渋いっ!僕らのTokyo Jazz Cruising♪~今夜も出航!~

Live cafe & bar 池袋Apple Jump(アップルジャンプ)店主の日誌

激レア・フライヤーとか井上 ゆかり・トリオのことなど

2008年06月27日 | ジャズ・ライブ
停泊地)水道橋 東京倶楽部(08.6/20)
メインアーティスト)井上 ゆかり(p)、加藤 真一(b)、藤井 摂(ds)

あれ!、また井上 ゆかりさんじゃん。結局追っかけかぁ、といった疑惑ももたれそうですが、そうではありません。
この間に、5つのライブ観戦を挟んでおりまして、たまたまこのBlogに登場するのが連ちゃんになってしまったということですね。

このJazz Cruising、ここのところペースがあがっています。
船長もここのところプチ・アル中状態ですね。ちょっとヤバイです。
体中の血液は、ジンとバーボンに入れ替わり、体液の大半は、トニックウォターとジンジャーエールでちゃぷちゃぷ状態。
香水は何もつけてないのに、乗組員からは“船長が通ると、レモンやライムのにおいがするわ”といわれる始末。

さて、前回のブログでフライヤー(宣伝告知チラシ)についてふれました。ただし、見たことない方も多いと思われますので、最近入手したものをアップしました。

まず左のモノクロの手書きのもの。ご存知、ブラジリアン情熱シンガー「上田裕香」さんの定期通信です。小さい頃は絵を書くことに夢中になっていたというように、なかなかインパクトあります。よく読むと“よろちくび”なんていうオヤジファンが泣いて喜ぶフレーズが添えられています。リーダーライブ会場だけで入手できるレア・アイテムですね。

それから小さいモノクロのものは、福島のアレサ・フランクリン「菅波ひろみ」さんのもの。菅波さんは、このブログで紹介できてませんが、素晴らしい歌声の情熱ソウル系シンガーです。今年になって2回観にいってます。ピアノの続木 徹さんやサックスの井上 博之さんの似顔絵が激ウマです。みなさんいろんな才能があるんですね。

それからカラーの美しいものが、本日の主役井上ゆかりさんの2枚です。
上は、リーダーライブ告知用のフライヤー。これをもって休憩時間とか各席回ります。前回の立川でも、
“へえ、水道橋でリ-ダーライブですか、はい、行きます!”とあちこちで宣言してました。
まあ、集客に苦しんでるクラブのオーナーからみれば、女神みたいなものです。

その下は本日のセットリスト(曲目リスト)。予め各席に配布されていました。
いやー、ライブ報告ブロガーにとって凄い助かります。
曲名記憶しておくの大変なんです。曲名、ちゃんと言わない人も結構いるし。

その井上トリオは、ビル・エバンスの名演で有名の「Beutiful Love」でスタート。井上さんは、季節感を出したいということで、梅雨時にちなんだ曲として「雨にぬれても」やジョビンの名曲「バラに降る雨」を披露。
この辺の編成はなかなか楽しいです。「バラ・・」はジョビンには珍しいワルツの曲で最近井上さんのライブで頻繁に聞くことが出来ます。
このペーソスの効いたフレンチポップのような妖艶な曲は、井上さんのスタイルに見事にはまっています。定番曲になりそうですね。
それから最後は、ピアノトリオの魅力を存分に味わせてくれた、オリジナルの「Vision of Crowd Horses」で締めくくり。この躍動感たっぷりの演奏に、満席の会場は大歓声となりました。

素敵なフライヤーを作り、サポートライブの合間に熱心に告知し、季節を感じる楽曲やオリジナル編成のハイレベルなパフォーマンスでおもてなし。
そして最後は満面の笑顔で送り出し。
今日集まった全員が楽しそうな笑顔で、“また来よう”とつぶやきながら帰途に着いたんじゃないかな。

9月にはついに初のホールコンサートが計画されています。
キュートな笑顔の奥に秘められた、プロのエンターテイメント魂とその行動力は尋常ではありませんよ!

コメント
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