ドラマでは、猫どのは命を賭けて悪党どもと対峙する武士でありながら、料理や美味しいものにやたらと詳しく、そのこだわりからか、自身でも板前さながらの料理の腕をもつという、実践派グルメとして描かれている。
その猫どのが、味についてのウンチクを同僚らに語るシーンが特徴的なのだが、材料へのこだわりから、最も食べるのにふさわしい季節、調理の仕方から、食べ方までを、笑み満面にてとくとくと語るのである。
聞きはじめは、半ば呆れ顔の同僚たちも、じょじょに話しに引き込まれ、語り終わるころには「もう、我慢できない!」とばかりにどよめきがおこる。・・・・・皆、美味しいものには目が無いのだ・・・・・
私もそうかもしれないが、私の知人友人には「猫どの」が何人かいる。
食べることに熱心で(より美味しくいただくことに喜びをおぼえるタイプ)、自分でも料理をするのが好きな男たちは、その経験した美味世界を語る時に、猫どのとなって、とくとくとウンチクを披露してしまう。
それは楽しく、また、次の美味しいものと楽しい時間への助走でもある。
おおかた、猫どのたちは、左利きが多いようだ。私も含めて。
さて、今度の休みには、何をつくろうか。
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