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人生のガイドブック
あなたは主からの知恵を求め、それを分かち合っていますか?
列王記上 2:1-9 新共同訳
[1] 死期が近づいたとき、ダビデはこう言って王子ソロモンを戒めた。 [2] 「わたしはこの世のすべての者がたどる道を行こうとしている。あなたは勇ましく雄々しくあれ。 [3] あなたの神、主の務めを守ってその道を歩み、モーセの律法に記されているとおり、主の掟と戒めと法と定めを守れ。そうすれば、あなたは何を行っても、どこに向かっても、良い成果を上げることができる。 [4] また主は、わたしについて告げてくださったこと、『あなたの子孫が自分の歩む道に留意し、まことをもって、心を尽くし、魂を尽くしてわたしの道を歩むなら、イスラエルの王座につく者が断たれることはない』という約束を守ってくださるであろう。 [5] またあなたは、ツェルヤの子ヨアブがわたしにしたことを知っている。彼がイスラエルの二人の将軍、ネルの子アブネルとイエテルの子アマサにしたことである。ヨアブは彼らを殺し、平和なときに戦いの血を流し、腰の帯と足の靴に戦いの血をつけた。 [6] それゆえ、あなたは知恵に従って行動し、彼が白髪をたくわえて安らかに陰府に下ることをゆるしてはならない。 [7] ただし、ギレアド人バルジライの息子たちには慈しみ深くし、あなたの食卓に連なる者とせよ。彼らは、わたしがあなたの兄アブサロムを避けて逃げたとき、助けてくれたからである。 [8] また、あなたのもとにはバフリム出身のベニヤミン人ゲラの子シムイがいる。彼はわたしがマハナイムに行ったとき、激しくわたしを呪った。だが、彼はわたしを迎えにヨルダン川まで下って来てくれた。わたしは彼に、『あなたを剣で殺すことはない』と主にかけて誓った。 [9] しかし今、あなたは彼の罪を不問に付してはならない。あなたは知恵ある者であり、彼に何をなすべきか分かっているからである。あの白髪を血に染めて陰府に送り込まなければならない。」
列王記上 3:3 新共同訳
[3] ソロモンは主を愛し、父ダビデの授けた掟に従って歩んだが、彼も聖なる高台でいけにえをささげ、香をたいていた。
列王記上 3:9 新共同訳
[9] どうか、あなたの民を正しく裁き、善と悪を判断することができるように、この僕に聞き分ける心をお与えください。そうでなければ、この数多いあなたの民を裁くことが、誰にできましょう。」
あなたが知っている最も賢い人が、あなたに生きるためのマニュアルを残したとしましょう。そこにはどんな知恵の言葉が書かれていると思いますか?そのページには、励ましの言葉や、困難に対するアドバイス、何をしたらよいかわからないときのための指示などがぎっしり詰まっているでしょう。そのマニュアルは、漠然とした決まり文句でいっぱいの味気ない本ではなく、著者の人生に即した非常に個人的な内容になるでしょう。そして、あなたはその言葉に固執するでしょう。
それはダビデ王が息子にしたことに似ています。死期が近づいたとき、ダビデはソロモンに神に従うよう勧め、敵と味方に関する指示も残しました。ソロモンは父に従い、それによって王国を守りました。イスラエルの2番目の王は完璧ではありませんでしたが、主を愛し、民を導くために助けを求めるほど謙虚でした(列王記上3:3、列王記上3:9)。
私たちも、人々から苦労して得たアドバイスをうまく活用することができます。しかし、もっと重要なのは、神の言葉が、その法令、戒め、儀式、証言を通して、信頼できる導きを与えてくれることです。私たちは、次に何をすべきかがはっきりしない重大な状況に陥ることもあるでしょう。そのようなときはいつでも、他の人から得た知恵を大切にします。しかし、もっと貴重なのは、主と共に過ごし、主の意志と導きを求める時間です。
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