のほほん書斎(日高茂和)

人間臭さ

人間臭さまで消さないで欲しいと思う。

・・・・・・

夏が近づくと、わきの下だのなんだののニオイ消しのCMが盛んになる。

夏は汗をかくものだ。

汗をかけば汗のにおいはつきものだ。

現代の日本人で、夏場に、着るものを含めてフケツにしている奴はマレにしかいない。

日頃の暮らしで、多少の汗臭さがナンダと思う。


・・・・・

誰もがたまには時代劇を見ることもあろう。

あの時代の人たちが、目の前に現れたとしたら、人間臭さも含めて、けっこう味わい深いだろうと、いつも思う。

嗅覚から言わせてもらえば、かなり、衝撃的だろう。

髪も毎日洗うことはできなかっただろうし、歯磨きも今とは事情が違うだろう。

衣服じたいが、洗濯に向く構造ではないし、繊維は当時たいへん貴重品で、複数持つことはたいへんなことだったらしい・・・

ありとあらゆる意味合いにおいて、現代の嗅覚基準からすれば、彼らはかなりキョーレツであったに違いない。
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