渋いっ!僕らのTokyo Jazz Cruising♪~今夜も出航!~

Live cafe & bar 池袋Apple Jump(アップルジャンプ)店主の日誌

Apple Jump 写真館~西山瞳+2クラ、怪物・西口明宏など~

2010年11月30日 | Apple Jump ライブ報告&諸々
怒涛のような11月も終わり、無事12月を迎えました。
11月は、HPに掲載されていない、貸切を含めると過去最高のライブ&イベント数となりました。有りがたいことに満席のライブも少なからずありまして、単月では、オープン以来過去最高のお客様にお越し頂きました。

11月後半のライブからPICK-UPして、紹介いたします。


11/17 臼田道成(vocal & guitar) 、小島のり子(fl)

リオデジャネイロで活動する臼田道成の帰省ライブも恒例となってきました。特にこの日は、バースデイライブということで、大勢のファンが集結いたしました。
このライブを最後に、又ブラジルへ戻ってしまうので、次回は、来春以降になりそうです。


11/20 太田朱美(flute)、中村真(piano)

初登場の太田朱美は、以前から是非一度、当店で演奏してもらいたいと希望しておりました。コンビで以前、ツアーをしていたピアニストの中村真が、ボーカルの伴奏で来たときに、直ぐに今回のライブ編成が決まりました。こういった形で自然に出演者が広がっていくことを理想としております。
「星影のステラ」からアンコールの「オールザシングス・ユーアー」まで、名手・中村真とのコンビネーションも抜群で、この若手No.1のジャズ・フルート奏者の魅力を充分堪能できたライブとなりました。

中村真の次回は、オランダ出身のドラマーの来日に合わせた、スペシャル・ライブです。
1/16(日)中村真(piano)、吉橋厚(ts)、西嶋徹(b)、セバスティアン・カプテイン(ds)


11/22 山田友和(trumpet)、馬場孝喜(guitar)

大阪在住のトランペッター山田友和は、当店は初登場。プログラムは、山田が敬愛する、沖縄をテーマにしたオリジナルを中心に進められました。同じく関西出身の馬場孝喜とのコンビネーションも抜群。

馬場孝喜の次回は、NYのマンハッタン音楽院に留学中の期待の若手ピアニスト挾間美帆の帰省ライブ。
12/28 挾間美帆(p),馬場孝喜(guitar), 織原良次(el-bass)、柴田亮(drums)
凄く刺激的なメンバーですね。既に多くの予約が入り始めてますので、早めのご予約をオススメします。


11/24 兵頭佐和子(piano)、俵山昌之(b)、藤井学ds)

ピアニスト兵頭佐和子も当店初登場。定評ある美しいオリジナルを中心に素敵な演奏を繰り広げられました。これまた、初登場のベーシスト俵山の音色とラインがまた美しい!
兵頭の次回は、1/6(木)兵頭佐和子(piano)、石河麗(flute)、三間早苗(cello)
フルート・チェロ・ピアノのクラシカルなアレンジでオリジナル曲をご堪能ください。


11/26 西山瞳(piano)、鈴木孝紀(cl)、土井徳浩(cl)

いわゆるクラシカルなスウィング・ジャズの世界では、複数のクラリネット奏者の丁々発止としたバトルプレイなどは、珍しくありません。特に銀座界隈あたりのクラブでは。。
しかし、今回のようなモダンジャズの編成でピアノ+2クラリネットというのは、かなり意欲的というか、マニアックなスタイルですね。
プログラムは、西山瞳、鈴木孝紀のオリジナルや土井徳浩の持ち込んだ、ギンガの曲など、難曲揃い。
この編成で、しかも難曲ぞろいのプログラム。それでいて、会場は満席の中、一人も途中で帰ることなく最後まで食い入るようにステージに集中しておりました。
これはひとえに楽曲のもつ構成力と、3人の力量のなせる技か。


もう一枚。鈴木孝紀(cl)、土井徳浩(cl)

2人の音色の違いはアンブシャー(マウスピースの加え方)によるものか。鈴木が、グイっと口を引き締めているのに対して、土井の方は、口をすぼめて、ルーズに当てているのが、写真を見ると一目両全です。

西山瞳の次回は、1/14 人気の牧山純子とのDUOが組まれております。
又、土井徳浩の次回は。
1/19 土井徳浩(cl)、佐藤浩一(p)、本川悠平(b)、紺野智之(ds)




11/30 西口明宏(ts.ss)、佐藤浩一(piano)、池尻洋史(b)、大村亘(ds)

11月のトリは、西口明宏 Quartet。NYで録音したデビューアルバム「Tre Agrable」の発売記念ライブでした。
今春、活動の拠点を、ニューヨークから東京に移した、テナーサックス奏者西口明宏の当店3度目のライブ。リーダーライブとしては、初ライブです。
西口は、最近、使い慣れた国産のサックスから、CORN社のチューベリーというビンテージ楽器に変更しています。写真では解りにくいですが、とても美しいシルバーコーンです。
これが又渋い音でよく鳴るんですね。8月に初めて出演した時と全然音の迫力が違います。

そして、その長身から繰り出すテナーサックスも豪快ながら、オリジナル楽曲のスケールが又大きい。
2部のハイライトは、譜割りが難しく、共演者泣かせの「マサムネ」。
怪物・西口明宏の咆哮は冴え渡り、ダイナミックに突き抜けていきます。
これ、一聴の価値あります。
それから、佐藤浩一は、8月以来の出演でしたが、だんだん凄みを帯びてきましたね。注目のピアニストで、今後目が離せません。

西口明宏の次回は、
1/29 西口明宏(ts.ss)、佐藤浩一(piano)、清水昭好(b)、柴田亮(ds)

佐藤浩一は、他にも下記ライブが予定されております。
1/19 土井徳浩(cl)、佐藤浩一(p)、本川悠平(b)、紺野智之(ds)
1/25 市原ひかり(trumpet)、佐藤浩一(piano)


1月のライブ・スケジュールがアップされておりますので、詳細は、HPの
スケジュール欄をご参照下さい。
1月ライブ・スケジュール
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 極上のエンターテイメント、... | トップ | Apple Jump 写真館~吉本章紘... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Apple Jump ライブ報告&諸々」カテゴリの最新記事