいかないかわからない新規開拓営業のころを、なぜか思い出して、胸が熱くなる話なのである。

唐茄子=かぼちゃにはビタミンAが豊富なのだという。

私は辛い時には、落語の「唐茄子屋」を聞いて、それを乗り越えるための心の栄養としたいと思う。
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