渋いっ!僕らのTokyo Jazz Cruising♪~今夜も出航!~

Live cafe & bar 池袋Apple Jump(アップルジャンプ)店主の日誌

Phil Jones BRIEFCASEというベースアンプをゲット!

2008年12月30日 | Apple Jump 創業日誌
昨日は、渋谷のKEYという楽器店に、ベースアンプを買いに行きました。
「Phil Jones BRIEFCASE」というモデルです。
機材の選定というのは、とても難しいです。

実は、11月ごろ、「Accoustic Image」というアンプを買う直前まで行きました。色々調べると、とても評判が良いらしい。そして、知り合いのセミプロレベルのベースマンからも推薦されました。
しかし、予算オーバー。ところがしばらくすると、プロご用達の大久保ベースセンターで、状態の良い新中古が出ているのを発見。
購入直前まで行きましたが、結局様子見としました。
この時点で、まだ入居審査が出ていませんでした。もし、審査がおりなかったら自分が使いもしないものをずっと部屋に置いておく事になるわけで、さすがに躊躇しました。そして、このアンプ、あっという間に売れてしまいました。
こうなると、心理的には微妙な状態に成ります。
買っとけば良かった、、、そして、店員の言葉、“これは、人気があって、滅多に上物は出ないんです。”という発言が、まんざら購入をプッシュするためのセールストークでは、なかったようです。

今回の「Phil Jones BRIEFCASE」は、有名なプロのベーシストから推薦を受けたものです。アコースティック・ベースの増幅というのは、なかなか厄介なんだろうな、というのは、素人でもわかります。
人間の体より大きな木の箱を、太ッとい弦でズシンと鳴らす。そして駒に取り付けられた、ネクタイピンのような小さなマイクで拾って、増幅するわけです。
エレベでもアコベでも何でもいけます!などという、廉価な量産モデルで旨く処理出来るわけがありませんね。
25席程度の小さなスペースで、ピアノトリオのような小編成のアコースティックサウンド中心の編成のものに対応する、ベストな選択がこのモデルということです。ベースの自然な響きが、ストレスなく広がっていくということですね。

ベース売り場のスタッフにバリバリ弾いて貰いました。
驚いたのは、10センチちょっとしかないスピーカーが、かなりのボリュームが出て、しかも全然割れない!
“それがこの「Phil Jones BRIEFCASE」ならではの、特徴なんです。”とこの店員も誇らしげに言ってました。
写真では良く判らないと思いますが、色とかツマミとかビンテージのような雰囲気でとても気にいりました。
これで漸くベースアンプから開放されました。でも、楽器屋めぐりって、結構楽しいです。

さて、間に合いそうだったので、この後、浅草に移動して、ZINCというライブハウスで久しぶりに行川さをりさんのライブを観にいきました。
行川さん、相変わらず素晴らしいです。そして前回よりアバンギャルド指数がかなり高かったです。顔をくしゃくしゃにしながらスキャットしてました。
マリア・ヒタの「Caminho das aguas」、シコ・ブアルキの「Quem te viu, quem te vê」前回は全く予備知識がなかったけど、今回は予習充分です。堪能しました。
行川さんのライブも4月ぐらいに組みたいと思ってます。
(ご本人の感触もとても良かったですので、実現できると思います。)


さあ、今回で今年は最後の更新です。
来年は、大変な年になりそうですが、少しずつ良いものにしていきたいと思ってます。
この1年で、いろんなことがありましたが、とても充実した年になりました。
このブログ楽しくて為になるよ、などと全く面識のない人からメッセージを頂いたり、素晴らしいミュージシャンと出会ったり。

何ヶ月か前にちょっと素敵なyoutubeの映像を見付けました。
エリス・レジーナの「海のメストリサラ」をバックに、ブラジルのダンスクラブみたいな感じの女の子達が、振り付けしてます。
このなんともいえない、ゆるゆるな感じが、とても和ませてくれます。
年末のご挨拶代わりに、その映像を最後に紹介します。

それでは、良いお年を!

海のメストリサラ

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