アイルランドのイメルダからFBにメールが届いた。
イメルダはアイルランドからフランスのドドの見舞いに行ったのでドドの様態を教えてくれたである。
ドドはガンである、そして、その容態は今芳しくはないようである。
私が今年マザーハウスに行っている時もドドの病状の写真がボランティアが朝食をとる部屋にあるボードに貼ってあった。
イメルダのメールには彼女のことを思い出し、祈ってほしいとあった。
ぼんやりと、そうか・・・と呟き、少し時が止まったようにぼうぅっとそのメールを眺めていると、記憶の奥底から何か重い哀しみのようものがアルファベットの上から現れたような気がした。
「もちろん、祈るよ」と返信をしてから、FBのメインの画面すると、知人たちの喜びの写真があがっているそれをもうあまり見ることを望まない私が出来上がっていた。
少しゆっくりとドドへの祈りの時間、そして、彼女の姿、声を思い出す方に心はなっていた。
外の霧雨はまだ静かに降り続いている。