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のほほん書斎(日高茂和)

追悼・河合隼雄先生

河合隼雄先生。
(もちろん)面識はないが、著書をとおして私淑していたので、先生と書かせていただく。

ユング派の精神分析家として、臨床心理士として、心の問題を深く見つめて、多くの悩める人を元気に導いてこられた。
また、著書や講演をとおして、それぞれの心の課題を抱える現代を生きる人々を勇気づけてこられた。

テレビや諸々の記事で触れる先生のお人柄も人気の理由だと思う。
あたたかく、ユーモラスで、メディアを通して接しても、それが伝わってきて、元気が出てくる。
おそらく、臨床の現場で、悩めるひとの話を聞いて、聞いて、徹底的に聞くという、粘り強く大きな包容力が醸し出したお人柄なのだろう。

先週浄土へ旅立たれ、もう新たな著書に触れる事はできないが、一冊でも手持ちの本を読み返してみようと思う。

<追悼番組>
本日(22日)NHK教育テレビで23時より「追悼 河合隼雄さん・・・文化共存の道へ」

<ご参考>
http://asagi4.nichibun.ac.jp/commservlet/commlib/MenuAction.do?id=videoLibrary
「国際日本文化研究センター」のHPで、河合先生の講演の動画配信が見られます。

<余談>
mixiの河合先生のコミュニティには3000を超える方が参加していて、様々な思いが述べられている。主に中年より若い世代の参加と思うが、影響を受けている方の多さが伺える。

コメント一覧

のす
ぉぉ
一句いただきましたよ!!
そして、「ちはや」ときいて「ちはやぶる」をもってくるあたり、さすがです。
ちゃんと、神にかけてるし・・・。

実は誰かいうだろうと思ってたのですが、ちはやぶる~と返した人は意外にいませんでした。ええ

ちょっと強い意味ですが、強い子に育ってくれればと思います。
のほほん
ちはやぶる・・・
おーっ
のすさんも「カワイアン」でしたか。
あっしはえらそうなこと書いちゃったけど、先生の著作の半分も読んでないナマケ者なんですよ。白状するけど。
ユング・フロイト・心理学・・・入り口は中学生のころ読んだ筒井康隆なんだけどね。

千隼の前途を祝して一首進上

ちはやぶる神のえにしの言霊の行く手照らすぞ進め千隼よ

やはり三之助は却下でしたか(笑)
のす
そうだったんですか
今、のほほんさんのブログで知りました。

うう、本を何冊か」読ませてもらったし、
なんだか、うん。



ちなみに、河合先生にちなんだわけではなかったのですが、三男坊の名前は「千隼(ちはや)」とつけました。
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